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開演時刻になるとすぐに会場が暗転。モニターに映し出される映像にあわせて、メンバーが一人ずつステージ上へと登場していきます。
シンジの「横浜へようこそ!」、レオンの「2019年!あけおめー!」という掛け声とともに、昨年12月にリリースされた『Paradise』からライブはスタート。
そして息つく暇もなく、そのままARPのライブの最大の特徴かつ見せ場でもある、「バトル・フォー・ユニット」のコーナーへ突入。
これは、「ふれフレ」というARPオリジナルアプリを使った、観客参加型のリアルタイムのライブバトルになります。
会場にいるファンたちが、自身が応援するパフォーマーを1人だけ選んで応援ポイントを貯め、お気に入りのパフォーマーを勝利に導いていくという、ファン心をくすぐられるアプリ。
※「ふれフレ」やバトルについては、こちらの記事へどうぞ。
応援ポイントは各パフォーマー毎に貯まりますが、2人組で分かれるチームバトルの「バトル・フォー・ユニット」では、チームでの合算で勝負が決まり、その応援結果も同ライブで発表されるのです。
さて、今回のチームの組み合わせは、「シンジ&ダイヤ」対「レイジ&レオン」です!
トップバッターはシンジの『A Song For You』。まさに王子様といった優しい歌声と幼少期から嗜んでいるバレエを取り入れた華麗なダンスでプリンセス(シンジのファンの愛称)達を魅了していきます。曲終わりには「絶対守るから」という胸キュン台詞のサービスも。
アプリ「ふれフレ」では、ライブ中に、応援上位者のコメントがバックスクリーンに映し出される機能があります。もちろんパフォーマーの目にも映るため、10文字という制限がある中でいかに愛を伝えられるかが力の(?)見せ所です。
そして「サブメンバーのキスは全部もらった!」という掛け声で登場したのは、ダイヤ、レイジの2人からなるユニット・REBEL CROSS。デビュー曲の『THE KISS』で会場中を赤のサイリウムで染めあげ、2人の衝動がぶつかり合う中、力強くもキレイなハモリが響き渡っていきます。
バックスクリーンには「ダイヤに心底惚れてる」「ハッピーレイジイヤー」というサブメンバー(REBEL CROSSのファンの愛称)からの熱い愛のコメントが飛び交っていました。
そして、ライブ恒例の撮影タイムも実施。基本的にARPのライブでは、終始、写真撮影がOKとなっているため、ライブパフォーマンス中もメンバーをカメラに収めようとひたすら写真を撮るARSさんの姿も見受けられます。
今回は新衣装がお披露目とのこともあり、パフォーマーたちも衣装が見えやすいようにカッコよくポーズを決めてくれました!
※ただし、動画撮影や、連写した写真をGIF動画にすることは禁止されているので注意が必要です! 詳細については公式サイトをチェックしてくださいね。
ダイヤが新衣装のこだわりポイントを教えてくれたり、BLUE BLOODというシンジとのユニット曲を披露したりと、ARPの仲の良さが伺えるトーク内容も充実。そのトークの詳細や、シンジ、レイジ、レオン、ダイヤ、4人それぞれが書き初めに掛け想いを語ったMCの様子は、【PART2/拡張編】でお楽しみください。
ファイナルマッチで歌われる曲は、新曲の『Finalist』。
ボーカルなしの音源だけは先行してラジオ内で公開されていましたが、歌詞が明かされ、ボーカルに乗せて歌われるのは本当にこの日が初めてとなります。この『Finalist』は、ファイナルマッチでしか歌われない曲=勝者しか歌えない曲でもあるということで、会場の緊張も一入です。
「絶対に勝つぞー!」というレオンの叫びと、レイジの「負けるかよ」というクールなのに熱い闘志を纏った掛け声を合図に、バトルがスタート。
そして、そのままの勢いを保ち、2番サビもレオンが歌うことに。これにはレイジも「くそっ!」と悔しそうな表情を浮かべます。
モニターに映し出されるリズムアイコンにあわせて、観客達が熱心に「ふれフレ」のスマホを振っていく中、最終得点は、レオンが1億2000万台、そしてレイジが1億500万台となり、勝利はレオンの手に!!
