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橋本祥平らが大迫力で入り乱れる!『ミュージカル封神演義-目覚めの刻-』ゲネレポート

太公望の旅立ち――「封神計画」のはじまり

安能務さんが翻訳した中国に伝わる怪奇小説を元に、藤崎竜さんが描いたマンガ『封神演義』は、1996年から2000年にかけて集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載。累計発行部数は2200万部を超え、今なお根強い人気を誇っています。

この『封神演義』初のミュージカル化となる今作では、仙人界に暮らす道士・太公望(たいこうぼう/橋本祥平さん)が、“人間界に蔓延る、悪しき仙人妖怪たちの魂魄を仙人界と人間界の間に新たに作った<神界(しんかい)>に封印し、人間界に平和を戻す”という「封神計画」の命を受けたことから物語が展開。

仙人・道士たちが操る武具である宝貝(ぱおぺえ)のひとつ、打神鞭(だしんべん)とともに、空を飛ぶ霊獣・四不象(スープーシャン)を授かった太公望は、封印すべき仙人たちの名が記された“封神の書”を手に人間界へと旅立ちます。

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太公望/橋本祥平さん
普段はどこか年寄りくさく、なまけたがりにも見える太公望ですが、心では誰よりも人々の平和を願っており、実は仙人界でも指折りの策士。

その知略を活かして、壮大な「封神計画」の旅での危機を乗り越えていきますが、時には主人公らしからぬズルい手段も!? 様々な一面を覗かせる難役ながら、橋本さんが魅力あふれる役柄として演じていきます。

そんな太公望の良き相棒であり、ツッコミ役でもある四不象も舞台上にもちろん登場! マンガに描かれているゆるやかなフェイスラインもそのままに、人形操作(操演:吉原秀幸さん)で感情もしっかりと表現。太公望を乗せて雲の上を飛ぶ姿もいきいきと、テンポの良いセリフでの掛け合いも披露してくれます。

妲己、申公豹との対決――序盤にして現れる強敵

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妲己/石田杏奈さん、紂王/瀬戸祐介さん
太公望たちが目指す敵・仙女の妲己(だっき/石田杏奈さん)は、かつては名君であった殷の皇帝・紂王(ちゅうおう/瀬戸祐介さん)を、自らの美貌とテンプテーション(誘惑の術)で意のままに操り王朝を支配。

甘い声で人々の命すらも簡単に奪ってしまう残虐さ、そして太公望すらも手玉に取ってしまう策略家として、恐ろしいまでの悪女ぶりを見せつけます。

そんな妲己の客人として、王宮に住まう申公豹(しんこうひょう/大平峻也さん)も序盤にして太公望の前に登場!
雷を放つ宝貝・雷公鞭(らいこうべん)を操り、最強の道士とも謳われる実力で太公望を圧倒しますが……。

自身のライバルたり得る存在として太公望に興味を持った申公豹は、その後も様々な場面で物語へ再登場。より面白い展開となることを望みながら、太公望の成長を気まぐれに見つめます。

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申公豹/大平峻也さん

哪吒、楊戩との出会い――頼もしい仲間集めへ

申公豹との一戦、そして妲己を目の前にして失策したことで、自身の力不足を知った太公望。仙人界で修行をする前の人間であった頃、一族ともに悪政に苦しめられた自身の過去も振り返りながら、「封神計画」に力を貸してくれる仲間探しをすることにします。
そんな時に出会った哪吒(なたく/輝山立さん)は、太公望とは旧知の仲である太乙真人(たいいつしんじん/荒木健太朗さん)によって生み出された宝貝人間。

好戦的な哪吒が巻き起こしていた騒動を、その手腕で解決へと導いていく太公望。この場面では、空を飛ぶことができる哪吒の宝貝・風火輪(ふうかりん)の表現も大きな見どころ。ステージ上を自在に移動する姿に、客席も驚かされます!

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哪吒/輝山立さん
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太乙真人/荒木健太朗さん
続いて太公望は、変化の術を使いこなす天才道士・楊戩(ようぜん/安里勇哉さん)と出会うことに。自身の実力にプライドを持つ楊戩は、太公望の器を測るためにあるテストを仕掛けますが……。

主人公らしからぬ太公望と、見た目もスマートな楊戩の対決をコミカルに描きながらも、太公望の人物像をより鮮明にするエピソードが展開。安里さんの美声はもちろん、舞台ならではの方法で表現された楊戩の見事な変化もお楽しみに!

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楊戩/安里勇哉さん

武吉、姫昌、黄飛虎も仲間に――心ある人々に訪れる試練

人間界に真の平和をもたらすためには、殷に代わる新たな王朝を作らなければならないと考えた太公望。その時、太公望への弟子入りを志願する青年・武吉(ぶきち/宮本弘佑さん)、そして殷の西部・西岐を治め、民からの支持も厚い姫昌(きしょう/陳内将さん)との出会いが訪れます。

太公望をまっすぐに慕う武吉は、その後の戦いでも規格外な能力を発揮して大活躍!

