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吉沢亮が演じた“クセつよ”なキャラ6選。美貌で観客を圧巻…魅せる演技に注目

誰もが認める超美青年にして、役によって全く違う印象になるカメレオン俳優・吉沢亮さん。

最近では大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で主演を果たし話題となりましたが、美形ながらもどこか影があり、現実離れした存在感もある吉沢さんは実写映画の常連でもあります。今回はそんな彼が演じたくせ者ぞろいのマンガキャラを紹介します。

吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』(ワニブックス)

吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』(ワニブックス)

via 吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』(ワニブックス)

ドSな演技にドキッ:『銀魂』シリーズ 沖田総悟

ジャンプの人気ギャグマンガを福田雄一監督が映画化し、実写化成功作の代表例として絵あげられることが多い『銀魂』シリーズ。

特にキャストのビジュアルや喋り方などの再現度が話題になりましたが、なかでも吉沢さんが演じた人気キャラの真選組一番隊隊長・沖田総悟役は「原作そのまま」と話題になりました。

超美青年ながらもサイコでドS、毒舌をかましまくるその様は吉沢さんのもともとの雰囲気にもあっていて、かなりのハマり役です。

特に『銀魂2 掟は破るためにこそある』で、裏切り者の隊士たちを一斉に切り殺し、「死んじまいなぁ」と吐き捨てる場面の完璧に近い再現度はすごいです。彼の演技力あってこその名シーンといえるでしょう。

クールな美しさに注目:『BLEACH』石田雨竜

週刊少年ジャンプの人気バトルマンガ『BLEACH』の実写映画では、吉沢さんは人気キャラの滅却師(クインシー)・石田雨竜を演じました。

雨竜は主人公・一護(死神代行)のライバルでクールな美少年として登場しますが、だんだんといじられて素も出てくるキャラでしたが、「死神代行編」までを実写化した映画版ではひたすらクールでかっこいい姿に徹していました。

原作の大ファンと語る吉沢さんは、雨竜のミステリアスさを表現するために「目がどこを向いているかわからない」ように演技をするなどの工夫をしています。クインシーが使う弓矢・弧雀(こじゃく)を構えるポーズの美しさにも注目です。

一護役の福士蒼汰さんとの共演は、役柄の関係性もあって『仮面ライダーフォーゼ』のフォーゼとメテオを連想させ、特撮ファンも湧きました。

日本アカデミー賞でも認められた名演技:『キングダム』嬴政、漂

春秋戦国時代末期、秦国が中華を統一するまでの戦いを描く人気マンガ『キングダム』の実写版で、吉沢さんは主人公・信(演:山﨑賢人さん)の幼なじみの漂と、漂が影武者となる秦王・嬴政(えいせい・後の始皇帝)の2役を演じています。

吉沢さんは同作で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ、さまざまな賞を受賞しました。

奴隷の身分から成り上がろうとしていた漂と、さまざまな過去を背負い苦難の道を進む若き王・嬴政、同じ顔ながらも全く違うバックボーンを演じ分けています。

表情や声色だけでなく、二人の剣術のスタイルも全く違う点が見事です。4度目の共演となった山﨑さんとの関係性も互いに高め合う盟友、信と嬴政(漂)に重なって胸が熱くなります。

仕草まで徹底的に再現:『東京リベンジャーズ』佐野万次郎

和久井健先生の人気マンガ『東京卍リベンジャーズ』の実写映画『東京リベンジャーズ』で、作中最強のカリスマヤンキーの佐野万次郎、通称・マイキーを演じた吉沢さん。

彼がマイキー役であることが実写企画の絶対条件だったともいわれており、吉沢亮さんは髪型から佇まい、ゆるい表情から戦闘シーンの鬼神の如き形相や身のこなしまで徹底的に再現しています。

彼が演じた役のなかでも相当にハードルが高いキャラでしたが、山田裕貴さんが演じたドラケンとの2トップの相性の良さもあって、原作ファンからも「そのまますぎる」「ついていきたい」と絶賛を浴びました。

強いけどおチャラけキャラの学生時代のマイキーと、凶悪な犯罪組織となった「東京卍會」のトップで虚無的に過ごしている佐野万次郎の演じ分けも見事です。

実は一番のハマり役!?:『斉木楠雄のΨ難』海藤瞬

吉沢さん自身が「一番のはまり役」「自分の中にあるものしか使っていない」とインタビューで語ったほどの役が、原作も大ファンという『斉木楠雄のΨ難』のイタすぎる中二病の少年・海藤瞬です。

吉沢さん自身がいちばん好きなキャラと語る海藤は、薄い水色の髪に手に包帯を巻き、悪の秘密結社「ダークリユニオン」と戦っているという設定を自身に課しているものの、本当はビビりで優しい男。設定モリモリです。

吉沢さんはそんなイケメンなのに超残念という原作の海藤をそのまま再現、ヤバさも可愛らしさも併せ持つ魅力的なキャラとなりました。

暗い美青年の極致…!:『リバーズ・エッジ』山田一郎

最後は、岡崎京子先生の伝説の名作を実写化した『リバーズ・エッジ』。吉沢さんは二階堂ふみさんとW主演で、いじめられっ子でゲイの高校生・山田一郎役を演じました。
同作は吉沢さんが得意な「暗い美青年」役の極致のような名演を見せており、口元のケガも、ゲイを隠すためのカモフラージュとしてメンヘラ気味の女の子(演:森川葵さん)とつき合ってるのも、河原で見つけた死体を「宝」と呼んで癒しで眺めているのも、すべてがピッタリです。

死んだ目と頭の回転の速さは伝わるけど心ないしゃべり方など、多くを描かずとも「こいつならそういうことしてそう」という説得力のある演技でした。

その美貌からルックス面がまず先に注目されがちな吉沢さんですが、漫画のキャラを演じ分ける演技力も見事なもの。
原作の“イケメン”ぶりを損なわず再現してくれる、貴重な俳優かもしれません。

(執筆:今泉)

■吉沢亮の『ヒロアカ』愛が“ガチ”だった…!「コスプレ企画が本気」「親近感わくw」
https://numan.tokyo/anime/hK0oN
■映画『東京リベンジャーズ』吉沢亮の“黒髪マイキー”が美しすぎる…!「解釈一致」「さすがのクオリティ」
https://numan.tokyo/drama-stage/hS2mQ
■映画『東京リベンジャーズ』の感想は?「顔が良すぎて絵ヅラが強い」「3次元に降臨した…!」
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numan編集部

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