寺島拓篤、立花慎之介ら出演『遙かなる時空の中で７ ～出陣！～』イベントレポート！ 待ち望んだ２年越しの有観客イベントに客席も配信も湧いた！

同年8月には、初のオンリーイベントとなる『Neoromance FES 遙かなる時空の中で7 ～初陣！～』が配信イベント（無観客公演）として催されました。

「次は会場で逢いましょう！」との約束から2年。
ようやく念願叶っての有観客イベント『遙かなる時の中で７ ～出陣！～』がKT Zepp Yokohamaにて2022年8月28日（日）に開催されました。
リアルにイベントに参加できるこの機会を待っていた神子様も多かったのではないでしょうか？

出演者は、
寺島拓篤さん（真田幸村 役）
阿部 敦さん（宮本武蔵 役）
立花慎之介さん（黒田長政 役）
竹本英史さん（直江兼続 役）
四反田マイケルさん（阿国 役）
安元洋貴さん（柳生宗矩 役）
高橋美佳子さん（天野七緒 役）
の7名。

2年ぶりでも変わらない、いやそれ以上にパワーアップした絆を感じ、配信も会場も盛り上がった昼公演の模様をレポートします。

富士の頂で百鬼夜行を退け、岐阜城にて新たな日々を送る神子（高橋美佳子さん）。
ところが城下に突然怨霊が発生、急いで駆けつけるとそこには続々と懐かしい八葉の面々が集まってきます。

しかし再会の喜びもつかの間、黒田長政（立花慎之介さん）と直江兼続（竹本英史さん）の間には刺々しい言葉が飛び交い、剣呑な雰囲気が。
それもそのはず、時代は天下分け目の関ヶ原の戦いの直前。

東軍に属する黒田長政、宮本武蔵（阿部敦さん）、柳生宗矩（安元洋貴さん）と西軍に与する真田幸村（寺島拓篤さん）、直江兼続、阿国（四反田マイケルさん）の間はまさに一触即発、ピリピリとしたムードが漂うのもむべなるかな、という状況なのです。

関ヶ原の戦い──史実では、石田三成率いる西軍は敗北。三成は六条河原にて処刑されています。そして、同じく西軍の真田幸村もまた大坂の陣で命を落としてしまう……。

自分を気遣い、優しく微笑む幸村を前にして神子は悩みます。
龍神の神子として勤めを果たしても、大切な仲間をそのままにしておいてよいのか。自分にできることは無いのか。もしも願いが叶うなら──。

「幸村さんに生きて使命をまっとうして欲しい」
「三成さんに生きて使命をまっとうして欲しい」

この2つの選択肢から、会場と配信視聴者の投票によりこの後のドラマの結末が決定される、ということで早速高橋さんの進行のもと、会場での投票が始まります。

会場を上手、下手の２つに分け、それぞれが１票ずつ。これに配信視聴者がTwitterで投票した結果を１票として合計３票で決定されるルール。

高橋さんの進行を助けるためにと本来出番ではないのにステージに登場したキャストの皆さん(素敵な絆ですよね)。

圧倒的な幸村票の勢いに、「三成はどうでもいいっていうのかよ(笑)」という寺島さんのツッコミを交えつつも、さすがに幸村役の寺島さんを前に、他の選択肢は選べません！ということで結果は3対0で幸村ルートに決定！

果たして幸村が生き残るIFはどのような物語なのか……期待を胸にイベントは進みます。

出題された質問に対し、自身が演じるキャラクターの回答を選ぶ、前回のイベントでも行われた爆笑必至のコーナーです。

東軍(立花慎之介さん、阿部敦さん、安元洋貴さん)、
西軍(寺島拓篤さん、竹本英史さん、四反田マイケルさん)に別れてチーム戦で行われます。

早速の1問目は「Q．あなたにとってずばり愛とはなんですか？」
対する選択肢は八葉なのに9択!?

