「もしデスノートを手にしたら“二次元の登場人物の名前”を書いてみたいです!」L役・髙橋颯インタビュー|「デスノート THE MUSICAL」

――映画・アニメ・ドラマとさまざまなメディアに展開されていますが、Lを演じることが決まって、見返しましたか?

髙橋颯:もちろんです! 映画公開当時は僕も幼かったし、命を扱っている作品ということもあり「デスノートの世界って難しいな」と思っていたのですが、より深く読み取れるようになった気がします。
たとえば、リュークをはじめとした“死神”や、“デスノート”という設定、そして、そのファンタジーの世界で頭脳明晰なLがかっこいいと思って観ていたのが、可愛さを感じるようになりました。母性本能をくすぐられる、というか……。

――具体的に、どういうところに母性本能を……?

仕草です。松山さんが演じられているからかもしれませんが、指を咥えるときは赤ちゃんのようで(笑)。
また、Lは両親がいなく右腕であるワタリに育てられたのですが、そういった背景を知り、切なさも感じて……。甘えん坊なのは、幼少期の経験があるからかな、とか考えられるようになりました。僕自身も今でも母に「ママ〜」と甘えてしまうタイプなので(笑)。

――髙橋さんがもし、実際にデスノートを手にしたら、どのような行動をとると思いますか?

まず交番に届けるのですが(笑)、持ち主が見つからなくて戻ってきてしまったとして……。おそらく、月のように初めは信じないと思います。
でも、ひとつ試してみたいのは“二次元の世界の人物の名前を書く”こと。
たとえば「ONE PIECE」の主人公・ルフィと書いたら、主人公はゾロになるのか、とか、もし「ドラえもん」と書いたらのび太が主人公になって、ただ単にのび太がジャイアンにいじめられるだけの物語になって世界が変わってしまうのかな、とか、気になって(笑)。一度試してみたいです。

「Lを見て、役を通して人間は変われると思いました」

――高橋さんにとって「L」はどういう存在でしょうか?

髙橋颯:漫画をはじめ、アニメ、映画、ドラマとさまざまなメディアに展開されていくなかで、きっと皆さんのなかに色々なL像があると思うんです。それぞれ印象も変わりますが、たしかに彼は存在していますよね。僕にとっては、僕を成長させてくれる存在です。

というのも、昔から僕は、誰かと話しながらでも意識が違うところに行ってしまうせいで「話、聞いている?」と聞かれてしまうことが多くて……。
もちろん聞いてはいるのですが、色々なことが同時に浮かんでいるから会話のキャッチボールを投げるテンポが遅いんです。それに悩んでいたのですが、Lを見て「ただぼーっとしているように見えるけれど、色々なことを同時に考えすぎているから言葉にできていないだけで、僕もそうなのかもしれない」と気付けて。
そこから「Lだったらどう伝えるかな」と考えて、少しずつ思っていることを口にしたら……うまく会話できるようになってきたんです。Lを通してコミュニケーション力が上がった、というか、「役を通して人間は変われる」と知りました。
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