心身ともに激しくぶつかりあった2人へ向けて、会場からは自然と大きな拍手が沸き起こります。
一方、1億点越えをするも惜しくも敗れてしまったレイジは、「めちゃくちゃ悔しいね。初日獲りたかったな」と嘆きつつも「明日以降、必ず巻き返す。サブメンバー諸君、頼んだぜ」と気持ちを切り替え、サブメンバーと心を一つにしていきます。
ソロ曲の作詞、作曲も手がけるレオンは、今回勝ち取った新曲について、「みんなどんな曲がいい?」と会場に問いかけつつ、「みんなの意見を取り入れて最強ソングを作りたいと思っています!」と、改めて、力強く宣言しました。
ちなみに、第1公演で惜しくも敗者となったシンジとダイヤは、課題という名の罰ゲーム、ではなくコンビ漫才を披露。ひょっこりはんもびっくりな漫才の才能を開花させた……? その様子はこちらの記事【PART2/拡張編】で。
続いて、レオンのソロ曲『SHAKE!!』は、一緒に踊りたくなるようなアップテンポなサウンドで会場を揺らしていきます。早口言葉のような歌詞も特徴的なこの楽曲では、レオンが「生麦生米生卵」がちゃんと言えるかどうかを見守るのも楽しみ方のひとつ。
言えなくても言えても歓声があがるのがARSの皆さんが温かい証拠。そして即興での替え歌が得意なレオンは、先程のバトルソングのことを彷彿とさせるように「“1億点”のアンコール歌う」と歌詞を替えて歌い、会場をさらに沸かせていきます。
そして、ノンストップでレイジのソロ曲『運命論』も後に続きます。こちらはレイジが初めて自身のソロ曲を作詞作曲したとあり、レイジらしいとも言えるような大人へ物申す楽曲となっています。ダンスは控えめに、拳をあげながら伸びやかな歌声で圧倒的な歌唱力を披露していきました。
新曲最後となるのは、4人曲の『I’ts Show Time!』。4人が客席に背を向けたまま登場すると、それぞれの衣装のコートに入っているラインが光る演出も。
ARPのライブでは毎回このように、ファンと触れ合う瞬間が設けられているため、バトルコーナーでARSの皆さんが熱くスマートフォンを振るのも頷けます。
そして、ラストに歌われたのは、レイジが作詞作曲した『Start of the start』。これまではアンコールに歌われている楽曲ではありましたが、今回は第2公演、第4公演の本編ラストはこの曲が飾ることに。
別れを惜しみながらも再会を約束する、希望に溢れたこの曲では、レイジ自ら、メンバーの歌割りを考えたというエピソードがあるなど、ファンにとってもとても大切な楽曲となり、思わず涙を浮かべるARSが何人もいる中で、4人は丁寧に歌い上げ、ステージの幕を下ろしました。
ARSも全力でサイリウムを揺らし、それに応えるかのようにステージをめいっぱい飛び跳ねる4人の歌声が会場の端から端まで響き渡っていきました。
興味はあるけどいきなりライブに行くのには勇気がいる……と思っているそこのあなた。
大丈夫です。
ARPには、本公演の収録映像を上映するREWIND公演なるものがあります。今回のKICK A’LIVE2のREWIND公演が、2019年4月に開催されることも発表となりましたよ!
チケット販売スケジュールなどの詳細については、公式サイトからの続報をお待ちください。
2019年は、レギュラー番組の放送、アニメ化、そしてきっとまだ公にはされていない大きな情報も控えているのでは? と思ってしまうぐらい勢いが加速していくARP。まさに今年は“ARPイヤー”といえるかもしれません!
今後の彼らの活躍に期待したいと思います!
<REWIND公演情報>
公演タイトル:REWIND5
公演日時:2019年4月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)
会場:DMM VR THEATER
DATA
【ライブ情報】ARP『KICK A’LIVE2(キック アライブ ツー)』
ARP『KICK A’LIVE2(キック アライブ ツー)』
▼会場
横浜文化体育館
▼公演日程
2019年1月5日(土)
第1回:14時00分開演(13時15分開場)
第2回:18時30分開演(17時45分開場)
2019年1月6日(日)
第3回:13時30分開演(12時45分開場)
第4回:18時00分開演(17時15分開場)
※公演時間は2時間前後を予定
▼出演者
ARP / シンジ、REBEL CROSS(ダイヤ、レイジ)、レオン
(C) YUKE'S Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
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