ダメよ。入っちゃいけない場所に…『ひぐらし』古手梨花のゾッとするトラウマ台詞といえば

雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”を皮切りに、キャラクターたちが‟ループする惨劇”に立ち向かう姿を描いた『ひぐらしのなく頃に』。2006年に初めてアニメ化されてから、その恐ろしい描写で毎回「怖すぎ!」とお茶の間に衝撃を与えてきました。

15年以上前から様々な展開をしている『ひぐらし』には印象深いセリフも数多く存在します。
そこで今回は、雛見沢で崇められる神社の巫女・古手梨花の、皆がトラウマになるような‟ぞっとした台詞”&シーンをご紹介。
梨花といえば、普段は「にぱー」が口ぐせの可愛い少女でありながら、実は雛見沢を100年もループしていた『ひぐらし』の‟裏の主人公”ですが……?

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト 画像

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト 画像

「東京に帰れ」

梨花の言葉で「一番びくっとした」という人が多いのが、旧作『暇潰し編』の「東京に帰れ」ではないでしょうか。

ある日、ダムの建設計画で無くなろうとしている雛見沢村を訪れた、刑事の赤坂
無邪気な様子で、赤坂に村を案内する梨花ですが……「村はダムに沈まない」「もう決まっていること」と占い師の予言のようなことを言いだします。
そして、幼い少女から急に大人の表情に変わり、「東京に帰れ」「帰らないと後悔する」と忠告したのです。

今でこそ梨花がループしているというのは周知の事実ですが、この時はまだ梨花の本性がアニメで描かれていなかったため、「え、梨花ちゃん……?」、「何これ怖い」と赤坂と一緒に視聴者も戸惑うことに。

また、梨花の「ボクたちはここでしか生きていけない」という言葉も、単に「地元を離れたくない」という意味ではなく‟あの病気”のことであると、旧作『ひぐらし』を全て観た人にはわかるでしょう。

「あと何年かすれば私は……」

後日、ダム建設が中止になったので「村に平和が戻る。よかったじゃないか」と梨花に言う赤坂。
すると梨花は「ふふ……」と不気味な笑みを浮かべ……あと何年かすれば自分は命を奪われる、それもまた決まっていることだと物騒なことを告げます。

これまで圭一や魅音にもループしていることを黙っていた梨花。
しかし、雛見沢の風土に染まっていない赤坂なら、この運命に一石を投じてくれるのではないか?
半ば賭けのような気持ちで打ち明けたようです。

旧作『ひぐらし』を全て観た人からは、「当時はぴんと来なかったけど、いま観ると胸が締め付けられるシーン」、「このあと梨花ちゃんがこぼした‟死にたくない”って言葉が、切実でつらすぎる……」といった声が。

『ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編』 (スクウェア・エニ...

『ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編』 (スクウェア・エニックス)

via 『ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編』 (スクウェア・エニックス)
しかし、赤坂刑事は後に梨花の‟ヒーロー”となる男。
彼がどのように梨花の、そして雛見沢の運命を変えてくれるのか、旧作を最後までチェックしていない方は、ぜひ見届けましょう。
CD『神様のシンドローム』ジャケットより

CD『神様のシンドローム』ジャケットより

via CD『神様のシンドローム』ジャケットより

「だめよ。入っちゃいけない場所に……」

こちらは2020年10月から放送された『ひぐらしのなく頃に業』の言葉。

圭一は旧作『綿流し編』と同じく、またしても詩音にそそのかされ祭具殿に入るという禁忌を侵していました。
旧作では圭一の告白を優しく受けとめた梨花ですが、今回は本性をあらわにし……「だめよ。入っちゃいけない場所に。それも綿流しの日に」と冷たく笑ったのです。
さらに圭一を「あんた」と呼び、もうこの世界も何もかも‟終わっている”と、あきらめたような発言まで。
もうループのことがバレても構わない、とヤケになっているようにすら見えます。

これまで可愛らしい少女だった梨花しか知らない圭一は、もちろん驚愕。

視聴者も梨花が本性を出す瞬間は何度か見ていますが、「今回が一番鳥肌!」という人も多かったようです。
同時に、「何度も同じ出来事を繰り返して、うんざりする梨花の気持ちもわかる」と同情する声も。

圭一には赤坂と同じく運命を変えてくれる人として期待をかけていた梨花だけに、同じことは繰り返してほしくなかったのかもしれません。

本性をあらわにした姿が‟黒梨花”とも呼ばれている古手梨花。
今年7月から放送される続編『卒』では、黒幕・沙都子とどのように対峙するのか?も注目されています。

ほかにもたくさんの“トラウマ台詞”や名言がある本作。あなたの印象深い台詞は誰のどんな言葉ですか?

■嘘だッ!『ひぐらしのなく頃に』竜宮レナに恐怖を感じた‟トラウマ台詞”といえば…
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古手梨花 プロフィール

古手梨花(ふるで・りか)
CV:田村ゆかり
古手神社の一人娘。
同学年の沙都子と同じ家で生活をしている。
毎年6月に行われる「綿流し祭」では巫女役を務めている。
子猫のような愛くるしさで、周囲をいつも和ませるが、時に年齢に似合わぬ冷静さも見せる不思議な雰囲気の女の子。
自分のことを「ボク」と呼び、「み~」「にぱ~☆」などの口癖を持つ。
(公式サイトより引用)

誕生日:8月21日
星座:しし座
血液型 :B型
口癖:「にぱ~☆」「~なのですよ」

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numan編集部

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