【祝・誕生日】櫻井孝宏が演じたキャラを振り返る。BLの異名や“裏切りそう”の元凶は？『鬼滅の刃』『ハイキュー』etc

6月13日は声優・櫻井孝宏さん47歳のお誕生日。

これまで『コードギアス』シリーズや『BLEACH』など様々な作品に出演し、近年では『呪術廻戦』の夏油傑の徹底した悪役っぷりが話題を呼んでいます。

また、櫻井さんは絵が上手いことでも有名で、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』では、最終回のエンドカットの原画を担当し、話題になりました。

今回は、櫻井さんのお誕生日を記念して、寡黙なキャラクターや日本一有名なニートのキャラクターなどをご紹介します。BL作品での異名やラジオ番組などもチェック♪

言わずと知れた人気作『鬼滅の刃』。主人公・竈門炭治郎が鬼化してしまった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すために奮闘していく物語。

冨岡義勇は、最初は鬼化した禰󠄀豆子を殺そうとしていたのですが、命がけで互いを守ろうとする炭治郎と禰󠄀豆子に心を打たれ、炭治郎に鬼殺隊への入隊を勧めた男。水の呼吸を操る水柱です。

根は優しく情に厚い面があるのですが、感情を表に出すことはほとんどなく口下手なため、他の柱から苦手意識を持たれている部分があります。そんな一面を持っているせいか、同じ柱の胡蝶しのぶには「天然ドジっ子」と呼ばれています。

櫻井さんを元々推していた人が義勇にハマるというパターンはもちろん、「イケボすぎる」「イケボにしびれる」と鬼滅から櫻井さんの沼に落ちていく人も多数。

しかし、『フルーツバスケット』や『東京喰種』など膨大な出演作に「見切れる気がしない……」と嬉しい悲鳴が上がっています。

烏野高校バレー部を舞台に小柄な少年、日向翔陽が「小さな巨人」と呼ばれていた選手に憧れ、バレーを始める物語。月島明光はアニメのセカンドシーズンから登場した、日向のチームメイトで同級生の月島蛍の兄です。

中学生の頃からバレーを続けており、社会人チーム「加持ワイルド・ドッグス」に所属。中学時代はエースでありながら、高校ではベンチにすら入れないという大きな挫折を経験。弟の蛍が冷めた性格になったのは、そんな自分を目の当たりにしたせいではないかと責任を感じているキャラクター。弟とは正反対の明るい性格です。

櫻井さんはキャスト発表時、自身も2人の弟がいると語り「男兄弟ってちょっと難しいです。「兄」がキモなんですよね、やっぱり」と、実体験をコメント。「どれだけ兄貴できるかで、兄弟間の絆の太さが違ってくるんです。精一杯、月島明光します」と熱意を明かしていました。

江戸時代末期、地球に襲来した「天人（あまんと）」という宇宙人との戦いに負け、天人の支配下におかれてしまった江戸の町を舞台にしたSFコメディ時代劇。コメディの中にも主要人物の過去や生い立ちなどシリアスな場面も多い作品で、2度にわたり実写映画化もされています。

斉藤終は「真選組」の一員。剣術の名手である沖田が一目おくほどの剣術の達人ですが、口元をマフラーで覆い、ほとんど人前で喋らないキャラクター。その理由はシャイで恥ずかしがり屋であり、周囲と話すのが苦手なだけだったのですが、隊内の内偵調査を任されることになります。新撰組の斎藤一がモチーフ。

前述したとおりほぼ喋らないキャラクターのなのですが、策略にはまり裁判にかけられてしまった際、何とか弁明するために斉藤の代わりに銀時と神楽が言葉を発し、声だけは斉藤になるというシーンでは非常にコミカルな櫻井さんが登場。ファンからは「銀さん、神楽ちゃんでシンプルにすげぇ」「コメディの櫻井さんありがたい」と賛辞の声が上がりました。

漫画家、赤塚不二夫さんの『おそ松くん』を原案にしたオリジナルアニメ作品。20歳を過ぎても定職につかず、ニートライフを謳歌している個性豊かな6つ子たちとその周りの人たちの日常をダイナミックに時にファンタジックに描いた作品。

松野おそ松は、6人兄弟の長男。兄弟の中で一番平凡な見た目で本人もそれを気にしているため、「プレーン」と呼ばれると激しく怒り狂います。パチンコなどのギャンブルを人生の楽しみとしています。弟たちにちょっかいを出しまくり、基本的には長男として見る影もないのですが、失恋に傷ついた十四松をなぐさめるなど、まれに弟思いな一面を見せます。

おそ松は、櫻井さんのファンからも人気の高いキャラクターで、「高めのおちゃらけボイスが可愛い」「ハマり役はおそ松さんだと思う！」との声が上がっています。

6つ子を演じるのは超人気声優ばかり。長男としてあのメンツをまとめ上げる櫻井さんはさすがです。

「シビュラシステム」というシステムによって、完全監視社会になった日本を舞台に「公安局刑事課一係」に所属する刑事たちが自身の過去や凶悪犯と向き合い、葛藤して行く姿を描いたもの。

櫻井さんはシリーズ全てに出演しているのですが、第1期と第2期・3期で全く異なった役を演じています。今回は第1期に登場した槙島聖護をご紹介。

槙島聖護は、第1期のキーマン。「シビュラシステム」の監視から逃れられる特別な体質をしており、それを利用して犯罪者の手助けを行う殺人鬼です。冷酷非道ながらも紙の本で読書をすることにこだわるなど非常にインテリな一面があります。

槙島は、櫻井さんの演じるキャラクターが何か一物を抱えていそうだと言われることになったきっかけのキャラクターで、ファンからは「槙島聖護を超えるラスボス櫻井はいない」「櫻井孝宏がヤバいイメージついた元凶」「何年経っても色褪せないキャラクター」と槙島をイチオシにあげる声が多く見られます。

『学園ヘヴン』、『純情ロマンチカ』などBL作品にも出演していた櫻井さん。BL作品に出演していたのは実質2年ほどなのですが、有名作品に出演していたことや短い期間にも関わらず100枚近くのBLCDが発売されていたこともあって、ファンからは「BL界のプリンス」の異名で親しまれていました。

2021年1月の『有吉反省会』に森川智之さんが出演し、Twitterで「BL界の帝王」がトレンドした際にも話題にのぼり、「未だにBL界のプリンスで話題になるのか」「櫻井がプリンスだったんだよ……」と当時のことを思い出した方々がいるようです。

ラジオも多数出演しており、文化放送では関智一さんと長沢美樹さんがパーソナリティをつとめていた『智一・美樹のラジオビッグバン』の番組内で「櫻井孝宏の嗚呼、いっぱいいっぱい」を担当。

インターネットラジオの『超!A&G+』などの番組にも出演しています。

今回紹介できませんでしたがゲーム『ファイナルファンタジー７』（クラウド役）などの人気作にも出演している櫻井さん。他にも『海賊戦隊ゴーカイジャー』など特撮作品にも出演、ナレーションなど多方面で活躍されています。

6月6日には『おそ松さん』の新作アニメが制作されることも発表されましたし、今後もますます楽しみなことが増えそうですね。お誕生日おめでとうございます！

名前：櫻井孝宏（さくらい たかひろ）
生年月日：1974年6月13日
出身地：愛知県岡崎市
血液型：A型
身長：177cm
所属：インテンション
愛称：たかぴろ、さっく、サクちゃん、サックー、さくっち