『きのう何食べた?』第2話「俺はもうバイじゃないよ」にグッとくる…西島秀俊×内野聖陽

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そうシロさんは言いますが、シロさんの過去が心から離れないケンジは、なんとこっそりそのお店にも偵察に行っていました。

「40代とは思えない水気の多い感じ」「はっきり言って、めちゃくちゃ素敵な女性でした……!」と、涙をにじませて自分のヤキモチを告白するケンジ。そのケンジの表現からものすご~く女性の魅力が伝わってきますし、同性愛者であるケンジにとってそれがとっても大きな不安なんだということがありありと伝わってきて、思わずもらい泣きしてしまうシーンでした。

同性愛者が異性と付き合うということ

翌日、シロさん手作りのジャムと、例のパン屋で買ったトーストで朝ごはんを食べる2人。昨晩の泣きべそはどこへやら、うれしそうにジャムトーストをほおばるケンジに、シロさんは元カノについての話を切り出します。

そもそもシロさんが女性と付き合った理由や、どうして別れることになったのか。結局ノンケの仮面をかぶっていただけでそもそも「バイ」ではなく、女性を愛することはできなかったという事実。元彼女に対してもいい加減な態度を取って傷つけてしまったこと。それを、きちんとケンジに説明するのです。
そこには、同性愛者や男性カップルの抱える悩みや苦悩がにじみ出ていました。でも何よりシロさんがケンジをちゃんと大切に思っているからこそ打ち明けたのだということがわかるし、そんなシロさんを見つめるケンジの視線から、ちゃんとケンジがシロさんの苦しみを感じ取ったことも伝わってくる、とても印象的なシーンでした。
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