『半妖の夜叉姫』第9話の謎。とわたちは時空が歪んだ世界にいる?犬夜叉も関わる3つの疑問点

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。11月28日に放送された第9話「冥王獣の冥福」では、とわせつなもろはが四凶の一人・混沌の退治へ向かいます。父・冥王獣の仇である混沌を倒したい冥福に出会い、助太刀することに。

今回は犬夜叉』でも登場した妖怪、冥王獣に関わるストーリーが展開されましたが、これをきっかけに半妖の夜叉姫』の世界は時空が歪んでいるのではないかという説が浮上しました。それを裏付ける三つの理由とは……!?

【1】犬夜叉に倒されたはずの冥王獣が……?

今回、四凶の混沌冥王獣という妖怪を仕留めたことで何物も通さない鎧甲を手にしたと発言していました。そして、冥王獣の息子・冥福も確かに混沌のことを父の仇だと言っていました。

しかし、ここで疑問点が。

冥王獣はかつて『犬夜叉』の作中で、苦戦の末に犬夜叉金剛槍破によって倒され魍魎丸の中に取り込まれるという末路をたどったはずなのです。

では、混沌が倒したという冥王獣は犬夜叉たちの前に現れた時のように、また何者かによって生き返ったのか、はたまた当時の冥王獣とは別の個体なのか……?

ネットでは、この世界の時空が歪んでしまっているために犬夜叉たちの戦いがなかったことになっているのではないかと囁かれています。次回も『犬夜叉』に登場し、すでに死んでいるはずの妖怪、金禍銀禍が登場することからこの考察がより支持を集めています。
また、中には『犬夜叉』のパラレルワールドとして描かれた別世界だと考察している人も。

【2】歳の取り方が不可解?妖怪や半妖の年齢の謎

とわ・せつな・もろはが出会った冥王獣の息子・冥福は幼い子供の見た目でありながらその齢は50であると語り、とわたちを驚かせました。その驚きぶりから察するに、とわたち夜叉姫3人の14歳という年齢は見た目年齢のみでなく、実際に生きた年数でもあるのでしょうか

とわたちは14歳であるということ以外に情報が明かされていませんが、犬夜叉は見た目が15歳でありながら200年以上生きているということもあり、妖怪や半妖の年齢の重ね方は人間と違うというのは視聴者からするともう有名な話ですよね。

妖怪の冥福が幼児の見た目で実年齢は50歳。半妖の犬夜叉が15歳の見た目で実年齢は200歳以上。ということは、犬夜叉と同じ半妖(四半妖)のとわたちも14歳の見た目なら実年齢はゆうに100を超えているはずなのではないか……? との意見が注目されているのです。

もしも時空が歪んでいるのなら、とわたちが見た目年齢=実年齢の状態であることや、寿命が長い妖怪の殺生丸と、時代樹に封印されて時が止まっていると思われるりん以外の親世代のキャラクターが登場しないことも説明がつくのではないかと言われています。

一方で、年齢の重ね方に関しては妖怪や半妖各々の「個体差」で説明がつくだろうという意見も。

【3】とわのモノローグ「二つの世界が同時に存在する」

第7話からは、オープニングにとわのモノローグが入っています。その内容は「とわとせつな。私たち半妖の双子にはそれぞれ二つの世界が同時に存在する。人間と妖怪。戦国時代と現代社会。安らぎと戦い。喜びと悲しみ。夢と現実。一瞬と永遠。そして、大好きと大嫌い」というもの。

とわとせつなの名前のように、それぞれ対極に位置する事柄をとって二つの世界としています。

この語りから“二つの世界”というのは時空が歪んでしまった世界と現実の世界の二つも暗示しているのではないかと言われています。

そして「夢と現実」の部分から、胡蝶に奪われた夢こそが現実の世界で、今とわたちがいるのは時空が歪んだ夢の世界だとの考察が盛り上がりました。この考察をふまえ、胡蝶から夢を取り戻すことで正常な現実世界に戻れば夜叉姫たちの孤独な生い立ちも、親の殺生丸や犬夜叉と過ごす幸せで温かいものに変わるのではないかとの考えもあるようです。

とわたち夜叉姫の過ごす世界について、みなさんはどう考えますか? 時空が歪んでいるのか、パラレルワールドなのか、それとも……? 引き続き『半妖の夜叉姫』から目が離せません!

半妖の夜叉姫|10話「金と銀の虹色真珠」|予告

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numan編集部

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