『ONE PIECE』泣ける名言TOP10発表！第2位はロビン「生ぎたいっ!!!!」第1位は…

gooランキングから「『ONE PIECE』史上最も泣ける名ゼリフランキング」（2016年調査）が発表されています。
日本を代表する冒険漫画の1つ『ONE PIECE』。
掲載誌の週刊少年ジャンプは最近看板漫画が続々と完結し、『ONE PIECE』もそろそろ…と不安になっているファンもいるそうです。
そんな『ONE PIECE』で、一番ファンを感動させた名台詞はどのセリフだったのでしょうか？

今回はランキング結果をもとに、numan読者や関係者に調査を実施。
みんなの熱いコメントと共に、ランキングをお届けします♪

まず、10位にランクインしたはジンベエの「失った物ばかり数えるな!!!」。主人公・ルフィが兄のエースを失い、憔悴している時にかけた言葉ですね。

同票8位はゴーイングメリー号の「今まで大切にしてくれて　どうもありがとう」。
麦わらの一味にとって最初の海賊船であるメリー号でしたが、旅の途中でぼろぼろに。最後の力を振り絞り、クルーを助けてくれました。
このセリフは仲間たちに見守られながら、火を放たれて海に沈んでいく途中のもの。
numan読者からは「今まで喋るような存在ではなかったけど、とても自然に受け入れられたセリフでした」という声が届いていました。

同票8位はモンキー・D・ルフィの「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!! 仲間だろうが!!!!」。
アラバスタ編で、ビビにかけた言葉です。彼女を思うがゆえの、怒鳴り声でした。

7位はネフェルタリ・ビビの「いつかまた会えたら!!! もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?」。
アラバスタ編のラストの名セリフ。
冒険に心揺らされながらも、愛する自国に残ることを決意したビビ。麦わらの一味に向かって、最後に呼びかけた涙ながらの言葉です。

一味から言葉が返ってくることはありませんでしたが、その代わりに、腕に刻まれた仲間の印が掲げられるのでした。
numan読者からは「この一連のシーンは、ONE PIECE屈指の名シーンだと思います。アラバスタは最初から最後まで最高でした」という声が届きました。

同票5位は、ナミの「助けて…」。
長らくアーロン支配下のもと、孤独に努力してきたナミ。
1億ベリーで村を買うまで、あと700万まで迫ったところでしたが、アーロンの差し金ですべてを奪われてしまいます。
大切な仲間たちが、勝ち目のない戦いに挑んでいく…どうしようもない絶望感に打ちひしがれていたところに、ルフィがやって来ます。
ナミが大粒の涙を流し、初めて本心から助けを求めるシーンですね。

numan読者からは「この後ルフィが、ナミに麦わら帽子をかぶせてあげるのが超良い」「ナミが初めて見せた本音だと思います」などのコメントが届いていました。

同票5位は、サンジの「長い間!!! くそお世話になりました!!!」。
海上レストラン・バラティエ編のラストを飾る名シーンで飛び出すセリフです。オーナーゼフのもとで、長らくコックを続けていたサンジ。
普段は憎まれ口を叩き合うばかりですが、サンジは幼いころ、ゼフに命を救われた恩もあります。素直になれずとも、心底尊敬し慕っている相手でした。

ルフィの誘いに乗りきれないサンジを、ゼフを含めたコック全員で一芝居打。それを聞いていたサンジは、旅立ちを決意します。挨拶もなくレストランを出ようとするサンジに、ゼフが「カゼひくなよ」とボソリ。
そこでサンジは地面に額を擦りつけ、このセリフを口にするのです。
numan読者からは「男泣きの名ゼリフ」「サンジらしいお別れでステキです」などのコメントが寄せられていました。

