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山﨑賢人、実写化映画の筆頭格!ストイックに演じきったキャラ4選『ジョジョ』『キングダム』etc.

近年マンガ実写化の主演を数多く務め、「実写化と言えばこの人」というイメージが定着している俳優が山﨑賢人さんです。これまで映画、ドラマ10作以上で実写化に出演しており、もはや請負人と言っても過言ではありません。

クセのないプレーンな顔のイケメンで、さまざまな役に染まれるだけでなく、ストイックに役に向き合い現場の評判もいいという山﨑さん。端正な顔立ちから少女漫画原作作品の出演が多い印象もありますが、今回は彼が主演を務めたなかでも男女ともに楽しめる実写映画・ドラマ5作品を紹介します。

山崎賢人 ファースト写真集 『 現在地 』(ワニブックス)

山崎賢人 ファースト写真集 『 現在地 』(ワニブックス)

via 山崎賢人 ファースト写真集 『 現在地 』(ワニブックス)

ファンも納得の忠実度:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』東方仗助役

荒木飛呂彦先生の人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』のなかでも、人気が高い第4部を実写化した作品で、スペインロケも行い独特な世界観を再現した映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』です。

ヒットにつながらず第一章と銘打ちながらその後続編が作られていないのが残念ですが、スタンドバトルの描写やキャストの演技などはなるべく原作に忠実になるように工夫がされており、原作ファンの筆者でもある程度納得できる映画になっていました。

歴代ジョジョ主人公のなかで、ガチガチリーゼントのもっとも奇抜な髪型の東方仗助を演じた山﨑賢人さんは、最初は『ジョジョ』の世界観に対して線が細いイメージだったのですが、あの髪型でもイケメンが損なわれないビジュアルや、普通の青年っぽさも熱血な雰囲気も両方出せる演技力で、だんだんと仗助に見えてきたように思います。

特に虹村兄弟(岡田将生さんと新田真剣佑さん)との戦いは、原作の流れにも忠実かつCGのクオリティも高く、かなり楽しめました。

ボケを受け止める安定感!?:『斉木楠雄のΨ難』斉木楠雄役

麻生周一先生の人気ギャグマンガを、実写化コメディの名手・福田雄一監督が映画化した『斉木楠雄のΨ難』。山﨑さんはピンク髪で頭に変な装置をぶっ刺した超能力者のポーカーフェイス主人公・斉木楠雄を演じています。

ビジュアルの再現度は山﨑さんが演じた役のなかでも一番ではないでしょうか。予告編で「山﨑賢人最近実写出過ぎじゃね」という世間の声にセルフツッコミを入れていたのも印象的です(笑)。

基本的に表情を崩さずモノローグでツッコミを入れる(さすがに原作と違ってたま~に人と話していましたが)役で、その他の橋本環奈さんや吉沢亮さん、賀来賢人さんら強烈すぎる面々のコメディ演技を「受ける」役回りでしたが、中心にいる山﨑さんの安定感があったからこそみんな安心してボケられたのではないでしょうか。

また、橋本さん演じる斉木に惚れている美少女・照橋さんが、本来の無表情とは違う斉木を妄想する際には、山﨑さんは破顔一笑のとんでもない顔芸の数々を披露してくれました。特に、稲川淳二さん(本人出演)の怪談を聞いてガタガタブルブル震えている照橋妄想シーンは爆笑です。

映画「斉木楠雄のΨ難」オリジナル・サウンドトラック

映画「斉木楠雄のΨ難」オリジナル・サウンドトラック

via 映画「斉木楠雄のΨ難」オリジナル・サウンドトラック

10キロの減量で挑んだ:『キングダム』シリーズ信役

中国の春秋戦国時代末期が舞台の原泰久先生の大ヒット歴史アクション漫画を映画化した『キングダム』シリーズは、大規模な中国ロケとハイクオリティなアクション、キャストの熱演で、当初の予想をはるかに上回るクオリティの実写化となって大ヒットを記録しました。

山﨑賢人さんはもともと『キングダム』連載10周年の特別PVでも信役を演じていましたが、晴れて大スクリーンで信として大暴れすることとなります。

戦争孤児の奴隷出身の身から天下の大将軍を目指す信を演じるにあたって、山﨑さんはストイックな役作りで10キロの減量を敢行、さらに剣術のトレーニングも積んで、アクションシーンも実際に演じています。
そんな努力もあって、痩せぎすながらも確かな意志と熱意を感じさせ、我流ながら剣の腕も立つ主人公・信を見事に体現しています。坂口拓さん演じる元将軍・左慈とのバトルは必見です。

原作者の原先生も「原作の1巻から5巻の信よりも、山崎くんが演じた信の方が魅力的だった」とコメントを寄せるほどでした。22年7月公開の続編も楽しみです。

惨劇後の演技は必見:『今際の国のアリス』有栖良平役

Netflix独占配信のドラマで、麻生羽呂先生の同名マンガを実写化した『今際の国のアリス』は、世界190か国に配信され話題を呼びました。日本のドラマ業界では不可能なNetflixならではの巨大予算で、無人の渋谷のオープンセットまで作られ、その壮大なスケールに度肝を抜かれます。

映像的スペクタクルも大きな見どころですが、『今際の国のアリス』の最大の見どころは頭脳と精神を揺さぶる、命がけの「げぇむ」です。山﨑さん落ちこぼれの青年・有栖良平ことアリスを演じ、体力はからきしで自分に自信もないけど、ひらめきはピカイチな主人公を実在感たっぷりに演じて作品を引っ張りました。

ただの切れ者ではなく、死に怯え、自信のない自分を叱咤しながら状況に立ち向かう等身大の青年として繊細な演技を見せており、特に中盤のある惨劇の後の精神が崩壊したかのような演技は必見です。
また、4度目の共演となったもうひとりの主人公・宇佐木柚葉役の土屋太鳳さんとのコンビネーションも息ぴったりで、彼女の前向きな姿勢で徐々にまた気力を取り戻していくさまも自然でした。

『キングダム』が攻めの主人公だったのに対し、『今際の国のアリス』は巻き込まれ方の受けの主人公で、まったく違う印象になっているのがさすがです。

“実写といえば山﨑賢人”となかばネタ的に言われることも多い山﨑さんですが、恋愛映画からアクション映画までこなす実力は確かなもの。今後の映画界を担う一人としてさらなる活躍を期待したいところです。

(執筆:今泉)

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numan編集部

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