『半妖の夜叉姫』第15話の謎。残る“りん封印”への疑問点…もろはの虹色真珠は誰の涙でできている?

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。1月16日に放送された第15話「月蝕、運命の惜別」では、理玖が18年前の殺生丸たちや犬夜叉かごめに何が起きたのか語りました。

とわせつなの母がりんだと判明したり、犬夜叉とかごめの行方がわかるなどようやく謎が解き明かされ始めた一方で、さらに疑問が深まる点も。今回は語り部となり過去を語った理玖の立ち位置や、りんが封印に至った経緯もろはの虹色真珠についての三点に着目し、謎に迫ります。

理玖は未来を知っている?敵か、味方か、それとも……

第15話では、理玖が語り部となり、殺生丸や犬夜叉たちに起きた過去の出来事を伝えました。あくまでもとわ・せつな・もろはに向けてではなく、視聴者に対してのみの説明だったよう。

これまでも、飄々とした態度や敵なのか味方なのか判りかねる言動で何者なのかと視聴者を惑わせてきた理玖ですが、親世代の過去を詳しく知っているとあり、余計にその謎が深まっています。

以前から理玖は海外の言葉を使っていたり、とわのスマホを見ても驚かなかったりと、現代からきている説が指摘されていましたが、ここにきてその説が濃厚なものに。

今回も、黒真珠を早く作れるようにしたり、かごめに天変地異が迫っていると教え殺生丸と犬夜叉が協力するよう諭したりと親切な様子でした。しかし言い換えれば、これから起きることを全て知っているために先回りして天変地異を阻止しようとしているかのよう。

さらに、妖霊星について「箒星」だとかごめに説明していましたが、この言葉は戦国時代にはなかったものだと言います。また、妖霊星が近づく周期が500年に一度であると断言しているのも、さらに500年後=現代で妖霊星が近づいてくることも知っており、とわたち夜叉姫と現代にタイムスリップして妖霊星を阻止するのではないかという考察も。

このように、天変地異を食い止めんとしていると見られるところから、実は味方なのではないかという見解が強まる一方で、陰から殺生丸と麒麟丸の後ろ姿を見て意味深に笑う様子は登場人物たちをうまく操り裏で糸を引く黒幕さながら。敵、ひいてはラスボスにもなり得るという意見も少なくありません。

また今回、18年前を「ついこの間」と表現していたことから、理玖が妖怪もしくは半妖であるという説も強まりました。果たして理玖は一体何者で、どんな目的を持っているのか……引き続き目が離せない人物です。

りん封印の謎。森の火事、邪見は?

そんな謎多き理玖からの解説により、とわとせつなの出生から彼女たちが離ればなれになるに至るまで、そして犬夜叉とかごめの行方が判明しました。

すべては殺生丸が麒麟丸の手から家族を守るためだったようですが……りんの封印については疑問が残っています。

いったい、いつどのタイミングでりんが封印されてしまったのか。森の火事よりも前のことなのか、後のことなのか。妖霊星やの脅麒麟丸の脅威から守るためだとしても、なぜ時代樹の中に封印という特殊な形をとる必要があったのか……。

時代樹への封印には夢の胡蝶との関わりも指摘されていますが、胡蝶に奪われたせつなの夢の受け皿として封印され、代わりにせつなが見るはずだった夢を見続けているのではないかという見方もあるよう。

せつなが夢を奪われたのは森の火事より後のことであるはずなので、そうだとすればりんが封印されたのは火事後の可能性が高そう。りん封印のカギは、夢の胡蝶について紐解かれることで見えてくるのかもしれません。

また、火事といえば第14話では是露がとわとせつなのいる森を焼くことを殺生丸が許可したかのような場面がありました。

今回第15話によれば、りんの出産後すぐに森に連れて行かれたとわとせつなは、結界の中で邪見に育てられていたはず。森にいて世話役を務める邪見がとわとせつなを守ってくれると信じて是露の言葉に頷いたのであれば、殺生丸のまさかの行動にも頷けますが……。邪見が殺生丸の娘たちを見捨てるとは思えませんし、火事の際に邪見は不在だったのでしょうか?

これまでに回想以外で登場していないことから、邪見の身にも何かが起きているのかもしれません。現在の行方も気になるところですね。

もろはの虹色真珠はかごめの涙でできている?

そして今回、犬夜叉の右目の黒真珠が、犬夜叉の母・十六夜の涙からできたものだと判明しました。

第10話では、虹色真珠が禍一族の宝だという情報も明かされましたが……その成り立ちは誰かの涙から、ということになるのかもしれません。

そんな中視聴者が注目したのは、かごめがもろはに託した紅の貝に、涙が落ちるシーン

貝の上に涙が落ちる意味深な描写から、もろはが持つ赤色真珠は、かごめの涙から生まれたものなのではないかという説が浮上しているのです。

以前もろは自身が赤色真珠は盗んだものだという旨を語っていたため真相はわかりませんが、犬夜叉の母から犬夜叉へ黒真珠、対して犬夜叉の妻から犬夜叉の娘へ赤色真珠、という図になっている可能性は高そう。視聴者としても、それはエモーショナルで嬉しい展開ですよね。

さまざまな疑問が解き明かされていく一方で、深まる謎も多い『半妖の夜叉姫』。今後も考察が捗りそうです。

半妖の夜叉姫|16話「もろはの刃」|予告

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numan編集部

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