4位はDr.ヒルルクの「まったく!!!! いい人生だった!!!!」。
麦わらの一味が辿り着いた、偉大なる航路・ドラム王国のワンシーンです。
Dr.ヒルルクはトニートニー・チョッパーの育ての親で名付け親、かつ医者の心構えを伝えたキャラでもあります。
病に体を蝕まれ、ワポルの姑息な罠におびき出されても、自身の人生を満足げに振り返るセリフですね。
この直後、ヒルルクは命を落とすことになります。

その死を見届けていたチョッパーは、ヒルルクの意志を継ぎ、医者になる決意をします。そして時を経て、麦わらの一味の船医となるのでした。
numan読者からは「明るくて力強い良いセリフ。ぐっと来ます」「チョッパーの過去編はずっと泣いてる」などの声が届きました。

ルフィの兄であるポートガス・D・エース最後のセリフ「愛してくれて………ありがとう!!!」が3位を獲得しました。
ルフィらによって一時は死刑を免れたものの、赤犬の攻撃からルフィを守るために致命傷を負い、自身の最期を悟りルフィや仲間達に感謝を述べてその生涯に幕を下ろしました。
エースの人生そのものが溢れるような表情と共に、涙無しには見られない別れのシーンと言えるでしょう。
彼の死は、ルフィや麦わらの一味たちの未来を大きく左右していくことになります。

■みんなの声■
「名言過ぎて辛い。シンプルなセリフに、エースのすべてが詰まってる」
「自分の中でONE PIECEの絶頂期がここでした」
「エースといえばこのセリフ。確かに名言だけど、聞くたびに死んでほしくなかったキャラだと思って寂しくなる」

政府の目から20年間も隠れて生き延び、人に心を許せなかったロビンが初めてルフィ達に心を開いた時のセリフ「生ぎたいっ!!!!」が2位にランクインしました。
生きている事自体が罪とされていたロビンの胸中は深い深い絶望で満たされていましたが、ルフィの「生きたいと言え!!!!」というセリフに心を開きます。

常に秘密を抱え、クールで怪しげな存在たったロビンの、感情解放の瞬間ですね。
これまでの彼女からは想像できないような表情と共に、印象に残っている人が多かったのかもしれせません。

■みんなの声■
「ロビンのセリフで一番好きです。壮絶で辛い過去を背負っているロビンが報われるはず…！と信じられたシーンでした」
「思い出すだけで涙腺がやばい。ロビンも大泣きしながら言ってたね」
「ここから続くセリフ『私も一緒に海へ連れてって』も大好きです。未来は明るいんだなー」

物語の序章、まだルフィが少年だった頃にシャンクスがルフィを助けなだめた「安いもんだ 腕の一本くらい…無事でよかった」が堂々の1位に輝きました。
山賊に喧嘩を売った少年ルフィは海に突き落とされ近海の主が襲ってきてピンチ！という時にシャンクスが助けてくれました。
ただシャンクスは無事とはいかず左腕を失ってしまい、それを見たルフィが大泣きしてしまいます。
そんなルフィをなだめるため、シャンクスは「安いもんだ 腕の一本くらい・・・ 無事でよかった」と優しく答えるのでした。

■みんなの声■
「これ以上ないくらいの名言。物語の原点にして頂点な気がします」
「シャンクスが本当に格好いい。しょっぱないきなり良いセリフが飛び出してくるワンピースすごい」
「ルフィの決意が固まった瞬間にも思える」

1位「安いもんだ 腕の一本くらい…無事でよかった」シャンクス
2位「生ぎたいっ!!!!」ニコ・ロビン
3位「愛してくれて………ありがとう!!!」ポートガス・D・エース
4位「まったく!!!! いい人生だった!!!!」Dr.ヒルルク
5位「長い間!!! くそお世話になりました!!!」サンジ
5位「助けて…」ナミ
7位「いつかまた会えたら!!! もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?」ネフェルタリ・ビビ
8位「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!! 仲間だろうが!!!!」モンキー・D・ルフィ
8位「今まで大切にしてくれて　どうもありがとう」ゴーイングメリー号
10位「失った物ばかり数えるな!!!」ジンベエ