『龍よ、狼と踊れ』赤澤遼太郎さん、鎌苅健太さん、横田龍儀さん、松崎史也さんインタビュー

あらすじ

清国の姫君、麗貴人の死から数ヶ月。
ハジメ、沖田、土方ら新撰組は、幕府転覆を目論む不逞浪士と戦っていた。
岩倉、グラバーは新撰組を潰すため長州と接触し、
蘇りし剣豪達を戦力として彼らに与える。

剣豪らを奇兵隊として率いる革命の麒麟児、高杉晋作。
亡き松陰の意思を継ぐ吉田稔麿。
やがて暴走する長州勢は、京に火を放ち天皇を攫う計画を実行にうつさんとする。

暗躍する坂本龍馬。
立ち上がるハジメ。
そして蘇る宮本武蔵。

守る者と変える者。生者と死者。刀と刀が入り乱れる狂騒の都。
新解釈幕末転生エンターテイメント活劇第二弾。
これは、誰よりも国を守ろうとした、狼たちの物語。

「龍よ、狼と踊れ Dragon,Dance with Wolves」 ~草莽の死士~

赤澤遼太郎VS鎌苅健太VS横田龍儀VS松崎史也!? 公演に向けて明るい幕末会談

――本日はよろしくお願いします。まず最初に、ご自身の役どころから教えてください!

赤澤遼太郎(以下、赤澤) 1作目のハジメは、少年マンガの”ザ・主人公”って感じのキャラで、感情がすごく豊かで正義感溢れて、17歳という年相応の少年だったんですけれど……。一番信頼していた人の裏切りを目の当たりにして、2作目の最初ではいろいろな感情と葛藤が渦巻いて、結構やさぐれた主人公になってしまったな、って感じです(笑)。

横田龍儀(以下、横田) 僕が演じる吉田稔麿(よしだ・としまろ)は、長州藩の頭が結構切れる役で、(高杉)晋作、(赤袮)武人、(宮部)鼎蔵と一緒に、国をよくしようという考えがどんどん強くなって行く人物です。ザ・クール・メガネキャラというか……って言うと薄く聞こえちゃいそうですけど(笑)。吉田松陰の思想が大好きで、それを叶えるために、幕府を滅ぼそう! としています。

鎌苅健太(以下、鎌苅) 皆さんよく知っている高杉晋作という、歴史上で大きな役割を担った人物を今回演じさせてもらいます。吉田松陰がひとつのキーワードになっていると思うんですが、それぞれの正義がある中で飄々としていて、国にとらわれないというか。自分の正義を貫くというか、悩みながらも前に進む力は絶対捨てない男の役です。

 

――松崎さんは、演出だけでなく、山南敬介として舞台に出演なさいますが、稽古場での雰囲気はいかがですか?

松崎史也(以下、松崎) 新撰組の”鬼の副長”土方歳三を、谷口賢志という同じく”鬼”のような俳優が演じていて、彼が全体の雰囲気を締めてくれています。そして、局長の近藤勇役の加藤靖久さんが、みんなの雰囲気をすごく明るくしてくれて、僕が演じる山南敬介は、それをニコニコしながら見守っているという、割と稽古場での立ち位置に近い雰囲気ですね。

――主人公のハジメについて、1作目と比較して役自体の変化はありますか? 

赤澤 ハジメは、人が変わってしまったかのようにセリフが違います(笑)! 前作は「竜馬さーん!」って慕っていたのが、「うるせぇ、斬る!!」とか言ったり。純粋な少年がいろいろな意味で裏切られてしまったので、「そうなるんだろうな」と思います。

――ご自身と重ねて、成長しているところや、演じる際に気にかけたことを教えてください。

赤澤 1作目と2作目で、セリフの印象もガラッと違うので、お客様に「違うキャラじゃん」と思われない塩梅を作らないといけない、と思いました。「いろいろな困難にぶつかってハジメはこう成長したんだな」、と受け入れてもらうところがスタートなので、そこを結構気をつけました。

2作目の最初と最後でもハジメは成長しています。同じようなニュアンスのセリフが前半と後半にあるんですが、その迷っている前半のニュアンスと、後半で“いろいろな経験をしたハジメだからこそ出せる答えの気持ち”が入ったニュアンスのセリフがあるので、作品を通してハジメの成長を見せられるといいなと思います。

――歴史の人物や、今作の登場人物の中で、他に違う人を演じるなら誰を演じたいですか?

横田 僕は(宮部)鼎蔵をやりたいですね。この作品の中では、感情を全部そのまま出して暴れていて、稔麿と正反対だなって思いました。殺陣のスタイルがかっこよくて、自分はボクシングをやっていたので、身体を振る動きとか活かせそうだな、っていうのもあって、鼎蔵やってみたい、狂いたい(笑)、って思いました。

鎌苅 この作品の中なら、グラバー(笑)。僕は結構、笑いを足していくタイプなんですけど(笑)、今回は役柄的に足していないんですよ。笑いを入れない時の芝居も楽しいですが、カタい雰囲気の現場でそういう人がいると、「ふぅーっ」て力が抜けるので、やりたいなって(笑)。だから、稽古場の合間でしゃべっていますね。

赤澤 歳をとったら、土方歳三ができる俳優になりたいな、って思います。で、今やりたい役はといわれたら、塚原卜伝。年相応で、バカでおもしろい愛されるキャラクター像なので。

横田 よく考えたら俺もそっちだ(笑)!

 
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