舞台「どろろ」東京開幕！鈴木拡樹 版は伝説の作品になる――有澤樟太郎らキャストコメントが到着

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3月2日に大阪公演から開幕した舞台「どろろ」。3月7日池袋サンシャイン劇場にて東京公演初日を迎え、それに先がけ舞台挨拶・公開ゲネプロが実施されました。

手塚治虫のマンガ「どろろ」を原作とした舞台「どろろ」。主演・百鬼丸役に、鈴木拡樹さん、どろろ役に北原里英さん、多宝丸役に有澤樟太郎さんなど、旬な実力派俳優陣が演じていることで注目されている傑作ダークファンタジー。

こちらの記事では東京の初日舞台挨拶に登壇した皆さんのコメントをお届けします。

「どろろ」は大変愛されている作品だということをひしひしと感じています。「どろろ」はたくさんのリメイク作品もありますし、アニメ化も映画化もされている作品です。今回の舞台化では、家族という縁を濃く描いたストーリーになっています。

今までにない"家族"をピックアップした「どろろ」を、できればご家族で楽しんでほしいなという思いで公演に臨んでおります。ぜひご家庭でも盛り上がって頂けるような「どろろ」として公演を続けていきたいと思います。

「どろろ」という作品は、手塚治虫さんの傑作ダークファンタジーというだけあって、今日のお天気(取材当日は雨)のように雨が似合う話になっています。

その中でも私が演じる"どろろ"は唯一太陽のようにみんなを照らしていけるよう元気いっぱい生きている役なので、舞台の上では太陽として生きていけるように頑張っていきたいと思います。最後までケガなくみんなで一つになって走り抜けたいと思います。

数ある舞台全体としても、この「どろろ」は特に生の良さが全面に出ていると思います。生ならではの迫力や人間が描く生々しさが全面に出ていると思うので、そこに注目してほしいなと思います。

大阪での4公演を終えてとても良い勢いで来ているので、このまま東京・福岡・三重とさらに勢いを増しながら歩いていく気持ちで精いっぱい頑張ります。

この作品に携われて本当に嬉しく思っています。大阪で幕を開け、今日から東京公演ということで、初心を忘れず全力で闘っていきますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いします。

僕は刀を使っての殺陣が初めてなので、ケガなく最後まで駆け抜けられるように頑張っていきたいと思います。(演出家の)西田さんの元でこの作品の世界観を楽しんでいきたいです。

たくさんの愛で満ちている作品になっていると思います。そんな愛あるところも観ていただければ、みなさんの心に残る作品になると思います。人生初の泥だらけの役です！(笑)　　泥だらけになりながらがむしゃらに生き抜いていきたいと思います。

原作の醍醐景光はただただ冷血で冷徹な、ワル。本当に悪い男なのですが、舞台版では父として、家族として百鬼丸、多宝丸、そして妻・縫の方とどう関わっていくかという視点でも描かれ、百鬼丸の背景を映し出しています。

鈴木(拡樹)さんのファンを公言している私なのですけれども、鈴木さんを見ているだけで、百鬼丸が切なくて寂しくて。色んな物を背負い込んで純粋でダイナミックで、優しい。今後、鈴木・北原版の「どろろ」は最高だったと、伝説になり、後世に語り継がれるものになると思います。

人々の想い、絆、愛。さまざまな生き様を見届けていただけたらなと思います。この作品が皆様の心に長く残り続けるよう一生懸命この役を生き抜いて参りたいと思います。

手塚治虫先生の名作、そして天才・西田さんの演出で「どろろ」の世界に出演できて誇りに思っています。思う存分に楽しみたいと思います。

寿海は百鬼丸の育ての親という形ですが、先ほど鈴木(拡樹)くんがお話されたように、この作品は家族の絆のお話になっています。そこもしっかり表現していきたいと思います。

さらに脚本・演出の西田大輔さんからもコメントが。
「どろろ」という名作に関わることができたことに感謝を表し、舞台上が場面転換する際の“暗転”ひとつでも「この舞台では“暗闇”として訴えかける何かがあるのではないか」など、細かくひとつひとつのシーンを考えたいとコメント。
また、「真摯に臨んでくれたキャストの演技部分も含め、沢山の方に観てほしい」と話しました。

大阪公演を終えて、いよいよ東京公演が開幕した舞台「どろろ」。血の繋がりや心の絆を深く掘り下げ、壮絶な殺陣の応酬など心身ともに全力で板の上に立つキャストの皆さんからの熱意がひしひしと伝わってくる会見となりました。

舞台「どろろ」は大阪・東京公演のほか、福岡や三重での公演も開催予定。
3月17日（日）の東京公演・千秋楽はライブビューイング上映も行われ、同日・CSテレ朝チャンネル１はライブビューイングの生放送も決定しています！

■タイトル：舞台 「どろろ」
■キャスト：鈴木拡樹／北原里英／有澤樟太郎／健人 影山達也 田村升吾 赤塚篤紀 児島功一／唐橋充 大湖せしる

■スタッフ：
原作：手塚治虫
脚本・演出：西田大輔

■公演日程・場所：★アフタートークあり！
＜大阪＞2019年3月2日（土）～3日（日）梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
＜東京＞2019年3月7日（木）～3月17日（日）サンシャイン劇場

■チケット料：全席指定 8,900円（税込）／先行特典非売品グッズ付き・全席指定 10,500円（税込）
※先行特典非売品グッズ付き・全席指定は、先行のみの販売となります。

■チケット販売：
オフィシャルHP最終先着先行販売中
一般発売：2019年1月13日（日）10:00～

■主催：舞台「どろろ」製作委員会
■企画制作：エイベックス・エンタテインメント／Office ENDLESS

■公式HP：https://www.dororo-stage.com/
■公式Twitter：@dororo_stage

◆TVアニメ「どろろ」 2019年1月7日（月）よりTOKYO MX、BS11にて毎週月曜放送！  
※キャスト※ 百鬼丸：鈴木拡樹 どろろ：鈴木梨央 琵琶丸：佐々木睦 ほか