『名探偵コナン』で一番役に立った知識は…アニメ中の小ネタが凄すぎる『銀魂』『こち亀』『はたらく細胞』etc.

先日は、ネット上で「＃一番役に立ったアニメ知識」という話題が注目を集めました。
『名探偵コナン』『銀魂』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『はたらく細胞』など数々の作品名が挙げられ、そこに描かれた役立つ知識の数々がタイムラインを駆け抜けました。

本記事では、そのなかでも特に注目を集めていた知識について作品とともにご紹介。みんなの役に立ったのはどんなシーン？

特に話題になっていたのが、コミックス16巻で披露された"時計で方角を知る方法"です。
コナンが「まず時計の短針を太陽の方に向けるんだよ」「日本は北半球だから、その短針と文字盤の12との中間にある方角が真南になるってわけさ」と欄に説明するヒトコマには感心した人が多数。

「時計の短針を太陽の方に向けると、その短針と文字盤の12との中間にある方角が真南」という方角を知る方法、「指1本で触るより思いきってパーで触った方がバチってきにくい」という静電気の避けかた、「お茶に含まれるタンニンで毒を中和する」というウミヘビに咬まれた時の応急処置など、博識なコナンからは、いざというときのためにも知っておきたい知識を得たという人が多いようです。

その他にも『名探偵コナン』には刺された人への応急処置や衰弱している人への対処、後ろから捕まえられたらしゃがむと逃げやすい、針金のハンガーで鍵を開ける方法など、いつか使う時が来るかもしれない知識が盛りだくさんなようです。
針金のハンガーに関しては、実際にこの方法で閉じ込められた部屋から脱出できた人もいるんだとか。

もちろん、「ビールに塩を入れることで泡が復活するのは知れてよかった」「電池が切れた携帯はバッテリーを温めると復活するという知識を得たおかげでお迎えを呼べたことがある」「スープは飲み方によって味が変わるって知ってラーメンがさらに美味しくなった」といったコメントが挙がるなど日常生活で役立つ知識も多く、まさに教科書のようにいろいろなことを学べる作品だと言えるでしょう。

なかでも「葬式って初めていくと意外とみんな明るくてビックリする」という回で描かれた葬儀の作法が役立ったというツイートが共感を呼び、6万件を超えるいいねを獲得。
「本当に真面目に役立った」「葬式があるたびこれ見て予習してる」「おばあちゃんの葬儀の時、お葬式はじめてだったお母さんと一緒にこれ見たなあ」などの反応があり、宗派や地域による違いはあるものの基本的な作法としてこれを心に留めているという人が多く見受けられました。ギャグ回だったこともあり、みんなの心により印象深く心に残っている様子。

また、アニメ『銀魂』の名物とも言える手書きのタイトルにも「役立った」の声が。

日常のささやかなシーンが描かれることも多い『銀魂』だからこそ、私たちも使える知識がたくさんありますよね。

特に、「ライブの動員数を考慮しつつ会場選びをすることでチケットを完売させる」というイベント会社の企業努力についての説明シーンには「めっちゃ勉強になる」「なるほど……そういうことだったのか……」「目から鱗。そしてわかりやすい！」「機材をどけて席を増やすって聞いたことあるな」と多くの人が頷いていました。

毎度いろんなことをやり始める両津勘吉が主人公なだけあって、作中はさまざまな分野の雑学や豆知識の宝庫。
ネット上でも「これ！　っていうのはないんだけどとにかくこち亀からは色々学んだ」「こち亀からは生きるのに必要な大抵の知識を得られる」「こち亀はもうある意味バイブル」という声が挙がりました。

そのため「一番為になったアニメ」「はたらく細胞のおかげで細胞のテスト高得点だった」「保育士試験にも出たとこがあって助かった」「コロナワクチンの副作用についてもはたらく細胞の“獲得免疫”を見ればある程度何が起こってるのかわかる」と支持を集めていました。

あなたの役に立った知識はありましたか？　机に向かって学ぶのとは違い、魅力的なキャラクターやストーリーに触れながら自然と知識が頭に入っていくのがアニメのいいところ。これからもアニメを観ながら、楽しくいろんな知識を身につけていきたいですね。