アニメ『あんスタ』第6話感想 屈指のツラい展開がしんどい…救いはお姫様抱っこ!?

Valkyrieの舞台を見守るのは……

ほとんどペンライトもつかず、声援もない舞台の上で、歌い踊るValkyrieの3人を見守る紅郎。ほかにも客席には、渉と第2話の冒頭に登場した逆先夏目、みかと仲が良い鳴上嵐の姿がありました。

さらには、第5話でみかを軽んじていた蓮巳敬人(CV:梅原裕一郎さん)までも、みかの歌声を聴き「己の不明を恥じる」とまで言っています。

彼らがそれぞれの立場で、あのステージを見ていたという事実や理由が、また今後の物語の展開につながっていきそうですね。

「失敗させないことが、愛情だと思っていた」

人形が勝手に動くな、僕の言うことを聞いていればいいと教えられてきたみかとなずな。それでも、歌い始めたみかを見て、みかも歌いたかったのだとなずなは知ります。

そうしてようやく宗も気づくのです。「失敗させないことが、愛情だと思っていた」――でも、そうではなかった。2人の思いや才能に気づかず、自身の美学を貫こうとした自分こそが「ふるい落とされる愚者だった」と。

おそらくこの時点で宗は、ドリフェスに負けることも、Valkyrieが堕ちていくことも、甘んじて受け入れるつもりだったのでしょう。一方で、3人ではじめて歌声を響かせあった瞬間は、そこからまたValkyrieが歩み始めるスタート地点にもなり得たはずです。

でも、それを完全に踏みつぶしたのは、英智が最後に宗に向けて放ったひとことでした。みかがなずなに送ったブレスレットが象徴的に踏みつぶされるシーン、それはValkyrie、ひいては宗の心を表していたように思います。

宗はただ舞台に失敗したから潰れたのではなかった。自分が愛し、命をかけてきたValkyrieが英智に利用にされ、見せしめのように壊されたこと。そしてそんな英智の思惑を見抜けず、策にはまってしまったこと――それが宗にとってどれほど耐え難い苦しみであり屈辱であったか、想像に難くありません。
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