【第1回】まるで親子!? 寺島惇太&堀内賢雄 ~新人vs社長の声優本音トーク~/祝! 堀内賢雄さん60th Anniversary特別連載企画

世代を越えた声優あれこれ~いま絶対必要なスキルとは?~

――寺島さんからは、堀内さんの世代の声優の方はどのように見えるのでしょうか?

惇太 賢雄さんの世代の方はパワフルで、朝まで飲んだりエネルギーが違うなと。僕より若い世代でも「朝まではちょっと……」という人が多い中で、率先して「飲みに行こうぜ」と仰る方が多くて。そこに参加すると、話が熱くて、みなさん感性が常に研ぎ澄まされているんです。今はどういうものが流行っているとか、注目されているとか。刺激になるので、僕もこの時代を敏感に感じ取っていかないとダメだなって思いますね。

賢雄 逆に俺が若手の声優を見ると、時代が大きく変わったな、って思います。単純に声優さんが増えて、日本俳優連合も300人ぐらいから数千人を超える規模になり、一本のレギュラーを取るのも大変! 昔は「影の人だから顔を出すな」と言われていた声優が、今はタレントのようにトークや歌もやるからね。

惇太 僕も声優は裏方だと思っていて、自分が表に出すぎるとキャラクターのイメージの邪魔をしてしまうのではないか、という不安があるんです。イベントでキャラクターになりきってアドリブでしゃべれる声優さんとか、すごいな、ファンの方が喜んでいるなーと感じるんですが、僕はそういうことがあまりできなくて……。キャラクターは原作者さんとか演出さんとかも含めて、みんなが作り上げたものなので、まずは台本に書いてあることを一生懸命演って、”このキャラクターはこういうところが素敵だよ”と伝えたいです。

賢雄 確かに、トークができる、できないとか、ビジュアルがいいとか、トータルの力も求められているけど、この先寺島には、絶対に折れない芝居力を備えてほしい。芝居力があれば絶対に仕事として成立するし、死ぬまでできる役者になれる、という思いがありますね。



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