今から『銀河英雄伝説』を読む?観る?それとも聴く?田中芳樹作品ならこの1本!

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銀河英雄伝説』が最初に刊行された時のスタイルは、ノベルズ版(新書版)でした。現在は文庫版に形を変えていますが、書店やネット販売できちんと全冊購入可能です。アニメ化前に予習したいという方にはぜひ原作を読んでいただきたいところです。

もちろん、何の知識もなくまっさらな状態で楽しみたいという方もいるでしょう。しかし、なにぶん原作刊行当時から30年が経過しています。あのシーンはどう描かれるのだろう、このキャラクターは出てくるのだろうかといった、ちょっとした言葉はTwitter等でどうしても出てしまうでしょう。ネタバレに配慮して欲しいと思っても、実際はなかなか難しいことは予想されます。そうなると、他人の解釈抜きでまっさらに物語を楽しむならば原作を読んでしまうのが一番です。

また、原作を読むことでアニメに登場するキャラクターの理解が深まるのもポイントです。とくに外伝ではキャラクターの日常や過去の事件などが描かれていることが多く、本伝で活躍する彼らがなぜそうなったのか、普段どうしているのかといった部分が見えてきます。華麗な戦闘シーンやわかりやすい格好よさだけでなく、人としての魅力を感じながら楽しむために、ぜひ原作を読んでみてください。

旧アニメやコミカライズでの手軽な入門もオーケー!

原作小説は本伝10冊、外伝5冊と、全15冊になっています。少し小説は苦手だから、その長さは気軽には読めないと感じる方がいるかもしれません。もうちょっとてっとりばやく中身がわかる方法が欲しいという場合には、旧アニメとコミカライズを入り口としておすすめします。

まず、全体を丁寧に理解したい、小説は少し苦手だけれどアニメならたくさん見られるという方には、旧アニメがぴったりです。本伝全110話、外伝全52話という膨大な時間を使って外伝の一部を除き丁寧に描いています。序盤に多少オリジナル要素があったり、終盤につなぎ回となる歴史のおさらいのような回がはさまったりはしますが、基本的には原作どおり。時間はかかりますが、作品全体をしっかりと楽しむことができるはずです。現在は各種動画サイトでも配信されていますから、比較的チャレンジしやすいのではないでしょうか。

そこまで時間がかけられないという場合、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』の予習としてならば道原かつみさんによるコミカライズがおすすめです。徳間書店から『銀河英雄伝説』として全11冊が刊行され、現在は『銀河英雄伝説 英雄たちの肖像』というタイトルで続編が描かれています。この全11冊の方が、原作本伝の2巻までをメインに時系列として同じ頃にあたる外伝のエピソードを一部追加する形になっていますから、本伝1巻にあたる部分からスタートする予定だという『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』の予習にはぴったりです。

もう1つのコミカライズとして、現在ヤングジャンプで連載中の藤崎竜さんによる作品があります。こちらは外伝で描かれたラインハルトの幼年時代から時系列で原作を組み立て直す形をとっていますし、オリジナル要素も多く入っています。『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』の予習にはあまりならないかもしれませんが、リアルタイムで楽しみたい方はこちらも読んでみると楽しいでしょう。

もう1つ、オーディオブックという入り口もあります。こちらは外伝の2巻を除いてすべてを声優・ナレーターの下山吉光さんが朗読しているもので、通勤・通学中などを利用して楽しみたいという方にもちょうどよさそうです。外伝2巻に関しては、旧アニメで唯一アニメ化されなかった部分なのですが、それを取り戻すように旧アニメキャストを集めたオーディオドラマが作られています。また、ユリアンの日記という体裁である外伝2巻ならではですが、旧アニメでユリアンを演じた佐々木望さんによる朗読版も作られています。iOSやAndroid向けのアプリが用意されているほか、オーディオブック専門のサービス”kikubon(キクボン)”や、Amazonのオーディオブックサービス”Audible”でも楽しむことができます。

田中芳樹作品に触れるなら今がチャンス!

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