【前編】山田ジェームス武×宮城紘大「僕らは前を向くしかない」舞台『メサイア トワイライト ―黄昏の荒野―』

――まずは今作について。お二人が演じるサリュートとスークが中心になると聞いてどう思いましたか?

山田ジェームス武さん(以下、山田)  「メサイア」は、色んな方が長年にわたって命を削って参加してきた舞台。それは、この作品でタイトルを務める条件でもあると僕は思っていたんです。だからこそ、「まだ登場作品も多くない僕たちでいいのかな」「お客様は納得するのかな」という不安はありました。だけど、選んでいただいた嬉しさや、すごく光栄に思う気持ちも確かにあって……今は色んな感情も落ち着いて、周りの方への感謝の気持ちが一番大きいです。

――山田さん演じるサリュートは舞台『メサイア ―暁乃刻―』(2017年2月上演)から、そして宮城さん演じるスークは舞台『メサイア ―悠久乃刻―』(2017年8月~9月上演)からのシリーズ登場ですよね。

宮城紘大さん(以下、宮城) はい、僕はまだ舞台『悠久乃刻』と映画『幻夜乃刻』、この2作品しか携われていなくて。僕が初参加した舞台『悠久乃刻』主演の井澤勇貴くん(有賀 涼役)と杉江大志くん(加々美いつき役)も長くシリーズを背負ってきていて、色んなストーリーがあった上で迎えた話だからこそ、心にもグッと届くものがあったと思うんです。だから出演歴の少ない僕たちがメインとなって話が描かれることに「作品ファンの皆さんはどう思うんだろう?」という不安を感じて……。

でも、トークイベント(2018年9月開催『メサイア ―TALK MISSION'18―』)で新作舞台が発表された時に、喜んでくれた皆さんの反応を見て「僕らは前を向いてやるしかない!」という気合いが入りました。
――お互いの名前が並ぶ、W主演という心強さもありましたか?

山田 はい、僕は宮城紘大先生の横に並べることが光栄で(笑)。

宮城 1ミリも思ってないでしょ?(笑) 僕としては、自分の名前が「メサイア」で主演の位置にあることには……「ひとつ下の列でも良かったんじゃないかな」って。

山田 いやいや、そんなことない!

宮城 でも、僕は舞台『悠久乃刻』はもちろん、他の作品でもジェーくんの姿を見てきて、すごく頼れる人だっていうことを知っているので。この作品では、ジェーくんからも色んなことを学びたいと思っています。
あと今回の僕たちは、主演としてアクション量も多いでしょうし、お芝居でも心身が削られていくことがあると思うんですけど、それでヘロヘロになっているジェーくんを見てみたいっていう気持ちもあります(笑)。

山田 それ、お互いさまだから(笑)。

――作品を重ねる中で、アクション面でも鍛えられましたか?

山田 僕はアクションでも、これだけがっつりと挑戦したのは「メサイア」が初めてだったんです。というより、今までにやってきた作品の中でも、「メサイア」はダントツにアクション量が多くて。

宮城 ジェーくんのアクションには、ジェーくんにしか出せない緩急の付け方があるんですよね。「これ、俺には絶対できないな」っていう独特なリズムがあって、お芝居はもちろん、自分のスタイルがあることを素直にすごいなと思えます。

お互いの役がとても大きな存在に

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