わけがわからないのです…!『ひぐらし』第22話、沙都子ループの新事実に驚愕。過去編のヒントが?

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”を軸に、第1期では「鬼隠し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれ、2020年秋、完全新作『ひぐらしのなく頃に業』として再アニメ化されました。

3月4日(木)に放送された第22話「郷壊し編 其の伍」では、沙都子がループするようになった経緯が判明。これまでに明かされなかった事実も……そして衝撃のラストに!

沙都子の「嘘だッ!」にザワッ…

前回、カケラの世界で謎の女性の力により、この世をループする力を手に入れた沙都子。
そこから何度もループを繰り返しては、さまざまな手段で梨花がルチーア学園への進学を止めようとします。
ある世界では「わけがわからない」と混乱しつつも「沙都子をひとりぼっちにはしない」という梨花。
沙都子は「嘘だッ」と叫び車道へと倒れ込み、やり直すことを選択。次の世界では雛見沢を出ないよう諭しますが梨花の意思は変わらないことを知り、自ら刃物を首に近づけます。

説得に失敗する度、命を投げる沙都子に、視聴者は「まるでゲームのリセマラみたい…」、「沙都子の執念が恐ろしい」と戦慄。
また、沙都子の「嘘だッ!」は鬼隠し編で登場したレナの名台詞。沙都子の口から同じ言葉が聞けたことに「きたーーー!」「沙都子の“嘘だッ!”をいただきました」「まさかここで聞けるとは……」と驚きつつも喜びの声が上がっていました。

そんな沙都子の徒労を愉しそうに見ていた謎の女性は、カケラの世界へ戻った沙都子に梨花が辿った長い年月を告げます。
100年を繰り返した梨花の決意はそう簡単には変えられない。沙都子は梨花と同じ全てのカケラを追体験させてくれと女性に頼むのです。

沙都子が追体験した世界はひぐらしファンにとって懐かしいものですが、中には旧作で未放送だったシーンも。
入江が「H173は全て破棄されたはず」と言うのを沙都子が聞いたのは、H173の注射器が1本なくなっていた第17話のあのシーンに関係してくるのでしょうか。

失踪した兄の悟史が入江機関に入院していた事実もわかり、何かを決意したように悟史に「さよなら」を告げる沙都子
「まさか梨花への想いがあんなに大好きだった‟にーにー”を上回るとは…」、「“さよなら”には、もう元の自分には戻れないっていう意味もあるのかな」と複雑な心境になった人も多いようです。

新ルール追加で考察が再び大盛り上がり!

ほか、今回新たに分かった事実は“梨花の後に沙都子の命が絶たれるという条件を満たせば、二人で同じカケラの世界に行ける”というルール。

考察を続けてた視聴者も「だから梨花ちゃんと沙都子のループが相討ちしてたのか」と改めて納得。
また、「やっぱりこの女性は羽入に代わるオヤシロ様っぽいな」、「鬼狩柳桜のことも沙都子に教えたんじゃ?」といった推測も見られました。

梨花の後に沙都子が消えるというルールによってファンの間で再び盛り上がっているのが、「綿騙し編」「祟騙し編」の考察。

「綿騙し編」では、沙都子がなぜ山狗と園崎家に突入したか?という謎。
これは、行方不明になった梨花を魅音か詩音が手にかけたと沙都子が推測し、事実を確認しに行ったと考えた人が多いよう。

「祟騙し編」では大石が梨花たちを手にかけましたが、沙都子がその場に現れたのは銃で撃たれるためなのではと推測する人も。また、「猫騙し編」で圭一が皆を手にかけた時は、沙都子は死んだふりをして梨花が襲われるのを待っていた可能性が。

もう一つ気になるのは、沙都子は梨花の‟直前の記憶が欠損する”という点を利用し、梨花を手にかけループしようとしている点。
「猫騙し編」のラストで沙都子は梨花に銃を向けましたが、あの時の梨花は直前の記憶を持ち越せるようになっていたため、殺したら犯人だとばれてしまいます。その後二人の本当の対決に突入し、鬼狩柳桜が使われるのでしょうか。

ほかにも、ED「不規則性エントロピー」のジャケットで盛り上がった詩音と沙都子の共犯説は事実なのか?など、現時点ではまだ謎だらけのひぐらし。
次回「郷壊し編 其の六」でそれらの事実が明らかになるのか、注目です。

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numan編集部

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