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20〜30代ファンのハートをわしづかみ! 注目の2018年冬アニメ3選

さくら&小狼の恋物語に注目! 『カードキャプターさくら クリアカード編』

公式サイトより (7800)

2018年1月7日(日)より放送がスタートする『カードキャプターさくら クリアカード編』。CLAMP原作の『カードキャプターさくら』は、1996年より『なかよし』にて連載されました。TVアニメは、1998年4月〜1999年6月放送の『クロウカード編』、1999年9月〜2000年3月放送の『さくらカード編』以来、実に18年ぶりとなります。

驚くべきは、18年ぶりという長いブランクにもかかわらず、当時の製作陣がほぼ再結集していること。主人公・木之本桜役の丹下桜さん、”ケロちゃん”こと封印の獣・ケルベロス役の久川綾さん、大道寺知世役の岩男潤子さん、李小狼役のくまいもとこさんなど、声優陣が続投しているほか、監督・浅香守生さんやシリーズ構成・脚本の大川七瀬さんなど、スタッフも当時のメンバーが集まっています。

ここで、『カードキャプターさくら』のストーリーをおさらいしておきましょう。『クロウカード編』は、さくらの住む友枝町にばらまかれてしまった魔法のカード”クロウカード”を回収するために、ケロちゃんによって”カードキャプター”となったさくらが奮闘するという話でした。続く『さくらカード編』は、集めたクロウカードにさくら自身が魔力を注いだ”さくらカード”を使って、町で起こる奇妙な事件を解決していくというものでした。

今回アニメ化される『クリアカード編』は、2016年7月より『なかよし』にて連載がスタートした続編。前2作で小学生だったさくらたちは、中学1年生に成長しています。前作のラストで香港に帰国してしまった小狼と再会し、中学校生活に胸を膨らませるさくら。ところが、フードをかぶった謎の人物が登場する不思議な夢を見た後、”さくらカード“がすべて透明になり、効力を失ってしまいます……。公式サイトのプロモーションムービーに登場する、「すべてのカードがそろったとき、それは終わりではなく、終わりへのはじまり」というメッセージが、不穏な展開を予想させます。

TVシリーズ クリアカード編 -カードキャプターさくら公式サイト-

メインストーリーももちろん気になりますが、前作の最後に晴れて両想いとなったさくらと小狼の関係にも注目したいところです。原作マンガでは、小狼に告白されたさくらが、彼が香港に帰国する直前に「一番好きな人」であることを伝えました。アニメは少し異なり、劇場版『劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード』で告白の返事をしています。いずれにせよ、二人はもう両想いになっているということ。プロモーションムービーでも、ラブラブな二人の様子がうかがえます。
両想いになるまでをドキドキしながら見守るのが少女マンガの醍醐味とも言えますが、中学生に成長し、ちょっぴり大人になったさくらと小狼は、どんなラブストーリーを繰り広げるのでしょうか。さくらの親友・知世ちゃん手づくりの新作コスチュームも合わせて、期待が高まります!

■DATA

カードキャプターさくら クリアカード編
キャスト 丹下桜、久川綾、岩男潤子、くまいもとこ 他
配信情報 NHK BSプレミアム
原作 『カードキャプターさくら』 著:CLAMP
備考 監督/浅香守生、キャラクターデザイン/濱田邦彦
Copyright ©CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK

味方も敵も、個性あふれるキャラクターが魅力的! 『覇穹 封神演義』

公式サイトより (7804)

『週刊少年ジャンプ』にて1996〜2000年に連載された『封神演義』が、2018年1月12日よりTVアニメ『覇穹 封神演義』として復活。安能務さんが訳した中国の古典怪奇小説『封神演義』をベースに、藤崎竜さんがオリジナル要素を詰め込みながら描いた作品です。舞台は古代中国、殷の王朝時代。かつて名君と呼ばれた紂王が、お色気たっぷりの仙女・妲己の妖しい力に操られて悪政を行い、国が混乱に陥ります。そこで悪の仙道を封じ込めるため、主人公・太公望が立ち上がり、仲間を集めながら奮闘する……という物語です。

同作は、1999年に『仙界伝 封神演義』としてTVアニメ化されましたが、原作者・藤崎竜さんに「メタメタ封神演義」と呼ばれるほど、マンガ版とは異なるオリジナルの内容となりました。
今回のアニメにはマンガに忠実な展開を期待している、熱心な原作ファンも多いことでしょう。しかし、物語のスケールが壮大なだけに、果たしてどの部分をピックアップするのかは気になるところ。現在発表されている情報によると、マンガ原作の中盤ごろに展開された”仙界大戦”が中心となるようです。

