平成から昭和、腐女子はどう変わった?BL業界「SNSで新たな需要が日々発見される時代に」

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――具体的にはどのように変化していったのでしょうか?

「スマホで情報交換が手軽にできるようになったこと、解像度の高い画像が見られるようになったことで、オタク活動をより活発に進めることができるようになりました。

SNSで新たな需要が日々発見されるので、それがBLの広がりをさらに大きくしたことは間違いないと思います。
そのため男同士の恋愛を扱うというテーマが挿入されていれば、コアな性癖などをテーマに描いたり、物語が異色な展開でも受け入れられるようになったと思います。そのためBLともう一括りにできないような雰囲気になっています」

「BLアワード2019」より

――BLを好む、いわゆる"腐女子"の変化はありましたか?

「"腐女子"という言葉への強烈なネガティブイメージがなくなりました。オタクに冷たい視線を浴びせるメディアはまだありますが、ここ数年の間に、BL、腐女子に対する世間のみかたは驚くほど変わったように思います。

昭和生まれのBLファン(腐女子)は、80年代~2000年代半ば頃まで、人に知られることを恐れ同人イベントなど限られた機会でオタク活動をしてきました。人前でのおおっぴらな活動を自粛するという不文律があり、それを破るものは叩かれる傾向にありました。

3年ほど前にグループアイドルの一人がテレビで二次創作の話をした際に炎上するなど、人前で語ることは許されないような雰囲気だったと思います。そうしたムードがここ2年でほとんど感じられなくなり、自由に活動ができるようになった気がします」

「BLアワード2019」BESTシリーズ 1位『憂鬱な朝』(著者/ 日高ショーコ  出版社/徳間書店)

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