【写真30枚】小野賢章、花江夏樹ら新グループVadLipキャストも登場！アオペラ新人キャストに先輩からの愛あるいじりも？「アオペラ -aoppella!?- Summer Festival」レポート

2022年8月27日（土）、東京・江戸川区総合文化センター　大ホールで、「アオペラ -aoppella!?- Summer Festival」が開催。
イベントには、木村良平さん・逢坂良太さん・KENNさん・柿原徹也さん・前野智昭さん・佐藤拓也さん・濱野大輝さん・仲村宗悟さん・小野賢章さん・花江夏樹さん・増元拓也さんの、総勢11名が登壇。新ユニットの発表もあり、大盛況のイベントとなりました。

木村さん・逢坂さんをはじめとする８人がステージに登場！
ですが、登壇キャスト8人に対し、ステージには何故か空席が3つ……。「間違えて置いたんですかね？」「（来ていないFYA’M’のメンバーが）ボイコットしてるのかも」と、おどける場面が。

その空席の理由を明らかにすべく、まずはイベント前から公式Twitterで公開され連日話題となっていた新グループ「VadLip（バッドリップ）」の詳細情報が解禁！
プロモーション映像とあわせ、新キャラクター6人のキャストも発表され、会場からは歓声と拍手が……！
そして映像が終わると、木村さんの呼び込みでVadLipから、柊迫侃（ふきさこ すなお）役の小野賢章さん、大里帆波（おおさと ほなみ）役の花江夏樹さん、雛乃秀（ひなの しゅう）役の増元拓也さんの3人が登場。

「アオペラ新人声優の……」とユーモア（？）を交えながら各々挨拶をした3人でしたが、登場時、先に登壇していた『アオペラ』の先輩キャスト陣からは早速いじられていました。

KENNさんに「君たちちゃんと歌えるのかね？　アカペラは……難しいよ？」と問われ、「僕たちの『アオペラ』への思いは今日の気温にも負けないくらい熱いです！　蝉よりも声が出てます！」と返す花江さん。柿原さんから「どうですかKENNさん、今のコメントを聞いて」と問われると「すごくいいね」と即答。
他のキャスト陣からは「ちょろい（笑）」「刺さってる（笑）」とツッコミが飛び交います。

ちなみに、小野さんは『アオペラ』を始動時から知っていたそうで、最初に発表されたJ-POPカバー動画も見ており、花江さんに「これ見て！」と教えたのだとか。それを見た花江さんも「やりたい！」と思い、ふたりで「自分たちがアカペラグループを作るなら」と妄想までしていたそうです。

「VadLipについてミリしらやってみよう！」と題し、VadLipの3人と司会の木村さんを除いたキャスト7人が、ビジュアルや名前などの情報から、そのキャラクターがどんな人物かを想像して当てるゲームを実施！
3チームに分かれ、キャラクターの設定・性格・言いそうなセリフを考えて発表。予想したセリフは、実際に3人が読みあげてくれるということで、気合い（？）が入ります！

小野さん演じる柊迫侃を逢坂さん・KENNさんチーム、花江さん演じる大里帆波を柿原さん・前野さんチーム、増元さん演じる雛乃秀を佐藤さん・濱野さん・仲村さんが考えることに。

逢坂さん・KENNさんチームは、柊迫侃の設定と性格を「マザコンで二重人格」、セリフは「君、ハンカチ落ちたよ　早く拾えよ」と言うのではないかと予想。
この設定で、小野さんがキャラクターになりきり、スタンダードながらもしっかりと二重人格が垣間見える演技でセリフを披露。この設定とセリフに、「しっくりきました」と爽やかな笑顔で話す小野さん。

続く柿原さん・前野さんチームは、大里帆波の設定と性格は「父が有名声優（声が高い）で、声にコンプレックスを持っている（本当は声が低いのに無理して高くしている）」、セリフ「（作ってない声で）オレはオヤジとは違う！」と言うのではないかと予想。
この設定で、花江さんが「僕の父は花江夏樹！」など、アドリブをふんだんに取り入れてセリフを披露。貴重な花江さんのデスボイス（？）も聴け、拍手と笑いが起こっていました。

最後に佐藤さん・濱野さん・仲村さんチームの考えた、雛乃秀の設定と性格は「8人きょうだいの三男坊で、カレーライスは右上から食べてつけものは最後にするタイプ」、セリフは「ああ……足りない……足りないよ……アカペラが足りない……足りない足りない足りない足りない足りないあああああ」と言うのではないかと予想。

増元さんはこの設定かつ、会話の中で飛び交っていたイメージ（？）をすべて回収し、即興の一人芝居を交えながらセリフを披露。やりきった姿には拍手が……！
結果、3チームとも不正解。正しいキャラクターのプロフィールが紹介され、答え合わせをします。

