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杉田智和さん演じるアニメキャラ5選!!人気声優のアドリブの上手さは業界一!?

【銀魂シリーズ:坂田銀時】

坂田銀時

坂田銀時

アニメ『銀魂』シリーズは、空知英秋の同名マンガを原作とした作品で、これまでにテレビシリーズ4作、劇場版2作、2017年7月には実写版が製作されています。
シリーズ構成の大和屋暁と初代監督・高松信司の巧みな手腕により原作のテンションと毒を巧みに再現し、過激な部分を含めてほぼ忠実にアニメ化され、ジャンプ作品とは思えないほどパロディーと下ネタの嵐で人気を誇るという稀有な作品です。

杉田さんが演じるのは、普段は死んだ魚のような目をしており、マイペースかつ向上心ゼロの怠け者ですが、いざというときにはキラめく男・坂田銀時
坂田銀時というキャラクターをわかりやすく説明すると、

①白髪というか銀髪というか絶妙な色の天パ
②かつて攘夷(じょうい)戦争に参加し、”白夜叉”の異名でその名を轟かせた伝説の攘夷志士
③甘いものが大好きだが糖分の摂りすぎを気にしており、パフェは週一でしか食べられないので、普段はいちご牛乳を飲んでいる
④普段から余計かつ卑猥な言動・オヤジギャグをよく放つ上に金に汚く、極端に図々しい一面も
⑤連載当初はボケを連発していたが、周りに自分以上のボケが増えたことで、ツッコミに回るように
⑥ドSであり、沖田と組んで土方をイジる際には”ドSコンビ”と言われ、猿飛あやめ(M)からそういう意味でも慕われている
⑦約束を守ることを何より重んじ、例えそれがもうこの世に存在しない相手と一方的に結んだものであっても、或いは無理やりに約束させられたことであっても、身命を賭して守り抜こうとする
⑧いっぱいあって書ききれない

以上の説明からも、坂田銀時という役が、シリアスもギャグもツッコミもボケもこなす役であるということは、お分かりいただけたと思います。
その様々な顔を持つ坂田銀時を、杉田さんは持てる演技力の全てを使って演じられています。
ギャグは涙が出るほど笑えるし、シリアスは勝手に涙が出てくるほど泣ける。原作自体が泣いて笑える作品ではありますが、それを更に深みのあるキャラクターにしているのは杉田さんの演技力あってこそ。杉田さんが気になる方は見ておかないと損しますよ!! 2017年10月から新シリーズ『ポロリ編』(ギャグや短編中心の特別編)がスタートしていますので、ぜひチェックしてみてください!
余談ですが、この『銀魂』以降の高松監督作品全てに杉田さんが出演されていますので、そちらも合わせてご覧になってみてくださいね。

■DATA

銀魂
キャスト 杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、若本規夫、杉田智和、藤原啓治、小林ゆう 他
配信情報 テレビ東京系列 他
原作 空知英秋(週刊少年ジャンプ連載中 集英社刊)
Copyright ©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

【涼宮ハルヒの憂鬱:キョン】

キョン

キョン

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、谷川流の『涼宮ハルヒ』シリーズのライトノベルを原作とした作品です。キャラクター原案はいとうのいぢ、映像は京都アニメーションが制作し、2006年4月からOAされました。

杉田さんは、ごくごく普通の高校生キョンを演じており、物語はキョンの視点で進みます。その中心にはヒロイン涼宮ハルヒとその仲間たちが繰り広げる日常的非日常があります。
ハルヒの作った”SOS団”の団員その1で、ハルヒ絡みの厄介事から逃げられない苦労人。子供の頃に抱いていたサンタクロースなどの幻想と非日常へのあこがれを高校生の頃には既に諦めていたキョンですが、高校に入ってハルヒと出会うことで、宇宙人やらタイムリープやらの非日常を体験することになります。傍若無人と言えるハルヒをいさめることができるのも、そのハルヒが心を許すのもキョンだけ。平々凡々とした高校生には似つかわしくないほどの非日常が、彼の高校生活を彩っています。
そんなキョンを演じる杉田さんの声のトーンはほぼ地声に近いものです。息継ぎはどこでしているのか? と思うほどテンポよく喋り続けるセリフの一連は必聴ですよ!

■DATA

涼宮ハルヒの憂鬱
キャスト 杉田智和、平野綾、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子 他
配信情報 TOKYO MX 他
原作 谷川流(『涼宮ハルヒ』シリーズ ザ・スニーカー掲載 角川書店刊)
キャラクター原案 いとうのいぢ
Copyright ©2006 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団 ©2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

【翠星のガルガンティア:チェインバー】

翠星のガルガンティア

翠星のガルガンティア

アニメ『翠星のガルガンティア』は、ニトロプラスの虚淵玄をシリーズ構成に迎えたプロダクションI.G制作のオリジナル作品です。
遠い未来、人類は宇宙へ進出し、宇宙生命体ヒディアーズとの戦争を長年に渡り続けていました。銀河同盟軍のパイロットであるレドは、戦闘から離脱する際に母艦のワープに巻き込まれ、人型戦闘機“チェインバー”とともにいずこへか転送されてしまいます。
目覚めてみると、そこは氷河期が到来して滅んだはずの地球……。闘うことしか知らなかった少年レドが海の上で暮らす人々にふれ、人間らしさを取り戻し、やがて人類の秘密を知るまでの物語です。

