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比嘉愛美ドラマ『推しの王子様』第6話にわかりみ…!推しに会えることは奇跡。

フジテレビ系にて放送がスタートした新ドラマ『推しの王子様』、通称『推しプリ。8月19日(木)に放送された第6話では、五十嵐航(渡邊圭祐)とすれ違ってしまった日高泉美(比嘉愛美)が、なんとか誤解を解こうとします。一方航は、泉美を見返そうと仕事をこれまで以上に頑張るのでした。

毎回、名言が満載の本ドラマ。今回は、“好き”という気持ちの尊さや素直になることの大切さを教えてくれる格言が心に沁みました。また、実際に会うことができない推しを持つ人なら共感せずにはいられないセリフも……!

『推しの王子様』フジテレビ公式サイトより

『推しの王子様』フジテレビ公式サイトより

via 『推しの王子様』フジテレビ公式サイトより

「うらやましいよ 俳優とかアイドルとか 推しに会おうと思えば会えるんだから」

帰る場所がないという航を寝泊まりさせることにした有栖川遼(瀬戸利樹)は、自宅に並ぶコレクションを興味深く眺める航に歴オタになったきっかけを語ります。

歴史の奥深さにどんどんハマっていく一方、過去のことゆえのネックもあるようで、渡辺芽衣(徳永えり)小原マリ(佐野ひなこ)を例に「うらやましいよ 俳優とかアイドルとか 推しに会おうと思えば会えるんだから」「俺なんて誕生日祝おうと思ってももう死んでるし」と愚痴をこぼすのでした。

歴史オタクの方はもちろんのこと、2次元のキャラクターや解散したバンドなど、実際に会うことが難しい相手を推している方にはグサっと刺さるセリフだったのではないでしょうか。

同じ時代に生きていて、本物の推しに会うことができる……というのはある種の奇跡なのかもしれません。
推しは推せるうちに推せ」なんてよく言いますが、特に推しが生身の人間である場合は、その相手が元気に活動しているという恵まれたタイミングをぜひ大切に噛み締めてくださいね。

「私も誕生祭楽しみにしてますもん!」

ペガサス・インクに届いた大きな荷物を受け取った古河杏奈(白石聖)。中にはまもなく誕生日を迎えるケント様へのプレゼントや手紙がたくさん入っていました。

ファンからの愛のこもった贈り物に、杏奈も「私も誕生祭楽しみにしてますもん!」とテンションが上がっていた様子。

現実の世界でも、キャラクターの誕生日は盛り上がりますよね。

その熱気は人気キャラであればあるほどすさまじく、日付が変わった瞬間から誕生日であることがネットニュースになったり、“誕生祭”や“生誕祭”とハッシュタグをつけたお祝いツイートやイラストが続々と挙がったり。毎年の風物詩のように楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

誕生祭はキャラクターが多くの人から愛されていることが窺える素敵な一日。一つのイベントとして、これからも盛り上げていきたいオタク文化の一つです。

「いろんな面を持ってる多面体なんだ。それが魅力に繋がる」

コンペに出すキャラ制作に勤しむ航でしたが、光井倫久(ディーン・フジオカ)からの評価は今ひとつ。キャラクターに短所がないことを指摘されてしまいます。

「えっ? 短所って必要ですか?」と驚く航に、光井は「人は皆長所と短所がある」「いろんな面を持ってる多面体なんだ。それが魅力に繋がる」と教えます。

魅力的なキャラクターを生み出そうとするあまりに完璧を求めていた航は、かなり面食らっていた様子でした。

どんなに長けた部分がある人にも、必ず短所は存在するもの。欠けている部分があるからこそ、その人間らしさを愛らしく感じられたり、身近に感じられたり。より長所が際立って、魅力を増幅させることもあるでしょう。