また、今回予想をした3人だけでなく、残りの3人分のプロフィールも紹介。

八代拓さん演じる反郷粋（はんごう すい）に対し、木村さんが「さん」付で名前を紹介すると、（飯盒炊飯をほうふつとさせて）丹波燐（たんば りん）を演じる逢坂さんが「（名前の読み方的な意味で）キャラが被るじゃねーか！」と突っ込む場面も。
既存のキャラクターとの関係を示唆するキャラクターもいるなど、今後のドラマやリルハピ・FYA’M’のメンバーとの絡みが楽しみになりますね！

豪華景品を賭け、チーム対抗のイラスト当てクイズを実施！
各ユニットの代表者がお題となる単語に添ってイラストを描き、残りのメンバーがそのイラストは何を描いたのかを当てていくというもの。制限時間2分30秒以内に、何問正解できるかを競います。

司会の木村さん指名のもと、VadLipチームからは絵が上手いと噂されている増元さん、FYA’M’チームからは（佐藤さん・濱野さんのふたりいわく）独特の世界観で絵を描くという仲村さん、リルハピチームからは（佐藤さんいわく）独自の世界観を持った柿原さんがイラスト担当者として選抜されます。

三者三様のイラストが描かれ、回答者たちも死闘（？）を繰り広げた結果、VadLipチームが6問、FYA’M’チームが4問、リルハピチームが6問正解しましたが、リルハピチームは「お題の順番を勝手に変えた」ということで、VadLipチームの勝利！
ちなみに景品は生々しいものということで、詳細は秘密とのことです。

イベント用に書き下ろされたドラマを生朗読！

内容は、FYA’M’に誘われて夏祭りに来たリルハピ。遅れて合流することになっている舞斗・明・光緒の3人の到着を待ちつつ、「ラムネが飲みたい」という壱の意見もあり、ラムネが売っている屋台を探しに行くと、そこにはメンバーとはぐれたVadLipの侃・帆波・秀の3人がいて……というもの。

このドラマのシナリオは、公式サイトでミニノベライズとして公開されています。
アフターストーリーも追加されているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね！

おまちかね、「VadLip」のJ-POPアカペラカバーMV「踊／怪物」が初公開！
MVでは、「VadLip」の生徒たちを演じる声優が、実際にスタジオで歌う姿を見ることができました。

2曲とも「ミクスチャーロック」と呼ばれるジャンルの楽曲。VadLipは攻めのアカペラという音楽性ということで、リルハピ・FYA’M’とはまた異なった表現に圧倒されます！
あまりのクオリティの高さに、キャスト陣からは「フルオーケストラ入れちゃだめだよ！」「えげつない」と称賛の声、会場からは鳴り止まない拍手が……！　3人ともアカペラ経験はなく、今回が初挑戦とのこと。増元さんが「最初どこで息継ぎしたらいいんだろうってばっかり考えてました」と話すと、「確かにアオペラの曲は人間想定してる？　って時が、時々ね」と言う木村さん。
これには他のキャスト陣も「わかる」と同意。

濱野さんに練習方法について聞かれた増元さんは、「ずっと自分のパートだけを聴き続けるしかなかった、その時期は他の曲が聴きたくなくて……」と答えると、「聴けない！」食い気味で入り込む前野さん。それぞれのチームでベースを担当している3人は通ずるものがあるようで、増元さんの意見に激しく同意する場面が見受けられました。

また、花江さんは曲を覚える際、自分のパートだけ聴いてもどこを歌っているのかわからなくなってしまうことが多く、全体の音源に自分のパートが大きめに聴こえるように独自にMIXをした音源を作成し覚えたそう。逆に小野さんは「このあと何かあった時のために全体で慣れておかなければいけない」と思い、いったん自分のパートを覚えたあとは、全体の音源だけで練習をしたそうです。

そんな3人の収録当時の様子を聞いたところで、内容盛りだくさんで楽しかったイベントも終わりへ……。
最後は11人それぞれが感想を話し、ご挨拶。興奮冷めやらぬまま、イベントは終了しました。

新グループのVadLipはリルハピ・FYA’M’とはまた違った音楽性で、オリジナル楽曲がより一層楽しみに！　3グループとも、まったく違う彩の表現と個性豊かなキャラクターたちで、どのユニットも推したくなります……！
ますます盛り上がりを見せる「アオペラ」。VadLipが今後どう絡んでくるのかも、とても楽しみです！

「アオペラ -aoppella!?- Summer Festival」
開催日：2022年8月27日(土)
会場：江戸川区総合文化センター　大ホール
出演者：木村良平、逢坂良太、KENN、柿原徹也、前野智昭、佐藤拓也、濱野大輝、仲村宗悟、小野賢章、花江夏樹、増元拓也