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「わくわくしていたら、それはもう青春だよね」HoneyWorks映画“LIP×LIP FILM×LIVE”座談会【中編】

HoneyWorksがプロデュースする、勇次郎（CV：内⼭昂輝さん）と愛蔵（CV：島﨑信⻑さん）による男⼦⾼校⽣２⼈組のアイドルユニット「LIP×LIP」（リップリップ）。
映画『好きになるその瞬間を。～告白実行員会～』の劇中歌「ロメオ」でスクリーンデビューをし、注目を集めました。
東京・⼤阪での初ワンマンライブを経て、いよいよ「LIP×LIP」の結成秘話が明かされる映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』が12月25日に上映されます。

結成10周年を迎えるHoneyWorksのGomさん、shitoさん、ヤマコさんの3人に映画のお話から10周年の振り返りなどを3編に分けてお送りします！
■「いじわるな声が可愛いんだよね（笑）」HoneyWorks“LIP×LIP FILM×LIVE”座談会【前編】
■「一歩踏み出したくなる作品だと思います」“LIP ×LIP FILM×LIVE”HoneyWorks座談会【後編】

映画「LIP×LIP」HoneyWorks座談会【中編】01

INDEX

「今、青春してるなと思います！」

——10年間、学生にフォーカスをあてた楽曲を届けられていますが、なぜ学生の楽曲を描こうと思われたのでしょうか？

Gom　音楽をやってきたのですが、10代のときに聞いていた音楽がずっと好きで。なので、その世代に刺さるものをつくりたいと思ったのが始まりです。

ヤマコ　ずっと私たちのことを応援し続けてくれている人とは常に同じ時を過ごしながら盛り上がりたいし、10年の間に離れてしまった人がいたとしてもたまに遊びにきて懐かしんでもらいたいし……。楽しい時間を共有できる場所でありたいという軸がありますね。

shito　何かを流行らせるのも中高生だし、エンタメの中心は10代にあると思っていて。なので、そういう子たちに求められる曲を書き続けたい、勝負したいと思っています。

——先日、ヤマコさんが「青春に年齢制限はない」とおっしゃっていましたが、皆さんの青春像をお伺いしたいです。

ヤマコ　今、青春してるなと思います。ものづくりって青春だよね。

shito　わくわくしていたら、それはもう青春だよね。

10周年企画だったりハニプレだったりで、今もずっと見て聴いてくれてる人達はもちろん、久々にハニワに触れて懐かしんでくれてる人や再熱したって人もいて嬉しい。
青春に年齢制限はないから、いつでも好きな時に戻って聴いても良いんだよと。
ハニワは変わらずずっとここで何かを作り続けているので。

— ヤマコ（HoneyWorks） (@yamako2626) November 29, 2020

ヤマコ　以前「ずっと絵を描き続けていて飽きる瞬間ないの？」と聞かれたときに「ないな」と思ったんです。もちろん大変なときもあるけれど、完成したらその苦しみは消えて、楽しい部分だけが残るから、また作る。その繰り返しというか。文化祭の準備と本番を繰り返している感覚だよね。

Gom　きれい（なエピソード）だなあ……（笑）。僕は高校生のときにバンドをやっていたのですが、田舎なのでスタジオがなくて。ドラム担当がラーメン屋の息子だったので、２階の宴会場に楽器を置いて営業後に練習していたのは青春でしたね。今と当時の感覚がとても近いです。

shito　そう考えると、青春してるね！　３人とも近所に住んでるから、深夜3時から打ち合わせを始めたり、作詞でいい言葉を思いついたら盛り上がったりとか（笑）。

映画「LIP×LIP」HoneyWorks座談会【中編】02

HoneyWorks10周年を迎えて

——10年間続けていると、いろいろなことがあると思います。なかでも印象的だったことはありますか？

ヤマコ　ライブでZeppに立ったことですね。まさかZeppのステージに立つとは思わなかったので、驚きました。絵を描くときはいつも音楽を聴いているので、音楽は近い存在だったし、欠かせないものだったので、ライブペインティングとして参加できたのも嬉しかったです。

shito　CHiCO with HoneyWorksを結成したことが転機だったと思います。

CHiCO with HoneyWorks『ぐる恋』

via www.youtube.com

shito　それまでは物語を曲にすることが軸だったのが、アーティストをプロデュースして、しかもメジャーシーンで勝負するという活動をできて。そこで楽曲を提供する楽しさを知ったり、「この人にこういう曲を書きたい」という思いが芽生えたりするようになりました。

Gom　僕ははじめて３人で会ったときですね。SNSで出会ったのもあって、初めて会う前から何度も通話していたし、作品の打ち合わせもしていたのですが、実際に３人で集まったときはやっぱり特別です。

ヤマコ　懐かしいなあ。Gomと待ち合わせて歩いていたら、shitoが大の字で手を振っていたよね（笑）。そのままハイタッチして。

「ノンファンタジー／必要不可欠」
©2017 MusicRay'n Inc.

shito　Skypeで話しすぎて、初めて会う感じがしなくて、つい（笑）。

Gom　まさか、10年もやるとは思っていなかったなあ。

shito　続けるという概念もなかったくらいだもんね。積み重ねていくうちに10年経っていました。

映画「LIP×LIP」HoneyWorks座談会【中編】03

HoneyWorksさんの座談会の続きはこちら！
■HoneyWorksプロデュース「LIP×LIP」の物語がついに映画に！ハニワ座談会【前編】
■「一歩踏み出したくなる作品だと思います」“LIP ×LIP FILM×LIVE”HoneyWorks座談会【後編】

映画概要

映画「LIP×LIP」キービジュアル第２弾

2020年12月25日公開！

映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP ×LIP FILM×LIVE”』

CAST
LIP×LIP
勇次郎：内山昂輝
愛蔵：島﨑信長

あすかな
海堂飛鳥：藤原丈一郎（なにわ男子/関西ジャニーズJr.）
苺谷星空：大橋和也（なにわ男子/関西ジャニーズJr.）

Full Throttle4
IV：福山潤
YUI：斉藤壮馬
RIO：内田雄馬
MEGU：柿原徹也
DAI：増田俊樹

田村レイ：沢城みゆき
内田茉優：茅野愛衣
柴崎健：江口拓也
柴崎裕子：堀江由衣
染谷玉五郎：平田広明
染谷多恵：桑島法子
染谷光一郎：土岐隼一
成海聖奈：雨宮天
成海萌奈：夏川椎菜
前田睦：櫻井孝宏

STAFF
原作・音楽：HoneyWorks

監督：室井ふみえ
脚本：成田良美
キャラクターデザイン：大島美和
色彩設計：小宮ひかり
美術監督・美術設定：二嶋隆文
撮影監督：佐藤光洋
編集：木村佳史子
音響監督：長崎行男
音楽：日向萌
制作プロデューサー：松尾亮一郎
制作：CLAP
クリエイティブディレクター：関本亮二
バーチャルライブ制作：クリプトン・フューチャー・メディア
エグゼクティブプロデューサー：紀伊宗之
企画・プロデュース：斎藤俊輔
プロデューサー：小出大樹
製作：LIP×LIP Movie Project
配給：東映