アニメ『鬼滅の刃』遊郭編、OP映像が意味深…。旧OPは別れを意味していた？【第1話】

皆が号泣した無限列車編が終わり、いよいよシリーズ初アニメ化となる『鬼滅の刃』遊郭編が開幕！
第1話「音柱・宇髄天元」では、前半で煉獄家を訪れた炭治郎のエピソードが、後半で宇髄天元とのひと悶着が描かれ、さらに新OPが初お披露目となりました。
SNSの声をもとに、特に話題になったシーンを振り返ります。

※記事の特性上、内容に触れています。

遊郭編では、鬼滅シリーズで初めてAimerさんが主題歌を歌唱することも、放送前から話題に。
楽曲『残響散歌』にのせたOP映像は、シリアスな無限列車編と比べて花火のあがる音柱らしい‟ド派手”なものになっており、「最高！かっけええええ」、「新たな‟鬼滅”の幕開け」などTwitterでトレンド入りし続けました。

ピアノを交えた和モダンな曲調も、鬼滅シリーズでは新鮮ではないでしょうか。

また、Aimerさんといえば『Fate』シリーズの楽曲が特に有名ですが、そちらとまた違い「ノリノリな曲のAimerさんも良い！」、「クールな声と疾走感のバランスが絶妙」とファンを魅了しています。

映像については、テレビアニメ無限列車編のOPと比べた考察も。
無限列車編も遊郭編も、出だしはロゴとともに炭治郎と‟柱”が正面を向いた構図になっており、あえて似せているのが「煉獄さんから宇随さんにバトンタッチしてるようで泣ける」と感じた人も見られました。

意味深なのはその後。
煉獄と炭治郎は反対方向へ駆けだすのに対し、宇随と炭治郎は‟並んで”同じ方に向かっており……今回のOPでは善逸・伊之助含め、宇随とはひたすら並んで駆ける姿が描かれています。

この違いに、「煉獄さんとは背中を預けて戦い、宇随さんとは一緒に暴れ回る関係」という印象を抱いた人がいる一方、煉獄と炭治郎の方向は「‟別れ”を意味していたのでは…」という考察も見られ、答えはないものの皆さまざまな想いを馳せたようです。
EDの方も、無限列車編と比べるとまた何か発見があるかもしれません。

また、炭治郎たちと戦っている女性の鬼・堕姫とは別に、宇随が対峙している謎の男にも注目。
原作を読んだ方は知っている‟あの人物”と思われますが、いまだキャストが発表されておらずSNSで予想合戦が加速しています。

１時間スペシャルの前半は、「煉獄さん」への想いで全‟鬼滅ファン”を号泣させた無限列車編のあと、煉獄家を訪れた炭治郎の波乱が描かれました。
煉獄杏寿郎の父・槇寿郎は昔、‟柱”として立派に戦った人物ですが……。

杏寿郎を「おろかな息子」と罵ったあげく、炭治郎の耳飾りを見て「日の呼吸の使い手だな」と殴りかかる槇寿郎。
日の呼吸は全ての呼吸の中でも最強らしく、その使い手だからといって「調子にのるな」と言われる炭治郎ですが……逆に煉獄を救えなかった悔しさで「（調子に）のれるわけないだろう」、「クソジジイ！」と激高します。

これには鬼滅ファンも「あの‟良い子”な炭治郎がクソジジイなんて……」、「これはよほどのことだよ！」と驚き。
最後、得意の頭突きで反撃したことには、「不死川さんの時と同じだ（笑）」と笑いが漏れたようです。

酒に溺れてからは、息子を全く褒めなかった槇寿郎。
しかし、一人になると感情があふれたように涙を流す姿が、「人前じゃ泣けないんだなあ……悲しくないわけはないよ。態度がどうあれ立派に育てた息子だもの」、「煉獄さんを救えなかったって悔しさは、炭治郎と同じだと思う」と皆の胸を締めつけました。

遊郭編の任務では、ド派手な色男の‟音柱”宇髄天元が炭治郎たちを率いることに。
これまでもアニメに登場していますが、炭治郎、善逸、伊之助との本格的な絡みは初めてです。

今回は、アオイたちを無理やりかついで任務に連れて行こうとするのを炭治郎に「人さらい！」と咎められるという、ドタバタな登場に。

しかし、その強引さとともに「予想以上にイケメンだった。腕筋たまらん」、「煉獄さんとはまた違うアニキ感！ これはこれで慕いたくなる」と早くも惚れる女子が続出。
小西克幸さんの男らしい声色も、「‟粋”でぴったり」、「小西さんの演じたキャラで一番好き」と好評のよう。

元・忍（しのび）という少し闇のある過去も、魅力を倍増させているのかもしれません。

そして、そんな宇随に「お前を柱とは認めない！」と頬をふくらませる炭治郎には「可愛いｗｗｗ」の声が。
「代わりに俺‟たち”が行く！」でヒーローのように集結する善逸・伊之助も「三人の一体感増してる！善逸は震えてるけど（笑）」、「炭治郎がボスっぽいのも良い（笑）」など、前半でしんみりした皆の気持ちを癒しました。

まさに「最高の開幕」と皆を沸かせた、遊郭編の初回１時間。
ほかにも、冒頭の無惨から猗窩座へのパワハラに「猗窩座、血い吐いちゃってるじゃん…」、OPには「なんで善逸だけ‟女の子”の格好のまま！？（笑）」など、まだ盛り上がりは収まる気配がありません。

次回、宇随との任務がどのような始まりとなるのか、注目です。

●放送情報
・全国フジテレビ系列
2021年12月5日より、毎週（日）夜11時15分～

・TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビ
12月11日（土）夜11時30分～放送開始

●配信情報
・2021年12月6日（月）より配信中
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※第2話以降は毎週（月）夜0時から配信。