『ダイの大冒険』第55話、ハドラーの男泣きがツラい…バーン様のネイルは意外と可愛い「オリジナルかな？」「オシャレ」

アニメ『ダイの大冒険』第55話は「黒の核晶」。ダイを眠らせ、竜魔人としての力を開放するバラン。ハドラーとの激闘がはじまります。そのバランとハドラーの勝負を、不穏な笑みを浮かべながら見つめる大魔王バーン。

地上では、ポップたちも親衛騎団と激戦をくり広げていますが、思わぬ形でその戦いが中断されることになるのでした。バーンのおそろしさが浮き彫りになり、新たな展開を迎えた55話。ハドラーの男泣きのほかバーンの意外なネイルアートが可愛いと話題に！？　感想をSNSの声とともにふり返ります。

竜魔人と化したバラン。ハドラーは、全力で戦えることに歓喜しますが、その力量差は圧倒的すぎました……！

まさに“赤子の手をひねるように”ハドラーを叩きのめすバランに「序盤中盤に出てきていいボスではなかったことがよく分かる」「竜魔人のラスボス感が強すぎて」「人の心を取り戻した真の竜魔人ゆえにダイ達と戦った時より強いという理由付けの説得力」と、その強さを改めて噛みしめる声が続出していました。

竜魔人バランに対し、ハドラーに勝ち目はないことを悟ったバーンは、「情け」として黒のコアを爆発させようとします。
その物言いと、ハドラーに肩入れしているミストバーンに敢えて同意を求める姿に「黒のコアを『情け』で使おうとするバーンの外道ぶり」「ミストバーンがハドラーに思い入れてることも、それでも自分を裏切ることは絶対にないことも全部わかってやってる」「バーン様マジ外道」と、視聴者も絶句。

ここへきて、大魔王バーンが“どのような人物なのか”がどんどん明らかになり、その非道さが際立ってきていますが……。

このシーンで注目を集めたポイントがもうひとつ。黒のコアを発動させるべく動かした小指の爪のマークが……ちょっと可愛すぎた！？（笑）

「バーン様のネイルアートがオシャレすぎる件www」「ネイルのデザイン、バーン様オリジナルかな？ 」「物騒な爆弾を作動させるにはそれはあまりにも可愛すぎる」と、思わずツッコんでしまった視聴者の声が多く見られました。

バランは、戦いに紛れてハドラーから黒のコアを摘出、ドラゴニックオーラでバーンの魔法力を防いで爆発を抑え込みます。

自分の体に爆弾が埋め込まれていたことすら知らなかったハドラーは、バーンからの裏切りと同時に、バラン・ダイがまったく本来の力を出せていなかったことなどを知り号泣。

SNSには「何も知らず戦っていた自分への不甲斐なさといった色々な感情が混じっていそうで改めて見ると色々やるせない」「こんなの魔族じゃなくても自尊心ズタズタになるわ」「武人としての誇りを踏みにじられてしまったらな…」と、ハドラーへの同情の声が……。

ハドラーの変化がとても丁寧に描かれてきたからこそ、ハドラーの涙の意味が痛いほど伝わってくる場面でした。

黒のコアを発動させるため、ミストバーンがバランとハドラーの元にあらわれます。
信頼を寄せていたミストに、俺は駒に過ぎなかったのか？と問いかけるハドラー。そんなハドラーに、ミストバーンは「大魔王様のお言葉は全てに優先する」と返答するのでした。

この答えに「ええ、何よりも優先されます、ミスト自身の抱える想いよりも」「バーン様への忠義とハドラーへの情の間で揺れる葛藤を振り払う名セリフ」「意思表明であり決別の言葉なんだよな…」と悶絶する声が続出。ハドラーが納得する姿も含め、二人の関係性が辛い……。

そうしてついに正体を表したミストバーンは、すさまじい魔法力でバーンにしか爆発させられないはずの黒のコアを爆発させるのでした。
ミストバーンの正体はいったい……？という疑問もありますが、ひとまずはその素顔がイケメンすぎると話題に！

「素顔こんなにイケメンなの！？」「はーーー！！カッコええなーー！！」という声もある一方、ある視聴者が呟いた、“額の飾りが百均で売っているハロウィンのグッズみたい“というツイートが話題に（笑）。

小指のネイルアートといい、大魔王のシンボルはちょっと可愛く見えてしまうのかも……!?

ミストバーンの放った魔法力により黒のコアが大爆発、死の大地は吹き飛んでしまいます。
クロコダインのとっさの判断のおかげで、地上にいたポップたちは全員無事でしたが……上空に飛んだポップは、自分たちがバーンパレスごと空中に浮かび上がったことを知るのでした。

いっぽう、眠らされていたダイが目にしたものは……第56話は 「受け継がれる心」。ついにバーンパレスの姿も明らかになり、ここからますます目が離せません！

（執筆：森本マリ）