ピュアVSリアルな恋愛❤島﨑信長さんは? アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』インタビュー【後編】

――咲坂先生の青春三部作のうちでも本作はリアルとピュアのぶつかり合いを描いたといわれますが、島﨑さんはご自身の恋愛にどちらを求めるタイプですか?

 うーん、どっちもなんじゃないかな? ピュアもリアルも、突き詰めれば結局どちらにも到達する気はするんですよね。例えば、映画のなかでは最初に朱里ちゃんが由奈ちゃんに「好きな人がいるのに、どうして自分から動かないの?」と言うので、由奈は受け身なのかな? と思う。でも結局、非常にピュアな由奈ちゃんが「私をふってください」って自分から告白にいける

逆に、すごくリアルで一歩進んだお姉さんなはずの朱里ちゃんが「私のこと好きですよね?」と、自分から好きと言えずに、相手に言わせようとする告白になったり。どこか予防線を張って逃げられるようにしているんですよ。ピュアもリアルも、どうとでも逆転が出来るというか。ひとつのことを突き詰めると、逆の部分も見えてくるんですよね。

以前、先輩から言われた「自分は陰(いん)の人間だけど、陰を極めたら逆のことができると思う。自分にない部分を出せば、陽(よう)の人間のお芝居ができるから」と言われて「なるほど」と思ったことがあったんです。

あとは、人はどちらも持ってるので。どんなにピュアでもどこか計算は入るし(笑)、どんなにリアルって言っててもそこには自分の気持ちも入るし。結局どちらもな気がします。

学生時代の甘酸っぱい思い出…

――なるほど! 本作は恋や友情のほかにも、青春で味わう感情がいくつも描かれていますが、島﨑さんが学生時代の甘酸っぱい思い出は?

 いっぱいありますよ!(笑)
かわいらしい思い出だと、小学校の低学年ぐらいの時に、お互いに憎からず思っているいい雰囲気の女の子がいたんです。僕の夢でなければ。というのも、僕自身が今も覚えている彼女との出来事が、帰りの会でクラスメイトが「先生!」と手を挙げて「今日、信長くんと○○ちゃんがチューしてました!」って担任の先生に言っていたワンシーンで! ただ、その肝心のチューをした記憶自体が僕にはないんです!(苦笑)

でも、その女の子と良い雰囲気になって一緒に下校した記憶はあります。もう、肝心なところだけ記憶がない!(笑) そんなに関わりもないまま、彼女は転校してしまいました。だから、本当にチューしたのかもしれないけれど、もしかしたら僕の夢だった説もあるんです(苦笑)。

でもその帰りの会のことは強烈に覚えていて。僕の中では、モヤの中にある、ある意味ミステリアスで甘酸っぱいような謎の思い出です。
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