「ヒプマイ」ナゴヤ・波羅夷空却役 葉山翔太 独占インタビュー! “悪ガキ僧侶”のレコーディングでの苦労や聴きどころは?

音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」(略称:ヒプマイ)
2017年9月に始動し、今なお盛り上がり続ける本作に、新たなディビジョンとして“オオサカ”、“ナゴヤ”が加わることが4th LIVEにて発表!

そのナゴヤ・ディビジョンのチーム名は「Bad Ass Temple」
メンバーは「僧侶」の波羅夷 空却(読み:はらい くうこう)、「ヴィジュアル系ミュージシャン」の四十物 十四(読み:あいもの じゅうし)、「弁護士」の天国 獄(読み:あまぐに ひとや)の3名。
キャストは波羅夷 空却役が葉山翔太さん、四十物 十四役が榊原優希さん、天国 獄役が竹内栄治さんとなっています。

今回numanでは、ナゴヤのチームリーダー・波羅夷 空却を演じる葉山翔太さんへ、気になるキャラクターや楽曲へのこだわりまでたっぷりと伺いました!

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー!...

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー! 写真画像numan2

▲葉山翔太さんが演じる波羅夷 空却(読み:はらい くうこう)は19歳で、職業は僧侶。言動は下品ながらも、仲間想いの熱い男気を持ち合わせています。公式プロフィールやコミカライズでは、かつてイケブクロで山田一郎と“Naughty Busters”というチームを組んでいたことが判明。オオサカ・ディビジョンのリーダー白膠木 簓と、ヨコハマの碧棺左馬刻が組んでいた“Mad Comic Dialogue”との関係性も示唆されています。

オーディションの課題曲で自由なフロウを披露

――「ヒプノシスマイク」というプロジェクトは、参加前からご存じだったのでしょうか?

葉山翔太(以下、葉山) もともとは、友達が「ヒプマイ」を好きでカラオケで歌っていたのを聞いて「ラップをするコンテンツなんだ」という知識程度でした。蚊帳の外というか、自分が関わるとは思ってもいなかったです。

事務所にオーディションの連絡をいただいた際、マネージャーがオオサカとナゴヤのキャラクターたちを見て、「葉山だったら空却だよね」って、断言して。空却のみで受けました。僕自身もこの中だったら十四みたいなヴィジュアル系ではなく、空却だろうなって思います。空却はすごく目つき悪いですけどね(笑)。

まずは「ヒプマイ」の曲を聞きながら練習したのですが、それだけでは足りない気がしたので、ほかの「ヒプマイ」以外のラップも聞いてオーディションに臨みました。

――先日、オオサカ・ディビジョンのリーダー白膠木 簓役 岩崎諒太さんにお話しを伺った時には、オーディションの際に歌詞カードを忘れてしまった、というエピソードがありました。

葉山 岩崎さんも仰っていたかと思うんですが、僕も歌詞は覚えて臨みました。あとは、ラップは自由だと聞いていたので「どんな感じで歌ってもいいんだ~!」と自然に思っていて……勝手にフロウを自分なりにアレンジして歌いました。

――そこで自由に、という発想で実践できたのはすごいですね!

葉山 やっちゃいけないとは全く思ってもいなかったので……勝手にやっちゃいました(笑)。それがよかったのか悪かったのかは分かりませんが、受かってよかったなぁ! と思います。

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー!...

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▲波羅夷 空却(読み:はらい くうこう)役、葉山翔太さん。

“子供っぽさ”と“大人”を併せ持った空却

――葉山さんご自身は、波羅夷 空却という人物をどのように捉えていらっしゃいますか?

葉山 いわゆる“悪ガキ”という感じですね。でも、彼のお父さんが成し遂げられなかった荒業を成し遂げている面もあるので、ひとつ悟りを開いているというか、大人な部分もあります。

芯に持っているものが熱く、若く燃えているからこその“子供っぽさ”だと思うんです。物事に当たっていく我の強さもそうだと思うのですが、世の中や社会を見ている目は結構“大人”だなと。どちらも兼ね備えているキャラクターだと思います。

――同じチームとなった四十物 十四(読み:あいもの じゅうし)役の榊原優希さん、天国 獄(読み:あまぐに ひとや)役の竹内栄治さんの印象はいかがでしたか?

