令梟の守護聖＆サイラスが勢揃い！ 新たな絆を感じる 『アンジェリーク ルミナライズ1st Floating Stage』イベントレポート

2021年5月に発売されたNintendo Switch用女性向け恋愛シミュレーションゲーム『アンジェリーク ルミナライズ』（略称：アンミナ）。ゲーム発売後、初となる『アンミナ』のオンリーイベント『アンジェリーク ルミナライズ 1st Floating Stage』（略称：フロステ）が2021年7月24日(土)に開催されました。

令梟の宇宙の守護聖を演じる9名のキャストの皆さんに加え、執事サイラスを演じる小野友樹さんの全10名が勢揃いした本イベント、昼公演のレポートをお届けします！

今回のフロステは、有観客と配信での同時開催。
開演時間間近、早速始まったのはあなたの執事サイラス（小野友樹さん）による開演前ナレーション。
サイラスのアドリブを随所に挟んだ開演前ナレーションは遊び心満載で始まる前から笑いを誘います。

さらにオープニングでは、「ニワトリかと思いましたか？」とニワトリの鳴き真似から入る小野友樹さん。ゲーム内ではサイラスのモノマネに翻弄された女王候補の皆さんも多かったのでは（笑）。

続いて竹内良太さん（地の守護聖ロレンツォ役）、上村祐翔さん（夢の守護聖フェリクス役）、島﨑信長さん（鋼の守護聖ゼノ役）、小松昌平さん（緑の守護聖ミラン役）、佐藤拓也さん（炎の守護聖シュリ役）、大塚剛央さん（水の守護聖カナタ役）、宮崎 遊さん（風の守護聖ヴァージル役）、七海ひろきさん（闇の守護聖ノア役）、土屋神葉さん（光の守護聖ユエ役）が次々にステージに登場し、出演者が勢揃い。

早速ドラマ「今度はオレが女王候補?」【part１】が始まります。

女王候補の二人は、夏季休暇で２泊３日の旅行中。女王候補が不在のせいか、空っぽになった執務室を見てサイラスは一計を案じることに。
とある人からもらった「女王候補に見える薬」を使い、守護聖達に気合を入れ直して仕事に励んでもらおうとするのです。
薬のターゲットになったのは、ノア・カナタ・ゼノの３名。
3人の中からほぼ強制的に選ばれたのはカナタ。それを見たゼノは、カナタだけに押し付けられないともう一人の女王候補レイナになると宣言します。ゼノ、優しすぎる……！

女王候補に見えている間、当然不在となってしまうカナタとゼノは神鳥の宇宙の守護聖リュミエールの元へ外出したことにして、旅行土産という名目のおまんじゅうを手に守護聖の元へ向かう一行なのでした。

ライヴやトークコーナーを間に挟みながら、【part5】まで演じられたメインドラマ。夏季休暇の行き先である山や、おみやげのおまんじゅうなどは事前にTwitterで募集したアンケートの結果が反映されたもの。女王候補の皆さんの意見が取り入れてもらえるのも嬉しい仕掛けですね！

メインドラマの続きも気になりつつ、トークコーナー「守護聖Q&A」へ。
小野友樹さんの司会のもと、宮崎 遊さん、佐藤拓也さん、小松昌平さん、上村祐翔さん、竹内良太さんが、質問に対して自身の演じるキャラがどのように答えるかを回答するコーナーです。

質問は、ヴァージルからの「皆がよく言う言葉は？」とフェリクスからの「皆が思う（女王候補の）彼女の変化を教えてくれ」の２つ。
皆さん頭を捻りながらも、自身が演じるキャラのことはよくわかっている様子。そのまま正解、とまではいかないものの皆さんの回答はかなり正解に近いものばかりでした。
この結果に「皆さんキャラ掴んでますね」と視聴者も納得。

特に笑いを誘ったのは、フェリクスからの質問へのヴァージルの回答。正解は「黙秘します」。
「よりかわいくなったと思っていますが言いません」との補足に「そーゆーとこある！」と出演者の皆さん。
視聴者も「黙秘するんだｗｗｗ」と、らしい答えに思わず笑ってしまう一幕でした。

