【前編】「声優紅白歌合戦2019」初開催！イベントレポート公開｜声優ファンの祭典に豪華20名以上が夢の競演

4月14日(日)に舞浜アンフィシアターにて、「声優紅白歌合戦2019」 が開催されました。
「声優紅白歌合戦2019」は、中田譲治さんがツイッターで「声優紅白歌合戦があればいいのにね」と呟いたことがキッカケで企画されたイベント。その名の通り声優のみが出演する"声優による、声優ファンのための祭典"です！

諏訪部順一さん、植田佳奈さんが司会進行を務め、総勢18名の豪華声優陣が熱唱！　
初の開催となった「声優紅白歌合戦」は、大盛況のまま幕を閉じました。今回はそのイベント模様をお届けします。

まずは杉田智和さんがナレーションを務める"声優と歌の歴史"を振り返るようなオープニングムービーが流れた後、中田さんが「舞浜まできてくださって、ジョージ感激！」とオープニング挨拶。

そして白いジャケットを着用した諏訪部さんと、紅の晴れ着姿の植田さんが登場。2人の呼び込みでイベントの全出演者が揃って登壇しました。

トップバッターとして登場したのは、平野綾さん！
平野さんはヒロイン・涼宮ハルヒ役を務め歌唱もした人気楽曲、『涼宮ハルヒの憂鬱』（2006年）の劇中歌「God knows…」を披露！　平野さんの歌声と楽曲の持つパワフルさに駆り立てられ、会場は早くも総立ち、熱気は一気に最高潮まで引き上げられます！

それに続くのは、白組のトップバッターとなる武内駿輔さん。
昭和の名作アニメ『銀河鉄道999』（1978年）のオープニング主題歌「銀河鉄道999」を、平成生まれの武内さんがカバー。持ち前の低音ヴォイスでしっとり聴かせてくれます。
紅組・白組ともに、誰もが知っているアニメソングの名曲からスタートしたことで、会場は大興奮でした！

2組目は、打って変わってアダルトな雰囲気のお二人が登場。
大塚明夫さんは、『メタルギア・ソリッド・ピースウォーカー』（2010年）より、声を担当されている主人公・スネークとして歌唱した「昭和ブルース」を披露。
大塚さんの声の持つ色気と楽曲の世界観が合間って、客席からは感嘆のため息が漏れていました。

続く岩男潤子さんは、初主演作でもある『KEY THE METAL IDOL』（1994年）より「手のひらの宇宙」を披露。
お芝居をされている時の岩男さんとはまた違った、繊細でいてとても力強い歌声と、楽曲の持つ壮大な世界観とメロディーには圧倒されました。

3組目と4組は、二組同時に実施。
堀内賢雄さんは『アンジェリーク』より、声を担当されているオスカーのキャラクターソング「愛としか呼べない」（1997年）を披露。
堀内さんは、楽曲中にあるキャラクターのセリフも生披露！　その甘い声にうっとりと聴きいる女性も多く、中には「オスカー様……！」と感極まって声が漏れている人も。堀内さんは、今回は声優紅白歌合戦ということで、トークより歌を中心にしてほしいと言われ、普段よりも練習したそうです。

井上喜久子さんは、ヒロイン・風見みずほ役を務めた『おねがい☆ティーチャー』（2002年）のオープニングテーマ、KOTOKOの「Shooting Star」を披露！
井上さんも間奏でキャラクターのセリフを生披露し、みずほの口癖である「最優先事項よ」には、男性から多くの歓声が上がりました。

平川大輔さんは、竜ヶ崎怜役を務めた『Free!』より怜のキャラクターソング「水中飛行論における多角的アプローチ」（2013年）を披露。
平川さんは怜を意識してか赤フレームの眼鏡をかけて登場！　アップテンポなキャラクターソングを、セリフを交えながら見事に歌い上げます！　客席では、ペンライトをキャラクターカラーである紫に変えている人も見受けられました♪