『封神演義』の魅力と言えば、個性あふれる登場人物たち。仙人とあって実年齢は老人またはそれ以上でありながら、藤崎竜さんの手腕により、美男、美女、ダンディなおじさま、キュートな少年少女として描かれています。ファッショナブルなビジュアルだけではなく、さまざまなギャップを兼ね備えたキャラクター性ももちろんファンの心をつかんで離しません。味方・敵を問わず、お気に入りの登場人物にたくさん出会える作品です。
新プロモーションムービーを見ると、一見のほほんとしながらも実は崑崙一の頭脳を持つ主人公・太公望のほか、太公望のよきパートナーでありツッコミ役でもある四不象(スープーシャン)、戦闘好きな宝貝人間・哪吒(なたく)、哪吒の生みの親であり科学オタクの太乙真人(たいいつしんじん)、豪快で頼りになる黄飛虎(こうひこ)、黄飛虎の次男であり飄々とした性格の黄天化(こうてんか)、美形でナルシストな楊戩(ようぜん)、温厚な太公望の友人・普賢真人(ふげんしんじん)、ピュアで天然な太公望の弟子・武吉(ぶきち)などの人気キャラクターが登場しています。

TVアニメ「覇穹 封神演義」新PV

また”ジャンプフェスタ2018”にて、2018年春より『週刊ヤングジャンプ』にて『封神演義』の短期集中連載が行われることが発表されました。マンガとTVアニメの両方で、再び太公望たちの活躍を見られることに、ワクワクが止まりません!

■DATA

覇穹 封神演義
キャスト 小野賢章、櫻井孝宏、古川慎、中村悠一 他
配信情報 TOKYO MX 他
原作 『封神演義』 著:藤崎竜 (安能務訳『封神演義』より)
備考 監督/相澤伽月、キャラクターデザイン/山下喜光
Copyright ©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会

『銀魂』世代のバンドが最終章を盛り上げる! 『銀魂 銀ノ魂篇』

公式サイトより (7810)

2006年よりTVアニメの放送がスタートし、現在第4期が放送中の『銀魂』。
原作者・空知英秋さんが”最終章”と銘打っている『銀ノ魂篇』が、2018年1月7日よりいよいよTVアニメでもスタートします。
各所に怒られてしまいそうな”ギリギリ”感がたまらない勢いあるギャグと、人情あふれるキャラクターたちのやりとりが、2004年の連載開始から約14年もの間ファンの心をつかんで離さない『銀魂』。しかし、現在『週刊少年ジャンプ』で連載中の『銀ノ魂篇』は、かなりシリアスな展開となっています。

“天人(あまんと)”と呼ばれる宇宙人の侵略により変わり果ててしまった江戸の町を舞台に、だらしないように見えて実は剣の達人である元攘夷志士の坂田銀時ら”万屋銀ちゃん”のメンバーと、特殊警察・真選組やかつての侍仲間たちとの交流を描く『銀魂』。『銀ノ魂篇』では、いよいよ各星間国家の連合軍”アルタナ解放軍”と、銀時たちの全面戦争が火蓋を切ります。

この『銀ノ魂篇』が最終章と発表されたのは2015年のジャンプフェスタのこと。とはいえ、空知英秋さん自身、まだまだ回収していない伏線があるため、「少なくとも杉田さんの頭髪がハゲるまでは終わらないと思います」と冗談まじりに発言しているので、TVアニメではどのような展開になるのか想像がつかないのも事実です。

『週刊少年ジャンプ』2017年51号の銀魂情報ページ『はみ魂』によると、オープニングテーマは”DISH//”、エンディングテーマは”BURNOUT SYNDROMES”が担当。
同誌にて、”DISH//”は「小さい頃からずっと見て来た銀魂、そのアニメをまさか僕らの曲でスタート出来るなんて夢のようです!」とコメント。
2017年11月20日の『animate Times』の記事でも、「銀魂には沢山の感情を揺さぶられてきました。ゲラゲラ笑ったり、時には涙したり、食事シーンでお腹が空いたり…笑 ハッとする言葉に溢れていて、思わず携帯にメモしたこともあります」と、思い入れを語っています。

“BURNOUT SYNDROMES2も『はみ魂』にて、「『銀魂』との出会いは12歳、冬。直撃世代のBURNOUT SYNDROMESです。初めて買ったコミックスは4巻でした。なけなしの小遣いを握りしめて本屋へ走り、定春の表紙に心を掴まれたのです」と、少年時代のエピソードを紹介しています。

まさに『銀魂』を読んで育った“直撃世代”の両バンド。作品へのアツい想いを込めたオープニングとエンディングが、作品をますます盛り上げてくれること請け合いです!

■DATA

銀魂 銀ノ魂篇
キャスト 杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子 他
配信情報 テレビ東京系列
原作 『銀魂』 著:空知英秋
備考 監修/藤田陽一、監督/宮脇千鶴、キャラクターデザイン/竹内進二
Copyright ©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

冬アニメを見ながら、子どものころにタイムスリップ

中高生の多感な時期に、原作やTVアニメに触れていた20〜30代のファンの心をくすぐるラインナップがそろう2018年冬アニメ。物語を追いながら、当時のことを思い出し、タイムスリップしたような気分を味わえるに違いありません。
2018年もいよいよスタート、視聴・録画のスタンバイをして迎えましょう!

(執筆:飯塚ゆとり/編集:小日向ハル)

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numan編集部

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