舞台『RE:VOLVER』ゲネプロレポート――荒っぽい植田圭輔、笑いを封印した磯貝龍虎、感情を殺した安西慎太郎の魅力に迫る

磯貝さんと言えば、常にアドリブで舞台上をひっかきまわすトリックスターという印象。吉谷さんの作品の中では、ミュージカル『ヘタリア』シリーズのアメリカ役、といえば記憶に新しいかと思います。

そんな磯貝さんに「笑いを封印させる」と、演出家・吉谷さんがTwitterで宣言をしていました。

鷹城は伊透の上司にあたる刑事です。目的の為には手段を選ばない残虐非道な男で、その振る舞いは現代風に言うのであれば"パワハラ上司"。なかなか聖木を捕まえられない部下の伊透を殴る、蹴るというシーンは思わず目をそむけたくなってしまうほどの気迫です。

 舞台『RE:VOLVER』

左から:成松慶彦さん(倭潮役)、磯貝龍虎さん(鷹城役)

"霞宮"の設計図を持っている聖木を狙う帝国軍人の倭潮(成松慶彦さん)は、色っぽくも底の知れない人物。彼が鷹城と癒着して聖木を追い詰めていきます。

伊透、聖木の両者と浅からぬ因縁のある鷹城。終盤の真に迫る殺陣シーンは、高いところから身体の力が抜けたように落ちる姿など、あまりの迫力にハラハラしてしまいました。
本当に一切笑いをとりにこない磯貝さん……なんて新鮮。

舞台の空気をピリッとさせてくれるダークサイドの人間たちにも大いに注目です。

感情をあらわにしないことで"表現"する安西慎太郎

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