『呪術廻戦』五条悟って結局何者？最強の呪術師が生まれた経緯とは。夏油傑や夜蛾との意外な関係も

その人気の最たる理由の一つとして挙げられるのが、劇中最強キャラにして、屈指の人気を誇る五条悟の存在です。
幾度となく最強の呪術師として名前が挙げられている五条悟とは一体何者なのかに注目してみましょう。

そもそも五条悟というキャラクターは、岸本斉史先生による『NARUTO』に登場する木の葉隠れの里の上忍・はたけカカシと共通する部分が多く、カカシをモチーフにしたキャラクターだと言われてきました。

しかしながら、それは大きな間違いであり、芥見下々先生は当初『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』に五条悟というキャラクターを登場させようと考えた際、同じく『NARUTO』の序盤の山場である「中忍試験」に登場する包帯で顔面をグルグル巻きにした試験官から着想を得たと語っています。

それでは元々包帯グルグルのキャラクターからインスピレーションを受けたのならば、なぜ『呪術廻戦​』本シリーズでは、包帯からアイマスクに変わったのでしょうか？

そういった経緯で、現在の五条悟という人気キャラクターが誕生するに至ったのです。

初めに五条家について。五条家は、呪術全盛の時代と言われる平安時代に台頭した「御三家」の一角を担う名門です。“日本三大怨霊”の一人と称される菅原道真を祖先とする家系です。
実際に菅原道真の家系を辿っていくと“五条”という名前があり、そこから名づけられたと言います。
禪院、加茂と並ぶ呪術師の名門一家である五条家の中でも、特に突出した存在なのが、何を隠そう五条悟なのです。

特級呪霊・漏瑚との戦いの際に五条が言っていたように、近づくほど低速化し接触ができない。五条と接触物の間には‘‘無限’’が存在し、‘‘収束’’することしかできないのです。

そして呪力の正の力を無下限に流し込み生み出した弾く力「術式反転・赫」、負の力を強化した引き寄せる力「術式順転・蒼」、二つの無限を衝突させ生成された仮想の質量を押し出す「虚式・茈」といった術式を駆使し圧倒。

テレビアニメ版放送時には五条のあまりにも美しすぎる素顔が国内外で話題になりましたね。

五条は実は酒類が一切飲めないいわゆる下戸。そのため、小説『呪術廻戦 夜明けのいばら道』第3話「浅草橋哀歌」で家入硝子や伊地知潔高と共に飲み会に参加した際にはメロンソーダ片手にフライドポテトを食べる姿が描写されています。

もともと甘いものが好きだったというわけではなく、頭の回転を良くするために甘いものばかりを食べていたら、甘党になったという背景があり、普段はふとした時にさっと食べられる和菓子を好んで食べているそうです。

『劇場版 呪術廻戦0』でも大活躍だった五条は、アニメ2期ではさらなる活躍が予想されます。
まだまだ五条悟の圧倒的人気は続いていくことでしょう。

所属　東京都立呪術高等専門学校一年担任
等級    特級呪術師
生まれ　1989年12月7日
身長　190cm以上
術式　無限下呪術
呪術　術式順転「蒼」、術式反転「赫」、虚式「茈」
趣向　甘党
苦手な食べ物　アルコール

東京都立呪術高等専門学校の教師。軽薄でマイペース。常日頃から周囲を振り回すが、自他共に認める最強呪術師。強き仲間となる次世代を育成し、呪術界の未来を見据える。（公式サイトより引用）