【前編】鳥越裕貴×高橋健介 桃太郎と鬼、2人はBLではなく…?舞台『桃源郷ラビリンス』インタビュー

日本のおとぎ話の一つで、日本文化遺産にもなった『桃太郎』を題材にした“小説×舞台×実写映画”のメディアミックスプロジェクトが2018年8月7日にスタートした『桃源郷ラビリンス』

岡山市街地にある、古民家カフェ「桃源郷」。若きイケメン店主は、あの伝説の「桃太郎」の転生体、という本人も半信半疑な秘密を持つ吉備桃太郎。
カフェにはワケアリの人々が集まる上に、さらには桃太郎の幼なじみにして親友の大和尊も加わって……果たして何が起こるのか?

岡山出身・在住の作家、岡山ヒロミ先生が『桃太郎が現代に転生したら』という妄想のもと執筆した小説『桃源郷ラビリンス』を皮切りに、まずは舞台公演が東京公演・なかのZERO大ホール(2019年4月4日~7日)、岡山公演・おかやま未来ホール(2019年4月13日~14日)と上演され、さらに今秋には実写映画化が決定しています。

主演の鳥越裕貴さん、また高橋健介さんをはじめ総勢16名の個性あふれるキャストビジュアルが先日解禁されましたが、今回は主役・吉備桃太郎を演じる鳥越裕貴さん、そしてその桃太郎の幼なじみにして親友である大和尊を演じる高橋健介さんにお話をうかがいました。

プライベートでも仲良しなお二人のスペシャル対談を【前編】【後編】に渡りお送りします!

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舞台『桃源郷ラビリンス』 鳥越裕貴さん×高橋健介さんインタビュー 前半1

(右より)鳥越裕貴さん、高橋健介さん

「最初の印象は”桃太郎に何があったの!?”(笑)」(鳥越さん)

——出演が決まった時の感想をお聞かせください。

鳥越裕貴(以下、鳥越) 昔話で読んでいた”あの”桃太郎をやるのかな?と思っていたら、とてもイケメンでオシャレな桃太郎くんで驚きました。さらに古民家カフェをやっていると知って「桃太郎に何があったの!?」というのが最初の印象でした(笑)。

高橋健介(以下、高橋) 僕がお話を頂いたときは桃太郎が鳥ちゃん(鳥越さん)、というのは決まっていまして。 ということは僕は鳥ちゃんと一緒に戦うんだろうな。犬かな、キジかな?と想像を膨らませていたら予想外の鬼!(笑) でも一緒にお芝居ができるということは変わらないので楽しみです。

——ご自身が演じられる役柄の印象をお聞かせください。

鳥越 僕が演じる吉備桃太郎は、岡山だからと安易につけられた『桃太郎』という名前にコンプレックスを抱いてるということです。でも彼は大らかに受け止めていますし、ほかにも熱血で真面目な面もあったり……とにかく色んな要素を持っている人。僕が彼の魅力を引き出せるかどうか不安な面もありますが、演じるのが今からとても楽しみです。

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舞台『桃源郷ラビリンス』 鳥越裕貴さん×高橋健介さんインタビュー 写真2

(左より)吉備桃太郎、大和尊
高橋 僕が演じるのは大和尊です。キャラクタービジュアルを見て頂けると分かると思いますが、これがまた王道のTHE・二枚目くんという役柄で。いわゆるイケメンですよね。

鳥越 大丈夫かな……?(小声)

高橋 見た目に関しては問題ないと思います(笑)。それは冗談として、ただのカッコいい人としてだけでなく中身もちゃんとしていきたいと考えています。何せ”鬼”というぐらいですから、何かしら鬼のような面もあるでしょうし、見た目だけではない部分もちゃんと突きつめていきたいと考えています。

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舞台『桃源郷ラビリンス』 鳥越裕貴さん×高橋健介さんインタビュー 前半2

——桃太郎と尊との関係性の描かれ方が面白いですね。尊は海外の大学に進学しているので桃太郎とは年に1回しか会えない織姫と彦星状態、と設定にあったりと。

高橋 気になりますよね。そこの部分だけ切り取ると「この二人はBLな関係性なのかな?」と思いましたが、どうやらそうではないようです(笑)。バディ、相棒という感じの近い関係なのだと思います。

「杉江大志くんと敵対関係なのが新鮮」(高橋さん)

——その他共演者の皆さんへの印象はいかがですか。

鳥越 今回は出演キャストも多く共演経験のある方もいますし、また金子昇さんなどは初めて共演させて頂きますので色々学べたら良いなとは考えています。稽古が始まったぐらいの早い段階に、皆でご飯を食べに行けたら良いですね。

高橋 僕は先入観なく顔合わせを楽しみにしたいです。(※取材時点では顔合わせ前) 杉江大志くんとは2~3回共演させて頂いていますが、すべて仲間側でした。今回初めて対立する側の人として分かれるのが新鮮ですね。

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舞台『桃源郷ラビリンス』 鳥越裕貴さん×高橋健介さんインタビュー 前半2

——最後に皆さんへメッセージをお願いします。

鳥越 小説、映画、舞台と色々な楽しみ方が出来る、この『桃源郷ラビリンス』という作品をより楽しんで頂けるよう皆でしっかり作り込んで、広げていくことが出来ればと思いますので、よろしくお願いします。

高橋 『桃太郎』は誰もが知っている、入口がとても入りやすい作品だと思いますので、老若男女問わず観て頂けたら、本当に良いなと願っています。どうぞよろしくお願いします。

■お知らせ
【後編】インタビューは近日公開予定!プライベートなことまで直撃。お楽しみに♪

桃源郷ラビリンス キャスト ビジュアル

桃源郷ラビリンス キャスト ビジュアル

舞台公演概要

【公演期間】
東京:2019年4月4日(木)〜4月7日(日) なかの ZERO 大ホール
岡山:2019年4月13日(土)〜4月14日(日) おかやま未来ホール

【スタッフ】
原作:岡山ヒロミ
演出・脚本:菅野臣太朗

【キャスト】
鳥越裕貴、高橋健介、杉江大志、遊馬晃祐、山本一慶/⻑江崚行、健人 川上将大、今出 舞/汐月しゅう、氏家 蓮、宮元英光、栗原大河/中村優一/仲田博喜、金子 昇 ほか

イントロダクション

岡山市街地にある、古⺠家カフェ「桃源郷」――。
若き店主・吉備桃太郎には、本人も半信半疑の秘密があった。それは彼が、あの伝説の《桃太郎》の転生体である、ということ。 面倒見のよい桃太郎に惹かれるように、カフェ「桃源郷」には、ワケアリの人々が集まってくる。

押しかけ店員の犬養津与志は《犬》、常連客となった大学生・楽々森類は《猿》、ミステリアスな珠臣樹里は《雉》。さらには、《別の物語》にまつわ る人物たちも現れて――。
そして……桃太郎の幼なじみにして親友・大和尊との、時空を超えた因縁とは?誰もが知るおとぎ話《桃太郎》を、誰も見たことのない《桃太郎》 の物語にするマルチメディア・プロジェクト、始動――!

チケット情報

<一般発売>
【受付期間】
2019年3月3日(日)10:00

【受付 URL】
詳細は公式HPをご確認ください。

【席種・料金】
東京公演: S席チケット 8500 円[税込]、A席チケット7000円[税込]
岡山公演: 一般席チケット 8500円[税込]

■公式HP:http://tougenkyo-labyrinth.com/
■公式Twitter:@tou_lab
(C)岡山ヒロミ / 桃源郷ラビリンス ©2019 舞台「桃源郷ラビリンス」製作委員会

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numan編集部

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