孤独だったオタクに「オフ会」の誘いが…どうなる!?『隙あらば乙女ゲームがしたい！』カワグチマサミ

■乙女ゲーマーから共感の嵐！『隙あらば乙女ゲームがしたい！』カワグチマサミ【まとめ読み】

こんにちは。
隙あらばゲームしたくてイラストレーターになったカワグチマサミです。

先日、乙女ゲーマーのオフ会があり、乙女ゲームの将来について
真剣に語りました。

…ということで！

今回は、私が初めて
乙女ゲーマーのオフ会に行った話をします。

乙女ゲーマーたちとの出会いは「ツイッター」でした。

今ではツイッター廃人で知られる私ですが
そもそも、ツイッターを始めたキッカケは乙女ゲームの情報を集めるためでした。

主にゲーム会社や、ゲームサイトのアカウントをフォローして
新作ゲームやイベントの情報をチェックしていました。

しかし、日を追うごとに……

同じ乙女ゲーマーの人たちのツイートも読むようになりました。

私はちょっと悩んだ後、
勇気を振り絞り……

話しかけてみました。
（チャットで）

なぜか、現実とは違う陽気なキャラを装って。

あ、この「ペンペン草（仮）」は乙女ゲームアカウントでの匿名アカウント名です。

ドキドキ

ドキドキ

ドキドキ

返信がきた……！

私はとても嬉しくなりました。

自分と同じものを好きな人たちと、
自分が好きなものの話をすることが
とっても楽しくて、感動しました。

（た、楽しい…！）

そこは、リアルの顔は見えない、アイコンが顔代わりのネットの世界。

だけど、私にとっては、どこよりもリアルで、あたたかい場所に感じました。

だって、それまで私の周りには……

オタクやゲームが好きな人はいても
「乙女ゲーム」を好きな人はいなかったんです。

好きなことを否定されると、悲しくなります。

だからあまり人前で話すことはありませんでした。

なので、とても嬉しかったんです。

楽しい時間を分かち合うってこういうことなんだと思いました。

私はチャットをたくさんしました。

新しいゲームを買ったとき…

推しのキャラに出会ったとき…

名作乙女ゲームに出会って感動したとき…

一人では、受け止められないほどの感動や衝撃に出会ったとき
みんなと分かち合うことができました。

そうそう、大好きなゲームのサービスが終了したときも……。

⇒【参考】第３回「推しのゲームがサービス終了！絶望のオタクがやるべきことは!?」

そんなチャットの世界で、半年が過ぎた頃、
とある乙女ゲームイベントが近所で開催されることを知りました。

そのことをツイッターで発信したところ…

DMが来ました。

これは…

もしや…

もしかすると………

ドキドキ

ドキドキ

ドキドキ

私は意を決して、返信しました。

ドキドキ

ドキドキ

ドキドキ

ピロン♫

嬉しい!!　チャットでも楽しいんだから
リアルで会ったらもっと楽しいはず…！

こうして、私たちは初めてリアルで会う約束をしました。

この時の私は、乙女ゲーマーの「本質」にまだ気づいていませんでした。

次回、続く！

■カワグチマサミ　プロフィール
シュールなエッセイ漫画が得意。イラストレーターになるまでの漫画「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました」はlivedoorブログ漫画家部門１位を獲得。『本当にあった愉快な話』（竹書房）、『ロカボライフ』（サラヤ）、『それゆけ！テケトーめし』（主婦の友WEB）などで漫画を連載中。イラストレーター向けイベント『柿間久留乃プロダクション』主催。単行本『ゼロからわかる お金のきほん』（高橋書店）が発売中。

公式ブログ：https://note.mu/kawaguchimasami
公式Twittter：@kawaguchi_game（https://twitter.com/kawaguchi_game）