葉山 お会いした当日は緊張していたのですが……榊原くんは「天然で面白い子だな~」って思いました(笑)。竹内さんは一番年上の方なので、落ち着いてらっしゃいますね。困ったことがあったら甘えさせてもらおう、頼りにさせてもらおうって思いました!

――ドラマパートでのメンバーの関係性はどのような印象でしたか?

葉山 まずは十四の声の変化に驚きました。ナルシストな部分から、泣き虫だったり、弱虫な部分が様々に出てくるところですね。

「ヒプマイ」では、それぞれのキャラクターが抱えている因縁や心の闇のようなものがありますよね。十四がいじめられていた過去から這い上がってくる強さを持っているとか、獄は一番落ち着いていて何もなさそうに見えますけど、色々な因縁もありますし。
空却はそんな2人を連れ出して暴れ回るんですが、自分勝手とは違う強い引力で、彼らを引っ張っていっているなという印象でした。

空却のシーンは、お父さんとの絡みがあったのもすごく楽しかったです。
家族と接している時って、空却がとくに子供っぽくなるんですよ。お父さんのことは「生臭坊主!」とか「クソ親父!」って罵っていますが、口は悪いけど確かな信頼関係があって……お互い相手を「信頼しているけどクソ生意気な奴」と思っているんじゃないですかね。
いい家族だなって思います。空却が何かを意識する必要もない、純粋さが垣間見えたのも面白かったです。

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▲ナゴヤ・ディビジョン「Bad Ass Temple」の3人。左から四十物 十四(CV:榊原優希さん)、波羅夷 空却(CV:葉山翔太さん)、天国 獄(CV:竹内栄治さん)。ちなみに獄は、シンジュクの神宮寺寂雷と旧知の仲であることが明かされています。
――ちなみに、ご自身が気になるキャラクターは誰でしょうか?

葉山 やはり気になるのは自分のナゴヤ・ディビジョンなんですよね。そこを置いてとなると……(イケブクロの山田)一郎は空却にも関わっているので、(オオサカの白膠木)簓と(ヨコハマの碧棺)左馬刻の関係性は気になります。
コミカライズで語られる部分は増えましたが、どういうことがあって一郎と別れて、空却がナゴヤ、簓がオオサカへ戻ったのかが気になります。

――バトルしてみたい相手はいますか?

葉山 空却としては一郎と勝負したいというか、因縁の対決だと思っているので、バトルしてみたいです。あとはコミカライズで描かれているNaughty BustersとMad Comic Dialogueのチームの楽曲でバトルできたら楽しそうです。

――もしかしたら、同じ事務所の先輩にあたる黒田崇矢さん(天谷奴 零役)と対峙する可能性もありますね?

葉山 !? 多分、勝てないと 思います……(笑)。あの謎のあるオーラというか存在感が、より強い奴だってことを際立たせていますよね……。バトルするためにも、レベルを上げていかなきゃなって思います。

名古屋らしさの詰まった“一体感”のある曲

――11月27日にCD「Bad Ass Temple Funky Sounds」が発売となりますが、葉山さんご自身はこれまでラップに触れる機会はあったのでしょうか?

葉山 チーム曲を提供してくれたnobodyknows+(ノーバディーノウズ)さんなどは聞いていたんですが、それをラップだと意識していなかったんです。普通にポップスのような感じで聞いていたので。なので、まったく親しみのないジャンルでした。

――歌唱の際、ラップを参考にしたアーティストはどんな方々でしょうか?

葉山 Zeebraさんやラッパーの方々が本を出していらっしゃるので、そうした本は読みました。もちろん「ヒプマイ」の楽曲も聞いたんですけど、スキルは外からも取り入れようと考えて。
「ヒプマイ」ではキャラクターを演じている以上、それぞれのキャラクター性が出ていますよね。他のキャラクターの真似をしても空却にはならないでしょうから、空却っぽいラップをしている人、空却の要素やスキルを持っている人を探して練習しました。

ヒプノシスマイク「Bad Ass Temple Funky Sounds」Bad Ass Temple

――レコーディングは順調でしたか?

