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ひでぶ(ひでぶ)

意味

1984年からアニメ化され一世を風靡したマンガ『北斗の拳』(原作:武論尊 作画:原哲夫)で有名な、断末魔の叫び声。
子どもたちが“北斗の拳ごっこ”をする際の定番セリフとして流行った。

SNS等では主に当時アニメを視聴していた世代が、「猫パンチくらいました。ひでぶっ」「やめて~、ひでぶっ!」など、肉体もしくは精神にダメージを受けた際に使っている。

「ひでぶ」が登場したのは、主人公のケンシロウと「ハート様」と呼ばれる敵キャラの戦闘シーン。
作画の原哲夫氏によると、ケンシロウから攻撃を受けている最中、ハート様の「いてえ(痛い)」という声が「ひでえ」となり、そこへとどめを刺され「ひでぶっ!!」となり爆死したらしい。

いつも以上に激しい攻撃をケンシロウが繰り出すことになったのは、ハート様があまりに肉厚だったからである。

実は誤植だった?

2012年、とあるテレビ番組にて原作者の武論尊氏が「ひでぶは誤植だった」とする発言が流れ、話題となった。
しかし、1999年に発売された『北斗の拳2000―究極解説書part 2』で作画の原哲夫氏は、自分は最初から「ひでぶ」と書いていたが、「ひでえ」の誤植と間違えられたと明かしている。

おそらく武論尊氏がその話を忘れたと思われるが、ネットではさまざまな議論が飛び交った。

上記のようにコテンパンにやられたハート様だが、ケンシロウに「ブタ」と言われてもノリよく対応するなど紳士的な面もあり、ファンには人気のキャラである。
『北斗の拳』には他にも「あべし」など有名な叫び声が登場するので、どんなキャラが発したか調べてみるのも面白いだろう。

numan編集部

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