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武吉/宮本弘佑さん
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姫昌/陳内将さん
また太公望との出会いから、妲己の元で大切な存在を失った姫昌も殷への反旗を決意。第一幕では姫昌として思慮深い役柄を演じる陳内さん、黄天化との変貌ぶりにも注目です。
そんな中、王宮で捕らわれた際に太公望の危機を救った武成王・黄飛虎(こうひこ/高松潤さん)も殷を捨て、太公望たちと同じく西岐を目指すことに。黄飛虎が殷を去る決意を固めた凄惨な事件とは、そして信頼のおける家臣であった黄飛虎と対峙した紂王は……。
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黄飛虎/高松潤さん
今作では仙人・道士たちの戦いだけではなく、政治や肩書き、これまで生きてきた日々への想いが交錯する、人間界で暮らす人々の苦しみもしっかりと描かれていきます。

聞仲が放つ刺客――黄天化も合流、四聖との戦いへ

第二幕では、太公望たち崑崙(こんろん)出身の道士に対し、金鰲(きんごう)三強と謳われる道士・聞仲(ぶんちゅう/畠中洋さん)がついに参戦。

長年にわたり、妲己の手から殷王朝を守ってきた殷の太師である聞仲は、殷の繁栄をともに願い、唯一無二の親友と認め合っていた黄飛虎の裏切りに衝撃を受け……。西岐へ向かう黄飛虎へ、自身の部下である四人組・九竜島の四聖を追手として放ちます。

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聞仲/畠中洋さん
それぞれ異なる特性をもった宝貝を操る四聖との戦いでは、”宝貝同士の相性”が戦況を左右するポイントに。相性の悪さで苦戦を強いられつつ、哪吒や黄天化が成長を見せると、太公望と楊戩は鮮やかな戦術も駆使して応戦!

宝貝の能力もさまざまな方法で舞台上へと表現され、アンサンブルキャストも入り乱れて大迫力の仕上がりとなっています。

王魔(おうま/青木一馬さん)、高友乾(こうゆうけん/武藤賢人さん)ら四聖揃っての襲撃という危機に、太公望、黄飛虎らの元にも、哪吒、楊戩、そして仙人界で道士として修行を積んでいた黄飛虎の息子・黄天化(こうてんか/陳内将さん)と力強い仲間たちが続々と到着!  

姫昌の姿からは一変した陳内さんは、鍛えられた腹筋を覗かせながら、宝貝・莫邪の宝剣(ばくやのほうけん)を振って勇ましい戦いぶりを見せます。

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黄天化/陳内将さん
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高友乾/武藤賢人さん
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王魔/青木一馬さん
こうして太公望の仲間たちと四聖の戦いが激化する中、いよいよ聞仲も、演じる畠中さんの重厚な歌声とともに、圧倒的な存在感をもって戦いの場へ。

数キロ先まで打ち放てる強力な宝貝・禁鞭(きんべん)を手に、友であった黄飛虎や、太公望たちの前へと立ちはだかります。果たして、この一戦の行方は……。

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まとめ

マンガ『封神演義』にて描かれた壮大の物語から、主人公・太公望が仲間たちと出会いながらも、妲己、申公豹、聞仲という強敵たちと一戦を交える、物語の序盤にあたる部分が描かれる今作。

個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる宝貝での戦いを、映像を一切使用せず、キャストたちの力強くのびやかな歌声や、アンサンブルを交えた演劇的な表現のみで見事に演出しています。

また今作では戦いの場面ほか、様々な境遇を背負っている登場人物たちのドラマや、メタフィクション要素を折り混ぜたギャグなど、原作の魅力をしっかりと舞台上に表現!  

聞き慣れないキーワードも登場する物語ながら、コミカルな掛け合いも多く取り入れられており、作を知らない方でも親しみやすい作品に仕上がっています。

そして原作ファンの方はぜひ、大きめの靴や手袋などのシルエットまでこだわられた衣装、宝貝の再現度にも注目してお楽しみください!

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公演概要

『ミュージカル封神演義-目覚めの刻-』  

公演日程 2019年1月13日(日)~2019年1月20日(日)  
会場 EX THEATER ROPPONGI  

出演  
太公望役:橋本祥平、楊戩役:安里勇哉、哪吒役:輝山立、黄天化役:陳内将、
武吉役:宮本弘佑、黄飛虎役:高松潤、太乙真人役:荒木健太朗、
四不象(操演)役:吉原秀幸、  
妲己役:石田安奈、紂王役:瀬戸祐介、王魔役:青木一馬、高友乾役:武藤賢人、  
申公豹役:大平峻也、聞仲役:畠中洋

アンサンブル:
佐藤優次、澤邊寧央、多田滉、光永蓮、  
飯嶋あやめ、さいとうえりな、熊田愛里、三宅妃那、  
町田尚規  

スタッフ  
原:藤崎竜(集英社文庫コミック版)安能務訳「封神演義」より  
脚本:丸尾丸一郎  
演出:吉谷光太郎  
音楽:tak  
振付:MAMORU  
主催:「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」製作委員会  

チケット価格:全席指定8,500円(税込)

チケット取扱い:
・チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/houshinengi-stage/
・ローソンチケット
http://l-tike.com/houshinengi-stage/
・イープラス
http://eplus.jp/houshinengi-stage/
・CNプレイガイド
http://www.cnplayguide.com/houshinengi-stage/

公式サイト https://musical-houshin-engi.com/
公式twitter @musical_houshin

© 安能務・藤崎竜/集英社
© 「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」製作委員会

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numan編集部

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