新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』舞台上に滝が出現!忍術に圧倒…!|見どころ&囲み取材レポート

――人気作品の舞台化ということで、大変なことも多かったのでは。  

巳之助:原作を好きな人にも喜んでもらいたいです。僕らも『NARUTO』を読んで育ってきて、今でも『NARUTO』が大好きなので、僕ら自身もガッカリしたくないですし。ナルトやサスケを見て育ってきた世代のひとたちもそうですし、今現在『NARUTO』が好きな子供たちにもガッカリしてほしくない。  

隼人:はたけカカシ役の嘉島典俊さんのお子さんが稽古を見られていたんですが、彼らはナルトたちの子供時代は知らないらしいんです。だから、ナルト・サスケの大人になってからの姿しか知らない今小学生くらいの子には、逆に新鮮に感じてもらえるんじゃないかと思います。『NARUTO』は特殊な用語も多いのですが、説明ばかりだと単調になってしまうのである程度は省きつつ、でも知らない人で楽しめるように作っています。

NARUTOサスケ

うちはサスケ/中村隼人さん

――G2さんの脚本・演出に関してはいかがですか?

隼人:僕ら歌舞伎俳優は演出家さんのいる舞台を経験することがあまりなくて。歌舞伎だと、たいてい主演の方が演出家を兼ねるので。G2さんに演出面など、事細かに見てもらえるのは心強い部分が大きいです。  

巳之助:僕はG2さんと組ませていただくのが2回目なんですけど、相変わらずの”G2節”みたいなのはありますね。そんななかでも、今回は「新作歌舞伎」ということで、歌舞伎らしい見せ方などにもこだわられていました。アクションに対しても、物語上の見せ方や、キャラクターの心情なんかを乗せてくれるので心強かったですね。  

――“新作歌舞伎”ですが、ロックテイストな部分もあるんですよね。  

隼人:はい。今回、和楽器バンドさんがいろいろな楽曲を提供してくれているので、歌舞伎らしい和なテイストのなかにもロックな新しい音楽が溢れていて『NARUTO』の世界観にもはまっていると思います。……(衣裳も)ビジュアル系ですか?(笑)  

巳之助:新作歌舞伎『NARUTO』にはもっとビジュアル系な人たちがいっぱい登場しますよ!  古典の歌舞伎自体がビジュアル系のような衣裳やメイクの役どころが多いですから。  

隼人:猿之助・愛之助のお兄さんたちが演じられるマダラの髪なんかは、歌舞伎の『連獅子』で使用するヤクの毛を使ったりもしているので、歌舞伎で普段から使っているものをアレンジしている部分も多いんですよね。  

NARUTO3

うちはマダラ(交互出演)/市川猿之助さん

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