続いては、ドラマ「今度はオレが女王候補?」【part２】。
イベント中ではpart１～part5に分けて演じられたドラマですが、ここではわかりやすくドラマパートをまとめてお届けします。

女王候補に見える薬を使ったカナタとゼノ。おみやげを配りに行こうとする二人ですが、早速出会ったのはユエ。
薬の効果でしっかり女王候補として扱われ、戸惑いながらも必死で演技をする二人ですが、ユエに言われゼノとノアは王立研究院へ行くことに。カナタは一人でおみやげ配りに行くことになってしまいます。

最初はフェリクスとミラン。当たり前のように距離を詰めてくるミランに「近い近い近い!!」と焦るカナタ。
次に出会ったヴァージルは「食べるのはもったいないので飾っておきますね」とお礼を言いつつも、旅行はどうだった、どこへ行った、妙な男に声をかけられなかったかとじっとり問い詰めてきます。本当は付いて行きたかったと”好き”が全開のヴァージルの態度に思わず鳥肌が立ってしまうカナタ（笑）。

さらにシュリとロレンツォに出くわしたカナタは、部屋まで送るとシュリに腰に手を回され、驚いて大慌てで逃げだします。

普段の自分に対しての態度とは全く違う、女王候補だけへの特別な扱いを実体験し、
「お姉さんっていつもこんな感じなの……？　オレももっと大人の男っぽくしたほうがいいの……？」と悩むカナタ。
可愛い。

女王候補カナタの悪戦苦闘ぶりに、視聴者はコメントで大盛りあがり。
「カナタくん頑張れ！」「大人の階段登っちゃったｗ」「カナタ可愛い」「君はそのままでいて」とのコメントで溢れていました（笑）。

場面は変わり、カフェテラスで出会ったフェリクスとロレンツォ。シュリとサイラスも加わり皆で食事をすることに。
カナタの不在について話題になり、自身の行いを反省するシュリ。
（※普通の高校生だったカナタはある日突然守護聖に選ばれ、シュリによって半ば拉致されるように飛空都市に連れ去られてしまうのです。詳しくはこちら！）

一方ロレンツォは、カナタとゼノの不在という状況と、カナタ演じる女王候補の不自然な言動を考え合わせて怪しんでいる様子。

そこへエリューシオンで問題が発生したと緊急要請の知らせが。
霧に取り憑かれた住民二人が、他の住民を捉えて閉じ込めている──「終わらない鬼ごっこを強制終了させてください」との依頼に、リーダーのユエの下、守護聖たちは２チームに分かれてエリューシオンに向かいます。

ユエの指示の下、力を合わせて事態を収束しようと奔走する守護聖達。
女王候補（に見えている）カナタとゼノは、じっとその様子を王立研究院で見守ります。自らの決断を、守護聖を信じただひたすらに結果を待つしか無い……改めて女王候補達の仕事の困難さ、辛さを感じるカナタとゼノ。

やがて的確なユエの指示と完璧なチームワークで無事に鬼を捕まえた守護聖達。その様子を見て、緊張の糸が切れたカナタは倒れてしまい……。

このメインドラマでは、女王候補を必死で演じるカナタとゼノのやり取りも必見。
終始仲良しで可愛いカナタとゼノの様子に「尊い以外の感想がない」とのコメントも見られました！

バラエティコーナーでは、シチュエーションに合わせて持ち寄るものをそれぞれ回答する「ポットラックパーティーフロステ版」が行われました。
ここでも小野さんの司会のもと、出演者の皆さんが思い思いの回答を出していきます。

まずは「決起集会であなたが持ち寄る食べ物は？」とのお題。
「とんかつ」や「カツカレー」といった定番のメニューをあげた竹内さん、島﨑さんや、戦の前には「肉」でしょうと男前な回答をする七海さんと上村さん。

デザートが欲しいと「チョコフォンデュ」を選択する異色系回答の佐藤さん。中でも土屋さんは「オムライス」と回答。その理由は勝負事の前に日常的な食べ物を見て日常を思い出し平常心で臨みたいから、とのこと。
この回答には皆さん納得でした。