「⑨その他(具体的に)」とあり、もうこれは皆さんにボケてくださいと言わんばかりのスタッフさんの愛ある無茶振りなのでは……。
そして皆さんこれを見逃さず「⑨その他」を選択、ボケていくのはさすがの一言。

さらに寺島さんは、大きくボードに矢印を描き、その指し示す先は、ご自身の着用している六文銭のネックレス！
幸村ならではの回答に皆さん「愛ですね」と頷きます。

そして「金」と躊躇なく答えた立花さんに、「姫さま」と武蔵らしい答えの阿部さん。

ここぞとばかりにボケ倒す皆さん、進行役の高橋さんに「みんな大人になって！」と怒られつつ(笑)も、四反田さん「⑦望むべきでないもの」と安元さん「④縁のないもの」が手堅く正解を獲得し、東軍1対西軍1で同点に。

何故か「右足」が正解だった柳生宗矩。安元さんは理由を知りたい！と驚くも、理由についてはイベント内では明かされず。キャストでなくとも皆さん、正解とその理由が気になるところですよね！　ぜひ、理由を教えて欲しいです！

結果、2問を終えて、東軍2対西軍1で、立花さん率いる東軍の勝利！
キャストの皆さんがこんなにボケられるのも、しっかり受け止めてくれるキャスト陣の絆があってこそ。
ちょっと天然（？）な高橋さんの愉快な進行も相まって、笑いに溢れたコーナーとなりました。

イベントではもはやおなじみの「ぱられる遙か」シリーズですが、今回は芸能界が舞台。
あまたのもののふ（と書いてアーティストと読む）が集う天下分け目の関ケ原 東西歌合戦！
大坂城天守でのライヴ実施権を賭けて、東軍と西軍が争うことに。
そしてこの東西歌合戦で披露されるステージという設定で、怒涛のライヴコーナーが始まります！

トップバッターは宮本武蔵(阿部敦さん)の「剣の道」から。
元気いっぱいな武蔵らしい明るい楽曲、「振れ　振れ　振れ」の歌詞のところでは曲に合わせて客席では赤のペンライトが元気よく振られていました。

続いては阿国（四反田マイケルさん）の「ひらり　また　ひらり」。しっとりと艶やかに歌い上げます。

直江兼続（竹本英史さん）「絶え間なく愛を」は、イベントCDに収録された新曲。
ラストの「愛を」ではセクシーな囁きに耳が幸せ！

そして東西両軍のしんがりは、黒田長政（立花慎之介さん）「強く燃やせ命」と真田幸村（寺島拓篤さん）「瑠璃色の幸せ」。

結局神子は関ケ原の戦いを止めることはできず、時は大坂城夏の陣。
幸村はいまだ徳川方に抵抗を続けていました。
もはや勝ち目などない戦い、それでも己の信念のために一人槍を振るい続ける幸村。

この先に待ち受ける悲劇を止めるために、神子と阿国、兼続は、幸村を説得しようとします。
しかし彼は「命はとうに捨てております。私は戦うために在るのです」と譲りません。
神子は命を賭けて幸村の前に立ちはだかり、これ以上は自分を倒して行けと迫ります。
幸村の槍と神子の薙刀が打ち合わされ──、しかし幸村に神子を斬ることなどできようもなく幸村はその場に膝をついてしまいます。

必ず戻ってくると約束し、幸村は火の手が上がる大阪城を目指して走り去っていくのでした。

神子の決意、そして幸村の信念、八葉たちの熱い絆が胸を打ち、キャスト陣の熱演も相まって思わず涙が溢れました。
イベントパンフレットにはメインドラマのアフターストーリーが掲載されており、こちらもあわせて読むと本当に胸熱ですよ！

そしてイベント後には会場限定でのスペシャルアフタートークも。
高橋さん、竹本さん、四反田さん、安元さんの４名が登場し、会場の皆さんへの感謝の気持ちを「しりとり」でお届けすることに。
なぜしりとり？と驚きながらも、皆さんチームワークを生かして綺麗にまとめ、会場は笑顔と大きな拍手に包まれました。

本イベントのアーカイヴは2022年9月4日（日）23:59まで視聴可能（チケット販売は同日21:00まで）。
最終日となる9月4日は、ネオロマンスイベント公式Twitterにて同時視聴の企画も予定されているとのことなので、イベントの盛り上がりをもう一度お家でも楽しんでみてくださいね！