『ひぐらし』OP&EDに数々の伏線が…沙都子と詩音は共犯か?新EDのジャケットにも騒然!

同人ゲームを原作に、2006年に初めてアニメされた『ひぐらしのなく頃に』(以下『ひぐらし』)。2020年10月、『ひぐらしのなく頃に業』として再アニメ化し再び人気に火がつきました。

『ひぐらし』には以前から楽曲に伏線が含まれていると言われており、今作『業』のOP&EDにもさまざまな考察が飛び交っています。
特に新ED曲「不規則性エントロピー」のジャケットには重要なヒントが……?今回は歌詞、映像、ジャケットなどの面で、盛り上がっている考察を紹介します。

【1】OP「I believe what you said」は沙都子視点?謎のふたりは…

亜咲花さんが歌うOPテーマ曲「I believe what you said」
この曲は一部で「沙都子視点ではないか?」と言われています。

今作では不審な言動が多く、梨花と同じくループしているのでは?とずっと注目されてきた沙都子。それが先日放送された『猫騙し編』でほぼ確定してから、この曲の歌詞が沙都子の心情に聞こえるという人が増えたよう。

例えば「不自然な素振りもなく交わした言葉」は、もし沙都子が本当にループしているとしたら、ループの素振りを見せず梨花と接していた時の姿を思わせます。
同時に、沙都子がループしているのは、自分の理想通りだった雛見沢を取り戻すためという説があり、それが歌詞「戻りたい場所」と重なった人も。

この曲がもし沙都子視点であれば、「ずっとキミの喜びも」から始まるサビ部分の「キミ」は、親友で一緒に暮らしている梨花のことだとも考えられます。

また、映像についてもさまざまな考察が。
OPには顔の上半分が隠れた制服姿の少女が出ており、髪形などが『郷壊し編』で出た中学生の沙都子と似ているため、成長した沙都子では?と言われています。
制服は詩音が通う聖ルチーア学園の夏服に似ているように見えますが……ハッキリとした造形はまだ不明。

もうひとり謎とされている人物は「嘲笑った」のところで映し出される、怪しいシルエットの人物。頭には羽入のツノのようなものがあり、髪形は羽入と異なるように見えます。
他に近い髪形の人物として推測されるのは、ゲーム版『ひぐらし』に登場した羽入の娘・古手桜花。今作のアニメには登場していませんが、桜花が使った剣‟鬼狩柳桜”の話を羽入がしていたこともあり、桜花が物語に絡んでくる可能性も0ではないかもしれません。

亜咲花「I believe what you said」Music Video(TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」オープニングテーマ)

【2】ED「神様のシンドローム」は梨花視点?あなたとは一体…

「I believe what you said」が沙都子視点に聞こえるとされる一方、彩音さんが歌うEDテーマ曲「神様のシンドローム」は、梨花の心情を表しているのではという声も。

歌詞「答えはもう知ってるんだ」は梨花がループして皆の結末を知っていることを、「信じたいよ」は、『猫騙し編』で部活メンバーを手にかけたと告白した沙都子を「それでも信じたい」という気持ちを表す、と捉えた人もいるようです。

もっともファンをぞっとさせているのは、「うしろの正面だあれ」から始まる一節。 
沙都子には羽入以外の神様=黒幕がついているという説もあり、「目には見えない」がその神を思わせます。

歌詞以外で注目されている映像については、日めくりカレンダーが17日、18日、20日、21日、22日だけ何度もめくられているのが、抜け出せない惨劇のループを思わせて切ない……という感想も。

なぜ綿流し祭の19日が無いのか、最後の22日は黒幕との最終決戦デーなのか?
などまだ謎はありますが、今後アニメ本編でその答えは出るのでしょうか。

【3】新ED「不規則性エントロピー」のジャケットの謎。詩音と共犯か?

そして、今もっとも話題を呼んでいるのが、彩音さんが歌う新ED曲「不規則性エントロピー」のCDジャケット。
まるで悪役のように沙都子が不敵な笑みを浮かべています。

さらに、特典ポスターで沙都子の手に詩音のリボンに似た布が握られていたため、ファンは騒然。
『綿騙し編』で詩音は沙都子の「ねーねー」を自称していたり、沙都子が銃を持っていたのは詩音なら横流しできる可能性もあること等から、沙都子と詩音は結託している?と考えた人が多いようです。

また、「I believe what you said」と「神様のシンドローム」の特典ポスターを連結すると、レナと梨花が手を繋いでいる絵に──。
これも結託なのだとしたら、<レナ&梨花>VS<沙都子&詩音>になる日が来るのでしょうか。

ほか、嘘が「誰かを傷つけ」「誰かを守った」という歌詞や、タイトルの「エントロピー」は「混沌」という意味も持つことから、嘘と真実が混じった状態を表すのでは?という説も。

ストーリーだけでなく、楽曲にも考察要素たっぷりの『ひぐらし』。
『郷壊し編 其の壱』ではまだ放送されなかった新ED映像で、この先何が描かれるのか?注目です。

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numan編集部

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