続いてのお題は「森の仲間たち開催の不思議パーティへの手土産は？」とメルヘンチックなもの（笑）。

パン大好きな上村さんは「くるみパン」をチョイス。大塚さんは、リスやアナグマがハンカチ落とししたら可愛いからと「ハンカチ」を。
その他「ハチミツ」（宮崎さん、佐藤さん）や「プリン」（土屋さん）といった回答の中で、独自路線を突き進んだのが七海さん。
森の仲間たちの悩みや人生についてなど深い話を聞いてみたいということで「人間になれる薬」という回答でした。

２つのお題に対する皆さんの回答を踏まえて、客席と視聴者と小野さんが選んだ優勝者は七海さん！

皆さんの回答と小野さんの絶妙なツッコミに爆笑必至の模様は、ぜひアーカイヴ配信でお楽しみください！

ドラマパートやバラエティコーナーを間に挟み、２回に渡って行われた「Floating Live Stage」。

まずは土屋さんの『Colorful Diamond』（ユエ）から。
光の守護聖ユエらしく、勇気をもらえる、元気になれるパワーがこもった素敵な１曲でライヴコーナーが幕を開けます。

続いては、島﨑さんが『一歩』（ゼノ）を披露します。
自分に自信がないゼノですが、「自分、がんばれ。」と歌い上げる、優しさと可愛さが詰まった曲です。
終始、笑顔を絶やさない島﨑さんですが、最後のはにかむような笑顔が印象的でした。

宮崎さんの『なだらかな坂道』（ヴァージル）は、募る想いをまっすぐに歌う”THE心の声ソング”（笑）。
メインドラマでも女王候補へ執着をみせたりと、愛が重い、いささか面倒な男っぽいヴァージルですが、「面倒だけどそこがいいｗ」とのコメントも。

後半は、佐藤さんの『RECOLLECTION』（シュリ）から。
客席を真っ赤に染め上げ、大人の風格で一気に会場を盛り上げます。

続いてはアダルティーな魅力！　竹内さんの『蒼いmonochrome』（ロレンツォ）。
大人組の色気がダダ漏れなステージに、今度は一気に会場が夜のモードに……（笑）。

ライヴコーナーのラストは、大塚さんの『おしえて』（カナタ）。
日常を奪い取られ守護聖にならざるを得なかったカナタの心情を吐露するかのような曲を、大塚さんが切なく歌い上げます。
切ない曲に「前向きな曲がほしい」「明るい曲お願いします」「幸せになってくれ」と視聴者の皆さんもカナタの幸せを願っていました。

前回のイベント『アンジェリーク ルミナライズ 新宇宙プレサミット』（2020年12月）は、まだゲーム発売前の開催でしたが、今回はゲーム発売後とあって、客席や視聴者の皆さんも『アンミナ』の世界観や登場人物をより親しんでいる中での初イベント。
だからこそ、ちょっとしたドラマでのやり取りや、出演者の発言に盛り上がり楽しむことができたのではないでしょうか？
最後の挨拶では、出演者の皆さん『アンミナ』でそういった繋がりができたことを嬉しそうに語っていらっしゃいました。

そしてアンコール曲は、今回が初披露となる守護聖全員曲『ONE AND ALL』！

ポジティブなメッセージが込められた背中を押してくれる曲です。
この曲にはコールアンドレスポンスの部分も設けられていますが、声が出せない分、思いを込めたペンライトが客席で揺れていました。
会場で思い切りコールアンドレスポンスができる日が待ち遠しいですね！
※このCDはイベントグッズ事後通販で購入可能。詳しくは公式サイトをご確認ください♪
申込は2021年8月1日(日)23:59までですのでお見逃しなく！

本イベントのアーカイヴ配信は、2021年8月1日(日)23:59まで！（チケットの購入は2021年7月31日(土)23:59まで）
配信限定での公演後の挨拶もありますので、何度も楽しんでみてくださいね！