『ヒプノシスマイク』白井悠介ロングインタビュー「乱数には絶対幸せになってほしい」

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2nd D.R.Bでも乱数が見ているのは寂雷

――2回目のバトルシーズンとして、シブヤには前回のバトルシーズンのリベンジという思いもあるのでは。改めて伺いますが、宿敵・シンジュク、強敵・イケブクロと戦うこのFinal Battleに対して、白井さんはどのような意気込みで臨んでいますか?

普通に考えたら、シブヤって3ディビジョンの中では浮いていると言いますか(笑)。まずイケブクロはCDのリリースも最初でしたし、ある意味で“ヒプノシスマイクの顔”的な立ち位置でもあると思っていて。
一方のシンジュクは前回優勝したディフェンディングチャンピオンなので、この三つ巴ではシブヤが異色な立ち位置というか、番狂わせ的な要素ではあると思うんですけど、このままイケブクロ、シンジュクのどっちかが優勝するのは面白くないなって思うんですよね。
シブヤも逆境ではないけど、この組み合わせだからこそ、彼らが勝ち取ったFinal Battleのステージで勝ってもらいたいなっていう気持ちがすごくあって……もちろん僕自身も全力で勝つつもりで歌っていますけど、僕が勝ちたいというよりは、「Fling Posseの3人に勝ってほしい、勝たせてあげたい」っていう気持ちの方が強いかもしれないです。
――では今回のバトルの中で、一番意識している対戦相手は誰でしょう?

乱数的には、やっぱり寂雷ですね。
寂雷には相変わらずチクチクというか、敵意むき出しでいますけど、ただ乱数やFling Posseとして、今回はまた1ステージ先に進んだ、本当のポッセ(仲間)になった3人で臨めた曲だと思っていて。
だから今までのように、ただただ寂雷が嫌いだからがむしゃらに攻撃するっていうわけではなく、ちゃんと相手に向き合って、仲間と一緒に立ち向かっていくっていうニュアンスが今回は大きいのかなって思っています。

――乱数の戦う意味や、バトルにかける想いも変わってきたということですね。

その変化はリリックにも表れていて、今までの乱数は自分が置かれている立場や状況に対しても、そこから逃げたいとか、受け入れられていなかった部分があったけど、幻太郎と帝統が手を差し伸べてくれたことで、受け止められるようになって。人間としても成長した乱数として、今回は戦えているんじゃないかなと思うんです。
――ストーリーが展開しての乱数の変化も、「SHOWDOWN」をレコーディングされる際には意識されましたか?

そうですね。もちろんこれまでのCDのストーリーも加味した気持ちで臨んでいますし、特に今回のレコーディングでは終盤の乱数のパートに、幻太郎と帝統を表す言葉も入っていたりして、そういうのってめちゃくちゃストレートだけど、なんかエモいなって熱くなる感覚がありましたね。
乱数にとって、幻太郎と帝統は本当に大切な仲間になったんだなっていうのがすごく伝わるリリックですし、だからこそ「この3人で勝って、語り継いでいけるようなFling Posseでありたい」っていう気持ちを僕はすごく感じ取ったので、そこはレコーディングでも一番気持ちが入りました。

――“「SHOWDOWN」のココを聴いてほしい!”というポイントはありますか?

今までの乱数は横にいる二人と同じ目線ではなかったけど、今は3人で同じところを見ていて、一つになって立ち向かっているっていうのが、今回のリリックにもめちゃくちゃ表れていると思うんですよね。
特に最後の、「永遠に語り継げFling Posse」っていうところ。今回のバトル曲では、イケブクロとシンジュクはディビジョン名の「ブクロ」と「シンジュク」って言っている中で、シブヤだけが「Fling Posse」ってチーム名を叫んでいるっていうのがまたエモいというか、彼らの気持ちを表しているのかなって思うんです。
でも言ってしまえば、本当に全部が聴きどころなんですけどね!(笑)
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2021-09-10あかね

素敵なインタビューありがとうございました!もう何回も読み返しています!白井悠介さんの役、キャラクターに対する向き合い方が改めて大好きだなと胸がいっぱいになりました。乱数やヒプノシスマイクに対する想いをきちんと文面で知ることができてとても感謝しております。ありがとうございました!