福沢と乱歩が微笑ましい…!舞台『文豪ストレイドッグス序』探偵社設立秘話|公式ゲネプロレポート

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部屋一面に書類が敷きつめられている場面では、アンサンブルメンバーの全身に紙を貼り付けて表現。こうしたコミカルな演出は、演出・中屋敷法仁の得意とするところ。演劇の持つ虚構性を逆手に取り、大胆に遊んでみることで、舞台だからできる世界をつくり上げていた。

そんな遊び心溢れる演出を挟みながらも、事件現場である社長室から容疑者である殺し屋が拘束されている部屋へと移動する場面では、アンサンブルの動きだけで鮮やかに転換。

乱歩が「異能探偵」として覚醒するシーンは、アンサンブルを中心とした巧みなパフォーマンスで強いインパクトを残すなど、硬軟自在の演出で物語に緩急をつけた。
さらに、本作では、声を発するのは和泉と長江のみという実験精神溢れる演出が取り入れられている。これは演劇を愛する中屋敷法仁のこの時期だからこそできる新しい挑戦として受け取った。

秘書や江川などのキャラクターの声を担当するのは長江。舞台上でアンサンブルメンバーがそれぞれの役を演じ、長江がその場でアフレコをするように声を当てる。長江に課せられる負担は想像を絶するが、そんなハードルを乗り越えた先に生まれる熱量が舞台上から迸っていた。

さまざまなドラマを生んだ武装探偵社。その歴史は、福沢と乱歩の出会いから始まった。本エピソードはこの舞台版が初めてのメディアミックス化となる。やがて多くの人の運命を変えることとなる“始まりの瞬間”を、ぜひ見届けてほしい。

※公式HPでは、さらに舞台写真を公開中!

Ⓒ舞台「文豪ストレイドッグス序」製作委員会
文:横川良明
写真:宮川舞子

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