『ONE PIECE』光月家は“Dの一族”の可能性が?裏付ける3つの理由とは…

尾田栄一郎先生が描く週刊少年ジャンプにて連載中のマンガ『ONE PIECE』。

張り巡らされた伏線に次から次へと考察が生まれ盛り上がる本作ですが、特に物語最大の謎といっても過言ではないのが“Dの一族”について。主人公のルフィはもちろん、作中の名だたるキャラクターたちが持つ“D”の名ですが、実はワノ国の光月家にも“Dの一族”説があるのをご存知でしょうか?

先日放送されたアニメ版第974話では、釜茹での刑が執行され、光月おでんの最期が描かれました。おでんが死に際に見せたある特徴から、光月家はやはり“Dの一族”ではないかとの見方が強まっているのです。果たして、その特徴とは? また、光月家が“Dの一族”とされる理由とは……?

※記事の性質上、本編の内容に触れています。

『ONE PIECE Log Collection “...

『ONE PIECE Log Collection “ZOU"』画像

via 『ONE PIECE Log Collection “ZOU"』より

【1】おでんのある特徴が“Dの一族”と一致?

光月おでんの死と“Dの一族”の死には共通するポイントがあります。それは、笑顔で死ぬという点。“D”の文字を横にすると、笑った口の形に似ていることからも、“Dの一族”と笑顔には関連があるとされており、中でも特に死に際の笑顔は注目されているのです。

海賊王ゴール・D・ロジャーも、頂上戦争で命を落としたポートガス・D・エースも、クザン(青キジ)の技で凍りついていったハグワール・D・サウロも、笑顔を浮かべて死んでいきました。また、モンキー・D・ルフィはもちろん死んでいませんが、かつてバギーにロジャーと同じ処刑台で殺されそうになった時に死を覚悟して笑い、周囲をザワつかせていましたよね。

作中にはベルメールヒルルクドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)など“D”の名がなくても、笑って死んでいった人物も存在しています。ですが、“D”の名を持つキャラは笑って死んだことが語り継がれたり、あえて笑った口元をアップで写したりと、笑顔が特に強調されていることが伺えます。

光月おでんもそのその一人で、原作では一コマでしたが、アニメでは死ぬ間際の笑顔がより色濃く描かれていました。この笑顔強調は、光月家が“Dの一族”であることの匂わせではないかと言われているのです。

余談ですが、“Dの一族”ではない人物も含め、作中を通して笑って死んでいったキャラクターは次の世代へ「意志」を繋いで死んでいったとの説もあります。例えば、エースはルフィに、ベルメールはノジコナミに、サウロはニコ・ロビンに、そしてもちろんロジャーは自分の代わりに世界をひっくり返してくれる誰かへ、といったように……。

「意志」といえば、“Dの意志”の言葉がチラつきます。笑顔と“Dの一族”の関わりはやはり深いと言えそうです。

【2】ポーネグリフを作った一族…「月」は「D」を意味している?

そして、“Dの一族”には月の住人の末裔やその血を引く一族なのではないかというという説があり、近年は“Dの一族”には月との密接な関わりがあることが有力視されています。その筆頭にあるのが“D”の文字が半月の形に似ているという点から“D”は“月”を表しており、“Dの一族”は月の住人と地球人のハーフ(半月)という考察。

物語の舞台がワノ国に移り光月家が登場すると“D”=“月”という上記の説に則って、光月家の“月”も“D”を意味しているのではないかと噂されているのです。

なぜ“D”を使わず“月”と表記するのかについては、“D”であることを隠すための漢字表記、単に“D”の和名など諸説あるよう。

さらに、ラフテルから帰還したおでんの証言により、実はかつてポーネグリフを作ったのも、ワノ国をある強大な力から守るため鎖国したのも光月家だったと判明し、空白の100年やワンピースの全貌を紐解くのに繋がる超重要な一族であることがわかっています。この点をふまえると、さらに光月家が“Dの一族”である可能性が高まりそう。

また、光月家であるおでんとモモの助が持つ“万物”の声を聞く力は“Dの一族”のロジャー・ルフィと共通しています。しらほしも似た力を発揮していたりとこれは“Dの一族”特有の能力というわけではないようですが、特別な力を持っているところにも注目しておきたいですね。

【3】光月以外にも…空白の100年を知る重要人物がいる!?

そして、ワノ国には光月家以外にも“○○月”という一族が複数存在します。それは将軍家である光月家に仕えた、黒炭家以外の4つの大名家天月」「霜月」「雨月」「風月。この4家にも“Dの一族”の可能性はあるのでしょうか?

今のところ根拠となりそうな事実はありませんが、天月の名を持つおでんの妻・トキに注目。

彼女はトキトキの実の能力で800年前からやってきた過去の人物です。これはおでんと出会った当時の証言であるため、現在の時間軸でいうと実際は830年ほど前からやってきたということ。

つまり、トキは900〜800年前の「空白の100年」の時代をドンピシャで生きていた人物ということになります。“Dの一族”かどうかは定かではありませんが、天月家もまた、物語の謎に関わる一族なのかもしれません。

海賊にしろ、海軍にしろ、革命軍にしろ、とにかく海で名を上げた強者が多い“Dの一族”。名だたる“Dの一族”に並んでも引けを取らないほどのおでんの強さや功績に加え、20年後の未来に希望を託し笑顔で死んでいったこと、彼の祖先による鎖国やポーネグリフの製作、“D”と“月”の関係……これらをどう考えますか?

光月家が“Dの一族”ではなかったとしても、空白の100年やポーネグリフに関わる重要な一族として今後も要注目です! おでんの息子で象主(ズニーシャ)に命令を下すことができた唯一の人物、モモの助の今後の活躍にも期待が高まりますね。

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numan編集部

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