『半妖の夜叉姫』第17話の謎。麒麟丸の本は聖書の可能性が?希林理と同一説が濃厚に。理玖との関係は…

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。1月30日に放送された第17話「二凶の罠」では、理玖から四凶の一人、饕餮の居場所を聞いた夜叉姫たちが退治へと向かいます。

そんな第17話では、麒麟丸と理玖に繋がりがあることが判明……! 二人の関係性や正体をめぐって、さまざまな考察が生まれています。また、麒麟丸と希林理の同一人物説がさらに濃厚に。その理由とは?

麒麟丸と理玖。その関係は親子?上司と部下?

麒麟丸が理玖を「腹心」と表現したことにネットでは波紋が広まり、二人の関係性についてさまざまな議論がなされています。

腹心であるいうことは、麒麟丸にとって理玖は信頼のおける人物であるということ。麒麟丸と理玖には以前から親子説も囁かれていますが、そうならば腹心という表現もおかしくはありません。

実は海外では、理玖と『犬夜叉』の登場人物、四魂の玉を生み出した古の巫女・翠子のアイシャドウの色や髪型が似ていることや、理玖の半妖説をふまえ、麒麟丸と翠子の間に生まれたのが理玖という考察が盛り上がっており、親子説はやはり有力なよう。

また、麒麟丸の話しぶりや、理玖が麒麟丸を様付けで呼んでいたことから理玖が麒麟丸の部下であるというように感じた視聴者も多かったよう。麒麟丸にとって、理玖は右腕のような存在なのでしょうか。

中には麒麟丸と理玖の風貌が似ていることから、かつて奈落神楽をはじめ分身を数多く生み出していたように、自分の分身である理玖を腹心と呼んだのではないかと考察をする人も。

どんな関係であるにせよ、麒麟丸と理玖には深い繋がりがあるとみて間違いなさそうです。

麒麟丸はいい人?すべては理玖の差し金か

一方で、理玖は麒麟丸の配下にあるかのように見せかけて、実は虹色真珠を手に入れたい一心で腹心という立ち位置を利用して自分の都合のいいように麒麟丸を操っているのではないかという考えも広まっています。

夜叉姫たちを倒し虹色真珠を手にしようとしていたり、過去には殺生丸犬夜叉が協力するよう根回しをしていたり、麒麟丸サイドにも夜叉姫サイドにもいい顔をしているようなつかみどころのなさがその印象を強くしているよう。

そして、麒麟丸と是露との会話からは、「半妖嫌いも人間嫌いも是露が言ってるだけって感じ」「麒麟丸、言うほど夜叉姫倒したい気持ちなさそうだけどなぁ」「忘れっぽくて抜けてる感じだし穏やかそうだしやっぱいい人そうなんだよな……」など、麒麟丸にラスボス感をあまり感じなかったという感想が多く挙がりました。

そのため、麒麟丸は黒幕ではないだろうという説が再び浮上しているのです。

麒麟丸は理玖を腹心と言うほど信頼しきっており重要なことも彼に任せている様子。今回の第17話では理玖がもろはに饕餮の居場所を教えて夜叉姫たちをおびき出したように、麒麟丸のことも上手く口車に乗せている可能性は高そうですよね。時代樹の言う「この世を荒廃した末法末世に変えようとしている」のは、実は麒麟丸ではなく理玖なのかも……?

麒麟丸=希林先生が濃厚に……本に注目!

また、今回麒麟丸が読んでいた本が洋書なのではないかという考察が話題になっています。見切れてはいますが、確かに麒麟丸が手に持っている本は戦国時代の日本にはそぐわない海外の本の雰囲気。

イギリスのことわざをよく使う英語教師でとわの担任の希林理との同一人物説がある麒麟丸ですが、洋書を読んでいたのであればこの説も可能性が高まってきます。

中にはこの本が旧約聖書なのではないかという考えもあるようで、理玖が初登場時にりんごのことを「forbidden fruit」と旧約聖書の内容になぞらえて話していたことにも繋がってくるのではないかと言われているのです。

麒麟丸と理玖の繋がりが明らかになり、その関係性や正体の謎はさらに深まる一方。二大黒幕候補の二人ですが、果たして今後どのような動きを見せるのか……目が離せません。

半妖の夜叉姫|18話「殺生丸と麒麟丸」|予告

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numan編集部

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