さすがはいろんな角度から物事を見ることができる大人な光井。「完璧な人なんていないんだよ」と暗に教えてくれ、心が軽くなるような言葉でもありました。

「好きな人が存在するってだけで素敵なことじゃん」

泉美への気持ちがよくわからなくなってしまった航は、有栖川に「好きになった相手が、自分のことを見てくれてないって分かったらどうしますか?」と尋ねます。

諦めるべきか、想い続けるべきかと悩む航に、有栖川は「諦める必要なんてないんじゃないかな」「別に付き合うことだけが大切じゃないと思う」「好きな人が存在するってだけで素敵なことじゃん」と言葉をかけるのです。

過去に生きた歴史人物を愛し、上司の光井に想いを寄せる……ちょっぴり変わった“好き”を貫く有栖川が放つこの言葉の説得力たるや……! 相手とどうなりたいかよりも、ただ純粋に好きでいることの素晴らしさを解く姿にはグッときてしまいます。

また、恋をすることで世界が輝くこと、好きな人がいると居場所が見つかった気持ちになるということを話し、「好きだって気持ちは止められないしね」と締めくくった有栖川。この言葉は、かつて泉美が“推し”の存在について語った言葉と重なります
恋愛においても、オタ活においても、根底にあるのは何よりも自分自身がその相手や物を好きだという気持ちであることを、改めて感じさせてくれるセリフでした。

「“ごめんなさい”って素直に言葉にして謝ればいい」

一方、いつものバーには泉美と光井。
航とどう向き合えばいいのかわからなくなってしまっていた泉美に、光井は「簡単なことだよ」「“ごめんなさい”って素直に言葉にして謝ればいい」と伝えるのです。

誰かとギクシャクしてしまったとき、素直に謝るのって意外にも難しいんですよね。
泉美のように「誤解を解きたい」となんだかんだで言い訳を探してしまったり、向こうも取り合ってくれないしと意地を張ってしまったり……。大人になるほどに、人間関係の修復って一筋縄ではいかない気がします。

光井のこのアドバイスは、そんな大人たちにとってシンプルながらもハッとさせてくれるセリフでしたよね。至極当たり前の“ごめんなさい”が素直に言える人間であろうと思わせてくれるワンシーンでした。

第7話も注目!見逃し配信も♪

次回、第7話では「ラブ・マイ・ペガサス」に盗作疑惑が浮上!? 新たな波乱の予感です……。

第6話はFODプレミアムやTVerなどで配信中。見逃してしまった人はチェックしておきましょう♪

<予告>木曜劇場「推しの王子様」第7話8月26日(木)よる10時放送!

■ 渡邊圭祐ドラマ『推しの王子様』第3話に救われる…「誰だって最初はレベル1だもん」「編んでやるからな!」
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■ 比嘉愛美ドラマ『推しの王子様』第4話、推しの炎上が痛い…!オタクの胸に刺さる言葉とは
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■ 比嘉愛美ドラマ『推しの王子様』第5話、オタクの恋愛はオタ活にも通じる?誰かの“好き”を否定しない
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ドラマ『推しの王子様』放送情報

毎週木曜よる10時〜 フジテレビ系にて放送中

キャスト
日高 泉美…比嘉 愛未
五十嵐 航…渡邊 圭祐
光井 倫久…ディーン・フジオカ
古河 杏奈…白石  聖
渡辺 芽衣…徳永 えり
有栖川 遼…瀬戸 利樹
小原 マリ…佐野ひなこ
織野洋一郎…谷  恭輔
藤井  蓮…藤原 大祐
水嶋 十蔵…船越英一郎

スタッフ
脚本
阿相クミコ
伊達さん(大人のカフェ)

音楽
瀬川 英史

主題歌
Uru『Love Song』
(ソニー・ミュージックレーベルズ)

挿入歌
DEAN FUJIOKA『Runaway』
(A-Sketch)

編成企画
狩野 雄太
江花松樹

プロデュース
貸川 聡子

演出
木村 真人
河野 圭太
倉木 義典

制作著作
共同テレビ

<予告・60秒>木曜劇場「推しの王子様」第2話7月22日(木)よる10時放送!

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numan編集部

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