男性演劇ユニット“ウズイチ”第3回『シャフ~vol.3~』開幕! 新メンバーインタビュー

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男性演劇ユニット“ウズイチ”第3回『シャフ~vol.3~』開幕! numan1

左から、鈴木康介(イケガミ役)、赤城龍一(ユズル役)、仲井間稜(カズマ役)。

『シャフ~vol.3~』初舞台に向けて

――3人とも初舞台ということで、まず最初に、ご自身の役柄を教えてください。

鈴木康介(以下、鈴木) イケガミ役を演じます。車夫に対する想いが熱くて、でもそれを真っ直ぐストレートに言わずに、わざとイケメンを演じている部分もあるという、二面性のある不思議な役です。

仲井間稜(以下、仲井間) カズマという役を演じます。車夫について誰よりも熱く、それが感情として表に出るタイプの人間で、ウエストチームのメンバーです。どうやってイーストのメンバーと関わっていくかが面白いところになっていきます。

赤城龍一(以下、赤城) ユズル役を演じます。ユズルはとにかくカワイイ奴で、かなり天然のおっちょこちょいで空気を読めない奴なんです。でも、勝負の時や仕事になると人一倍熱い男になって、イーストのメンバーは、そんなギャップのあるユズルが大好きで、仲間としても車夫としても認めています。ユズルの表情や心境の変化は劇中にたくさんあるので、是非注目してください。

――見どころや、演じるにあたって苦労した点を教えてください。

鈴木 イケガミは、ちょっと遠回りして本心とは真逆のことを敢えて言ったりするので、イケガミを演じるのではなくて、イケガミが演じている役を演じる、というところが難しかったです。イケガミを通して、逆にいろいろなことを学んだかなと感じています。

仲井間 カズマを含め、車夫として集まったウエストメンバーそれぞれが、コーチとの壁を乗り越え、チームとして技を磨いて、イーストメンバーに挑んでいくのですが、バトル当日までの道のりがそれぞれあります。両チームのメンバーは車夫への情熱は同じだけど、全然違う道を通ってきているので、その違いが見どころかなと思います。

赤城 ユズルは普段はカワイイんですけど、真剣な時は表情がガラッと変わって男らしくなるので、そこに注目して頂きたいです。劇中で仲裁に入ることも多いのでその時の表情や、練習中のダンスシーンもあるのでそこも観て頂きたいです。

――お互いの役柄について、印象を教えてください。

鈴木 ユズルの第一印象はカワイイ一面が本人とリンクしていて、稜の場合は、熱い男だったのでそこもリンクして、人としても合っていたと思います
僕の場合は、二人より年齢的には上の立場で、慕ってくる様子もマッチしていたので、私生活でも役に入っていても、ガラッと変えなくていい感じにはなっていました。

赤城 結構みんなハマり役で、自分が演じている役をみんな好きだと思うんです(笑)。

仲井間 龍一にしかできないユズルだったり、僕にしかできないカズマだったり、康介さんにしかできないイケガミだったり。みんなが「自分じゃないとこの役はできない」という気持ちを持っていて、稽古の雰囲気も、私生活の時も、役と似た一面がみんなそれぞれあったと思います。

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――ご自身の役の好きな点と嫌いな点を教えてください。  

仲井間 カズマは自由に動いて発言できる人間像で、僕も自由にやりたいという気持ちがあるので、その一面は好きですね。ただ、ヒートアップしすぎることがあるので、そこは「しっかりしろ!」と思います。嫌いではないんですけれど(笑)。  

赤城 ユズルのダメなところは、空気が読めないところ(笑)。「ここでそれを言うか?」という場面がちょっとだけ……。  

仲井間 いや、結構ある(笑)。  

赤城 それが面白みでもあります(笑)。  

鈴木 イケガミのいい点は家庭を大事にすることと、仲間に対する想いがあるところ。ちゃんとストレートに想いを伝えればいいのに、プライドがあって素直に言えない部分があるので、もどかしく思う時があります。自分だったらもっと……と思ってしまうので、そこは好きじゃないですね(笑)。  

仲井間 イケガミのそういうもどかしさはありますね(笑)。

――稽古場でのエピソードがあれば教えてください。

仲井間 ……ここにいるメンバーではないんですけど、エアコンの調子が悪かった時、水が溜まってバケツを置いていたんです。演技中もそのままやっていたら、感情が入りすぎて、別のメンバーがそのバケツをこぼしてしまって。

赤城 (大きくうなずく)。

仲井間 床が水浸しになったんですけど、みんなで雑巾がけして、掃除するって……青春だな、って思いました(笑)

鈴木 いい思い出です(笑)。

――では最後にメッセージをお願いします。

赤城 公演終了後に、個人の役者の名前で「赤城君よかったね」と言われるより、「ユズルよかったね」というように、役を褒めてもらえる演技やダンスや歌をできたらと思います
今回、初舞台なのでけっこう緊張するところもあると思いますが、三期生として、一期生や二期生に負けないパワーを出せたらと思います!

仲井間 10公演ありますが、1回目から自分の全力を出せるよう、後悔のない公演にしていきたいです。僕も初舞台ですが、予想がつかないので、悔いのないようにできたらと思います!

鈴木 今回は僕も初の舞台になりますが、演技の上手い下手、歌の上手い下手関係なく、自分なりに想いをどれだけのせているかを観て頂きたいと思います
お客様が「明日から頑張ろう」とか、希望が湧くような気持ちの変化があれば、それでやっと「いい舞台だったな」と思えるし、みんなに色々な影響を与えたいなと思っているので、全力で頑張ろうと思います!

まとめ

以上、初舞台を迎える、鈴木康介さん、赤城龍一さん、仲井間稜さんのインタビューをお届けしました。浅草軽演劇集団・ウズイチ第3回公演『シャフ~vol.3~』は、11月27日より公演です!

公演概要『シャフ~vol.3~』

浅草軽演劇集団・ウズイチ第3回公演『シャフ~vol.3~』
原作/横山拓也(iaku)
脚本・演出/正安寺悠造(DACTparty)
演出補佐/tuti、鴨志田彩乃
振付/塩野拓矢(梅棒)
音楽/
『車夫の背中にてやんでぃ!』太田要
『戦国天下統一』『嵐を呼べ』『ヘルプミー』作曲:伊東正美 作詞:山本由樹
イラスト/テラムラリョウ
協賛/えびす屋
企画・製作/ウズマキプロデュース

【出演者】ウズイチ劇団員
稲垣政成、近江征志郎、白石惇也、小原汰武、神坂優心、寺田直生、宗綱弟
鈴木康介、赤城龍一、仲井間稜

【公演期間日】2018年11月27日(火)〜12月2日(日)
11月27日(火)19:00開演※プレビュー公演
28日(水)19:00開演
29日(木)14:00開演/19:00開演
30日(金)14:00開演/19:00開演
12月1日(土)13:00開演/17:00開演
2日(日)13:00開演/17:00開演

【劇場】浅草九劇(東京都台東区浅草2-16-2「浅草九倶楽部」内2階)
【チケット料金】全席指定:3,000円学生割引:2,000円

公式HP
https://asakusa-kokono.com/independent/uzuichi

公式Twitter
https://twitter.com/lespros_uzuichi

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numan編集部

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