葉山 ラップとしてフロウを意識した歌い方や、言葉のつなぎ目を滑らかにするといった点では苦労しました。

キャラクターの感じは、最初のテストの時にOKを頂いていたので自信をもって挑めたのですが、空却のもつ力強さやオラオラした感じを出そうとすると、僕はどうしても力が入ってしまって。
ディレクションで「小気味好い音が欲しい」と言われたので意識をして挑戦したのですが、その為にクリアしていかなきゃいけない壁が多くて難しかったです。

――チーム曲の「Bad Ass Temple Funky Sounds」ですが、少し意外だなというのが最初の印象でした。これまでの「ヒプマイ」の楽曲の中でも圧倒的に素直といいますか、とても聞きやすい曲ですね。

葉山 今までの楽曲を聞いていると「そうきたか!!」となりますよね。名古屋市民じゃないのに、名古屋市民になった気分になれる“一体感”のような。「これがナゴヤに吹いている風だ!」と、ドドンッと味を出してアピールしている力が強いですよね。

――曲調こそ一見柔らかい印象ですが、リリックでの主張ははっきりとしていますね。とくに気に入っているフレーズなどはありますか?

葉山 曲の終わりに向かうところはすごくエモい感じになります。心の中のテンションは上がっているんですが、表に出しているのは静かで、沸々とした感じで歌わせていただきました。ライブで歌っている時も意識して……きっと皆さんがグッとくる部分じゃないかなと思います。すごくオイシイところですよね。

――一方ソロ曲の「そうぎゃらんBAM」ですが、これは、歌詞だけを見ると驚きますね。

葉山 「何を歌うの!?」ってなりますよね(笑)。ありがたいことに時間をかけてレコーディングさせていただいたんですが、それでも苦戦しました。

まず英語がたくさん出てくるので、発音に苦戦しました。最初のサビの“僧・伽 伽 ぎゃらん bam!”の“bam”からつまづいて(笑)。口を閉じて“bam”なんですけど、僕はこれができていなくて“ban”と言ってしまっていたんです。
Diggy-MO'さんがずっとついてくださり、細かくこまかくディレクションをいただいて、それでやっと形になりました。

ヒプノシスマイク「Bad Ass Temple Funky Sounds」/ ナゴヤ・ディビジョン Bad Ass Temple Trailer

――聞いていてリズムが心地よい曲ですね。どこかお経っぽいというか、ずっと聞いていられるような印象もあります。

葉山 カッコいい、ノれる曲というか、余裕もありますよね。グイグイいくというわけじゃなくて。そうぎゃらん(僧伽藍)という言葉は寺院の場所などその領域を表すような言葉なので、つらつらと言葉を重ねているところとか、お経のような部分もあるのかもしれません。

こだわったのは聞きやすさや小気味よさで、子音の発音をしっかりするという部分を意識しました。随所に散りばめられている“hun?”とか“haha”などには空却らしさを前面に出しているので意識して聞いて頂けたら嬉しいです。

最後も、つらつらと英語を重ねた上で最後に“rrrrah!”(と実演!)で締めるところは、ライブでどうなるのか不安ではありますが、楽しみでもあります。
どういう盛り上がり方をするのか想像つかないので、これからも突き詰めていかないと。でもきっと、この曲が一番カッコいいんじゃないかなと思っています!!

観光大使になれるくらい盛り上げたい!

――チームのお披露目となった『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》』を振り返ってみていかがですか?

葉山 すごかったですね! オオサカ・ディビジョンが発表された後の2日目の発表でしたが、僕たちナゴヤ・ディビジョンも温かく迎えてくださって。
キャラクターとしてセリフも挨拶もさせていただきましたが、皆さんのおかげでキャラクターに入り込めて、世界観も味わえました。

これから空却としてライブのステージに立つ時は、チーム曲では獄と十四、竹内さんと榊原くんと息を合わせて、阿吽の呼吸で合いの手とかハモりを入れて、どのディビジョンよりも一番盛り上がる曲にしたいと思います。

ただ、ソロ曲は本当に心配です……! 必死に練習しますが、歌いきれるかどうか……。でもソロではチーム曲とは違う空却の良さを出せるよう全力で頑張りたいと思います。

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー!...