杉田さんは主人公レドの乗り込む戦闘機チェインバーのAI音声を演じています。ロボット役なので音声に加工がされており、いつもの低音とはちょっと違った響きが楽しめます。
チェインバーはロボット故に平坦な口調ですが、レド同様ガルガンティアの人達と触れ合うことで人間の感情を学習していきます。特にクライマックスでのレドとのやり取りは、本当に涙なしには見られません。彼の『生存せよ 探求せよ その生命に最大の成果を期待する』という無機質なはずのセリフの意味は、ぜひ実際にご覧になっていただきたいです。熱いセリフは声を張れば良いというわけではないと思わせる杉田さんの演技力。『くたばれ、ブリキ野郎』は本作の一番の名言だと筆者は思っています。

■DATA

翠星のガルガンティア
キャスト 石川界人、杉田智和、金元寿子、茅野愛衣、阿澄佳奈、伊藤静、小西克幸 他
配信情報 TOKYO MX 他
原作 オケアノス/シリーズ構成:虚淵玄(ニトロプラス)
Copyright ©オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

【妖狐×僕SS:青鬼院蜻蛉】

妖狐×僕SS

妖狐×僕SS

アニメ『妖狐×僕SS(いぬぼくしーくれっとさーびす)』は、藤原ここあの同名のマンガを原作として、2012年1月にOAされました。

妖怪の先祖返りが集うマンション、メゾン・ド・章樫(あやかし)。そこに主人公である白鬼院凛々蝶(しらきいんりりちよ/CV:日高里菜)が入居するところから物語は始まります。杉田さんは凛々蝶の許嫁である青鬼院蜻蛉(しょうきいんかげろう)を演じています。
蜻さまは長い黒髪に常に目元を覆うマスクを装着しており、常に俺様でやかましい変態です。一瞬で相手をSかMか見分けることができるなど、観察眼に優れていますが、言動はほぼ下ネタ。放浪癖があり、帰ってくる度に卑猥な土産をみんなにばらまきます。でも童貞。
字が下手なため、召使いの御狐神双熾(みけつかみそうし/CV:中村悠一)に凛々蝶への手紙の代筆をさせていました。しかしその結果、二人が近づくきっかけを作ってしまい、結果、自身は身を引くという意外とイケメンなところもあります。しかし基本はただの変態です。
同じ先祖返りの一員である髏々宮(ろろみや)カルタに対しては家族愛的な態度でかわいがっており、カルタも「かげさま」と慕う姿がこれまたとっても可愛いです。

杉田さんの音程としては、先に上げたチェインバーに近い音程でちょっと高めとなっています。それが蜻さまの雰囲気にピッタリですよね。中村さん演じる双熾の低音ボイスとの会話も注目ポイントです。ちなみに、蜻さま担当のアニメの5話と10話に流れるエンディングテーマは、ピー音連発&モザイク多発で話題になりました。未視聴の方はぜひご覧ください!

■DATA

妖狐×僕SS
キャスト 日高里菜、中村悠一、細谷佳正、日笠陽子、江口拓也、宮野真守、杉田智和、花澤香菜 他
配信情報 TOKOMX 他
原作 藤原ここあ『妖狐×僕SS』(月刊ガンガンJOKER連載 スクウェア・エニックス刊)
Copyright ©Cocoa Fujiwara/SQUARE ENIX
©藤原ここあ/スクウェアエニックス・「妖狐×僕SS」製作委員会・MBS

【坂本ですが?:前田あつし(あっちゃん)】

坂本ですが?

坂本ですが?

アニメ『坂本ですが?』は、佐野菜見による同名のマンガを原作とした作品です。2016年4月からOAされました。本作のナレーションは『ルパン三世』の次元大介で知られる小林清志さんが担当されています。

杉田さんは、みんなに慕われる坂本くんを敵視しながらも憧れてやまないキャラ、あっちゃんを演じます。
あっちゃんは入学当初から顔の良い坂本が気に入らず、いじめようとします。しかし、その際に吸っていたタバコを放置して校内で火事を起こしてしまい、あろうことか坂本にかばわれてしまいます。
そこから禁煙するようになったり、坂本のシャボン玉の技を見たいがために、シャボン玉遊びをしてみたり。でもその坂本は、久保田くん(CV:石田彰)と仲が良くて嫉妬したり。
何でもスタイリッシュにクールにこなす坂本に憧れながらも、彼に認められていない(と思いこんでいる)劣等感がまざりあうあっちゃん。その感情を、不良たちも恐れる3年生・深瀬にいいように操られてしまい、坂本を害しようとするのですが……?

あっちゃんはすぐに照れたりすねたり、感情表現のストレートなキャラクターで、それが一見無表情の坂本との良い対比となっていました。
この役は杉田さんの地声に近いトーンなのですが、そもそもあっちゃんは従来の杉田さんが演じられてきたキャラの中ではかなり”普通”の役どころでもあるので、そちらに注目してご覧になってみるのも楽しいと思います。ちなみにこの作品も『銀魂』と同じ、高松監督ですよ。

■DATA

坂本ですが?
キャスト 緑川光、石田彰、杉田智和、武内健、檜山修之、森久保祥太郎、堀江由衣、中原麻衣 他
配信情報 TBS・MBS系列 他
原作 佐野菜見(ハルタ連載 KADOKAWA刊)
Copyright ©佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会

まとめ

以上、”杉田智和ボイス”を各種堪能できるキャラクターをご紹介しました!
杉田智和さんから紡ぎ出される、魅力あふれるキャラクターたちは今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんいますので、これがオススメ! というのがありましたら編集部までお知らせください!
今後も杉田智和さんの活躍から目が離せません!!!

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numan編集部

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