山﨑晶吾×山中健太×松田岳インタビュー|舞台『乱歩奇譚 Game of Laplace ~怪人二十面相~』特集

――ではそんなご自身が演じられるキャラクターと見どころについて教えてください。

山中:僕が演じるハシバくんは、財閥の御曹司です。その設定だけはちょっと現実離れしているんですが、ただ彼は個性的でつかみどころのないキャラクターが多いこの作品の中では、最も現実主義で、正義感が強く、一般的で”まとも”な感覚を持っている子ですね。お客様に共感してもらいやすいポジションだと思うので、お客様の思っていることを代弁するというか、感情移入してもらえたら、と思っています。
ハシバの見どころとしては、ネタバレなので詳しくはお伝え出来ないのですが、とある一大決断をしてすごく頑張るシーンがあるので、ぜひ観ていただけたらと思います。

山﨑:僕が演じるナミコシは、アケチの中学時代の同級生です。印象としては、儚くて、触れただけで壊れてしまいそうな脆さがあります。でもつかみどころがないわけではなく、意外と考えていることはシンプルなんです。自分なりの正義があり、ブレずに進んでいる……アケチにとってのキーパーソンでもあり、この物語の「らすぼす」的な存在です。なんとなくですが、カタカナじゃなくて、ひらがなで(笑)。

松田:ハナサキは舞台オリジナルキャラクターで、分かりやすく言うと、アケチとナミコシの元同級生でありながら、アケチを窮地に陥れようとする敵、という役どころです。嫉妬心が抑えられない人で、本当はまっとうに生きることも出来ただろうに、どこかでひん曲がってしまったのかな、という印象を受けました。もしアケチとナミコシの中に入れて、3人で仲良くなれていたら、違った未来が待っていただろうになと思ってしまいますね……。

山﨑:どこかでボタンをかけ間違えなければ、そんな未来もあったかもしれないですね……。

ぶっとんだキャラクターを演じてみたい

ハナサキ役:松田岳

ハナサキ役:松田岳

――自分以外のキャラクターで演じてみたいキャラクターはいますか?

松田:ミナミ検視官をやってみたい! 殺人事件が起きた時、被害者の殺され方をコミカルでポップに説明するちっちゃい女の子のキャラクターで、”死体君”って人形の腕をちぎって投げたり、ちょっとクレイジーな感じなんですけど。ああいうぶっとんだ役で「わぁー!」って舞台上を暴れてみたいです。

山﨑:僕はコバヤシを演じてみたいです。アニメでも舞台版でもコバヤシを演じている高橋さんが女の子、っていうのもありますが、最初に見た時は女の子キャラかと思いました。中性的な役って憧れるんです。

山中:うわ、どうしよう……僕、ミナミかコバヤシって言おうとしたらまさかのどっちも2人とかぶりました……。

山﨑&松田:(笑)。

山中:ミナミは舞台上でストレスを発散できそうだなってまず思って(笑)。膨大な台詞を1人でわぁーって話すので大変だとは思うんですけど、やりきれたら楽しそうだなと思います。コバヤシくんは、感情がどこにあるのか分からない、他の人とは違う観点で物事を考えている感じが魅力的だなと思います。あと影男さんもやってみたい。

松田:影男さんいいよね!

山中:絶対好かれるキャラクターですよね。紙袋をかぶることで、色々なキャラクターに扮装できる、1つの舞台上で色々な役を演じられるというのは役者としては羨ましいです。ビジュアルのインパクトもあるし!

山﨑:あの見た目のインパクトはずるい(笑)!
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