続く井上ほの花さんは、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』より、いきものがかりの「ブルーバード」（2008年）をカバー！　
この楽曲に合わせて、ペンライトのカラーを赤ではなく青に替えて振る人も！　高音域もブレることなく歌い上げる井上さん。そして大サビに入る直前に、ステージに喜久子さんが登場！　突然の井上親子の競演には、大歓声が上がりました！

ここで一度歌合戦を小休止し、中田譲治さんによるコーナー「Bar Joji」が開店。
中田さんがバーのマスターに扮し、色気たっぷりの声で世界観を作り上げます。
"とっておきのカクテル"と称して、ここでしか見れない・聴けない限定コラボレーションを提供してくださいました。

「Bar Joji」のトップバッターは大塚明夫さんと黒田崇矢さん！
アリスの名曲『チャンピオン』（1978年）をカバー＆デュエット！　間奏での熱い握手を交わし、ボクシングに見立てて拳を交えるアクションは、見ていて胸が熱くなりました。

続く日髙のり子さんと中川翔子さんが登場し、『トップをねらえ! 』の挿入歌である「トップをねらえ! ～Fly High～」をデュエット！　日髙さんは同作に主人公で出演していたこともあり、劇中セリフを中川さんとアレンジ披露！　ファンとのコール＆レスポンスもばっちりでした。
日高さんはこのコーナーのお話をいただいた際に、中川さんとこの曲をデュエットしたかったということで、感謝の言葉とともに歓喜のハグを交わしていました。

続いて岩男潤子さんと平野綾さんが登場し、アニメ『創聖のアクエリオン』（2005年）よりAKINOさんの「創聖のアクエリオン」をカバー＆デュエット！
特徴的なあのイントロが流れると、会場は大盛り上がり！　サビの「一万年と二千年前から愛してる」は一緒に合唱する人も。
こちらは急遽決まったコラボレーションということ。この曲は長く歌手活動をされている二人でも歌唱が難しく、二人ともかなり練習をされたとのことでした。

ここで、中田さんがステージに登場。井上和彦さん、内田直哉さん、堀内賢雄さんの3人を呼び込み、軽快なトークを繰り広げます。
そして、小山力也さんからの応援ビデオレターが……！
中田さんは小山さんに1分くらいで喋って欲しいとお願いしていたそうですが、小山さんは1分を超えて喋る喋る。
ビデオメッセージの途中、堀内さんらがステージからいなくなるなどフリーダムな状況になりつつも、みなさんの陽気な人柄と小山さんのビデオメッセージ（小芝居含む）に、会場から笑いと拍手が起こりました。

ビデオメッセージが終わると、そのまま井上さん、内田さん、堀内さんの3人によるステージ。春らしくコブクロの名曲「桜」（2005年）をカバー！
洋画の吹き替えでは、主役を担当されることも多い3人による豪華な競演。素晴らしいハーモニーが響き渡ります。また、客席ではまさに"桜"を連想させるピンクのサイリウムの海が広がっていました。

中田さんも「ソロの歌もいいけど、こういうコラボもここでしか聞けないからね」と満足げ。
大成功のコラボレーションステージとなりました。

以上、「声優紅白歌合戦2019」の前編レポートをお届けしました！
引き続き、ますます盛り上がる後半戦のレポートはこちらからお楽しみください！

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【後編】「声優紅白歌合戦2019」イベントレポート公開！

声優紅白歌合戦2019
公式サイト：https://seiyu-kouhaku.jp/
公式ツイッター：@seiyu_kouhaku

【日時】4月14日（16：30開場/17：30開演）
【場所】舞浜アンフィシアター（千葉県浦安市舞浜2-50）

【発起人（敬称略）】
中田譲治

【総合司会（敬称略）】
諏訪部順一、植田佳奈

【出演声優（紅組/敬称略）】
井上喜久子
井上ほの花
岩男潤子
笠原弘子
小松未可子
中川翔子
日髙のり子
平野綾
横山智佐

【出演声優（白組/敬称略）】
井上和彦
内田直哉
大塚明夫
黒田崇矢
関智一
武内駿輔
豊永利行
平川大輔
堀内賢雄

【主催】東北新社
【協力】ファミリー劇場、スカパー！
【協賛】Cygames

©2018 「声優紅白歌合戦」実行委員会