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ヤンデレ(やんでれ)

「ヤンデレ」の意味

精神的に病んでデレデレと惚れている状態。先行する“ツンデレ”からの派生で、 “病んでいるデレ”の略。“病んデレ”の意味。

相手への好意が強く高まり過ぎた結果、 病的に一途となり、さらには関係が壊れることを恐れるあまり 病んだような精神状態になってしまうこと。もしくはそうした精神状態を指す。

関係が良好な間は従順でおとなしく、素直。デレデレと甘えている状態だが、 強烈な嫉妬や独占欲を覚えると相手を束縛したり、 傷つけたり、時には殺害するなどの衝動的な行動で相手を独占しようとする。

ヤンデレの特徴は以下のとおり。
・特定の誰かを愛している。二人さえいれば、他はどうでもいい。
・愛する人のためには何でもする。守って尽くす。一見、献身的。
・愛する人がいなくなる(心が離れる)ことを何より恐れるが、 それ以外の他人からどう思われようが知ったこっちゃない。
・心が離れたと感じると豹変し、あの手この手で繋ぎ止めようとする。
・一言で言えば「愛してくれないなら一緒に死ぬ!」
・大抵は暗い結末を迎え、物語としてのハッピーエンドは少ないが、 本人にとってはそれも「知ったこっちゃない(はず)。

「ヤンデレ」の由来・元ネタは?

相手を想うあまり病んでしまうというキャラクターは、「ヤンデレ」という言葉こそ使われていないものの、古くは日本神話、ギリシャ神話等でも見られる。

「ヤンデレ」という言葉が使われるようになったのは2000年代以降であり、その先駆けとなったのはアニメ『School Days』のヒロイン・桂言葉(かつら・ことのは)。
他にもアニメ『未来日記』我妻由乃、『SHUFFLE!』芙蓉楓、『ひぐらしのなく頃に』園崎詩音など、2000年代中盤から後半にかけては「ヤンデレ」ヒロインが活躍する作品が生まれている。

一方、「ヤンデレ」男性キャラクターとしては、
『咎狗の血』のケイスケ、『るろうに剣心』の雪代縁、『ジョジョの奇妙な冒険』のヴァニラ・アイスなどがある。

⇒次ページ:病みを表す「ヤンデレ」と「メンヘラ」、その違いは?

「ヤンデレ」と「メンヘラ」の違いは?

「ヤンデレ」つまり病んでいるデレと、「メンタル(心)」の「ヘルス(健康)」に問題を抱えている人を指す「メンヘラ」とは、行動や思考が多くの点で似通っており、混同されることもある。

「ヤンデレ」は、相手への好意が行き過ぎた結果病んでしまう……つまり好きな相手が第一だが、「メンヘラ」の場合は自己を満たすために相手に依存する等、あくまでも自己が中心というところに違いがある。

「ヤンデレ」に関連する言葉 ツンデレ・クーデレetc.

ツンデレ⇒ツンツンと普段は冷たい態度をとっているが、徐々に態度が柔らかくなり、最後にはデレデレしてくれるようになるキャラクターのことを指す。

・クーデレ⇒クールなデレの略。 いつもは無口でクールなキャラだが、デレたときだけよく喋るといったギャップが特徴。

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numan編集部

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