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美形かつ演技派!実写映画のイケメン“バイプレーヤー”4選。伊勢谷友介、山田裕貴etc.

マンガ、アニメの実写映画では、非現実的世界観を再現するためにさまざまな工夫が凝らされます。そして、下手したらただのコスプレになってしまいそうなキャラの役をやるために、それに耐えうるだけの演技力&ビジュアルの俳優を起用する必要があります。

特に主演作が多い吉沢亮さんや菅田将暉さんに山田涼介さんや山﨑賢人さん、土屋太鳳さん、橋本環奈さん、長澤まさみさんのほか、「この人、主演以外でよく実写映画出てるな~」と思う、強烈な個性のバイプレーヤー俳優4人をご紹介します。

本郷奏多:クセつよなイケメン役はお手の物

本郷奏多さんは実写映画版『テニスの王子様』やドラマ『アカギ』など、主演も多くやっていますが、それ以上にクセのある脇役で数々の実写作品に出演しています。

『NANA2』のシン、『GANTZ』の西丈一郎、『氷菓』の関谷純、『鋼の錬金術師』のエンヴィー、『いぬやしき』の安堂、『嘘喰い』の目蒲鬼郎…などなど、それぞれクセ強なイケメンキャラをかなりの再現度で演じており、実写化を嫌がりがちなマンガファンでも「本郷奏多がいるなら安心」という声も上がるほどです。

そんな彼が特に異彩を放ったのが、歴史バトルマンガの実写版『キングダム』に出演した時。のちの始皇帝となる嬴政(えいせい)に反旗を翻した王弟・成蟜(せいきょう)を演じ、その端正な顔が原作通り醜悪に歪んで見えるほどの怪演を見せています。

冷酷な笑い方や追い詰められた時の小者感など完璧でした。成蟜はのちに頼れる味方になるので、実写化でそのくだりまで行けるかは不明ですが、ぜひまた本郷さんに演じてほしいものです。

伊勢谷友介:まるで二次元キャラ!抜群のスタイル

映画初主演作として『CASSHERN』に出演して以来、定期的に実写映画に出続けている伊勢谷友介さん。

その日本人離れした整った顔と抜群のスタイル、独特の低温ボイス、鋭すぎる眼光など、そもそもの存在感が2次元っぽい彼は、『カイジ2 人生奪回ゲーム』の一条や、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』の四乃森蒼紫、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の空条承太郎、その他さまざまな作品のイケメン2次元キャラをスクリーンに再現させてきました。

個人的に特に印象深いのは『あしたのジョー』でプロボクサーさながら、というかそれ以上の過酷な減量で演じた力石徹役、『愛しのアイリーン』で見せた英語フィリピン語ペラペラで喧嘩もめっぽう強い女衒のヤクザ者・塩崎役です。

どちらももともとの風貌がどこか似ているだけでなく、身のこなしや目つきまでマンガの世界から出てきたような佇まいで、伊勢谷さんが演じるから作品が成立しているような名演でした。

山田裕貴:声優としても活躍する演技派

未だにフレッシュな若手感のある俳優・山田裕貴さんも現在31歳。特徴的な声で声優としても活動しています。

そんな彼はドラマでは『GTO』『イタズラなKiss』『トモダチゲーム』『僕たちがやりました』『健康で文化的な最低限度の生活』、映画では『ホットロード』『ストロボ・エッジ』『青空エール』『亜人』『トモダチゲーム』『となりの怪物くん』などなどさまざまな実写作品でバイプレーヤーとして出演しています。これから公開の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』では人気キャラのゾルフ・J・キンブリーを演じる予定です。

上記2人と同じように現実離れした美形ですが、声のトーンやバラエティで見せるキャラなどは普通のあんちゃん、という雰囲気の山田さんは、「HiGH&LOW」シリーズの鬼邪高校番長・村山良樹役でブレイク。
原作はないので実写版とは違いますが、いろんな作品で見る「普段はゆるい三枚目だけど、本気出せば普通に強いし男気満載」という人気キャラの法則をがっちり抑えた役柄で、アドリブも込みで生き生きとした演技を見せています。
その後も『東京リベンジャーズ』のドラケン役や、『ハコヅメ~戦う交番女子~』の山田役など、2番手でこそより輝く持ち味を見せました。もちろん『ホームルーム』や『ここは今から倫理です。』などの主演作もおすすめです。

高嶋政宏:“ゆるい大人”がハマるベテラン

最後にベテラン俳優も紹介しましょう。87年デビューで今年俳優業35周年を迎えた、高島忠夫の長男・高嶋政宏さんです。弟・政伸さんよりもワイルドな役柄が多く、その顔強めなイケメンぶりは50代後半でも健在。

鋭い眼光、顔の圧でアクの強い役を数多く演じており、『ふたつのスピカ』『信長協奏曲』『監獄学園-プリズンスクール-』『武士スタント逢坂くん!』『キングダム』『かぐや様は告らせたい』などに出演してきました。

「いい年なのにいい加減な大人役」をやらせたら抜群で、特に『映像研に手を出すな!』藤本先生、『ぐらんぶる』の古手川登志夫、などアホな保護者ポジションで短い出演時間で強烈なインパクトを残しています。特に『ぐらんぶる』で「バモス!」と叫びながら、50代半ばとは思えないキレでパンイチで踊りまくる場面は衝撃的でした。
主演を張れる人気と実力がありながら、バイプレーヤーとしても高く評価されているみなさん。主役を立てつつ個性を主張することはある意味、主役を演じるよりも難しいことかもしれません。作品を鑑賞する際はバイプレーヤーの方々にも注目してみてください。
(執筆:今泉)
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numan編集部

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