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー! 写真画像numan

▲『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》』(2019年9月7~8日開催)にて、ナゴヤ・ディビジョンの追加が発表となりました。
――チームリーダーとして、今後の意気込みや展望についてお聞かせください。

葉山 ナゴヤ・ディビジョンということで、名古屋出身の方から「地元を応援する!」という声をたくさんいただいています。
竹内さんは愛知県出身というご縁もありますが、僕自身は名古屋の生まれではないので、少し申し訳ない気持ちもあるのですが……これから応援してくださっている皆さんや、名古屋に住んでいる方たちにもどんどんナゴヤ・ディビジョンの3人を応援してもらえるよう、より詳しくなっていきたいなと思います。
地元に根差した……観光大使になれるくらいに、盛り上げていきたいですね(笑)。

――最後に、ファンへメッセージをお願いします。

葉山 これまで2年間「ヒプマイ」が作り上げてきたものを大切にしたいと思っています。元々の12人がいる中で僕たちの新しい2つのディビジョンの6人が加わり、新たな風を吹かせられるように暴れまわりつつ、さらに皆さんを精一杯楽しませることができるよう頑張っていきます。
この6人が加わることで、これまでの12人もさらにキャラクター性が深くなっていくと思いますので、応援していただく中で僕たちナゴヤ・ディビジョンの曲も楽しんでいただければ嬉しいです。

プロフィール
葉山 翔太(はやま しょうた)

11月15日生まれ、山口県出身。
趣味・特技は、お菓子作り、ジェンダーレスな服探し、帽子集め、イラスト、書道。
主な出演作に、アニメ『美男高校地球防衛 HAPPY KISS!』道後一六役、『賢者の孫』マーク=ビーン役、特撮『ウルトラマンタイガ』ウルトラマンフーマの声など。

まとめ

ナゴヤ・ディビジョン「Bad Ass Temple」波羅夷 空却役の葉山翔太さんのインタビューをお届けしました。
つねに笑顔で和やかに答えてくれた葉山さんでしたが、言葉の端々から「ナゴヤ・ディビジョンが一番!」という力強さと“ナゴヤ愛”も感じられました。

11月27日に発売となるCDでは、どんな曲やドラマを聞けるのかお楽しみに!

商品概要 ナゴヤ・ディビジョン Bad Ass Temple「Bad Ass Temple Funky Sounds」

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー!...

『ヒプマイ』ナゴヤ波羅夷空却役・葉山翔太インタビュー! 写真画像numan12

▲CD「Bad Ass Temple Funky Sounds」のジャケット写真。名古屋城を彷彿とさせる背景が特徴のトールケース仕様となっています。
ナゴヤ・ディビジョン Bad Ass Temple「Bad Ass Temple Funky Sounds」
2019年11月27日(水)発売

【収録内容】
M1.「Bad Ass Temple Funky Sounds」/Bad Ass Temple(CV.葉山翔太・榊原優希・竹内栄治)
作詞:Crystal Boy・ヤス一番?・ホクロマン半ライス!!!・ノリダファンキーシビレサス
作曲・編曲:DJ MITSU

M2.「そうぎゃらんBAM」/波羅夷 空却(CV.葉山翔太)
作詞・作曲・編曲:Diggy-MO’

M3.「月光陰 -Moonlight Shadow-」/四十物 十四(CV.榊原優希)
作詞:Euskyss(Leetspeak monsters)
作曲・編曲:Leetspeak monsters

M4.「One and Two, and Law」/天国 獄(CV.竹内栄治)
作詞:KURO 
作曲:CHIVA, KURO
編曲:CHIVA from BUZZER BEATS for D.O.C.

M5. Drama Track「不退転の心は撃ち砕けない」

KICA-3281
定価:2,300円+税

※5thLIVE最速先行申込シリアルナンバーB封入
※発売中のオオサカ・ディビジョンCD封入「シリアルナンバーA」を揃えるとご応募が可能となります。

■ヒプノシスマイク公式HP
https://hypnosismic.com/

■Twitter
@hypnosismic

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numan編集部

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