英米文学者による『約束のネバーランド』考察本が登場! 鬼のモデルは? タイトルの意味は?

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「鬼」たちの文化と社会を読み解く

『約束のネバーランド』の物語で極めて重要な役割を担っているのが、「鬼」と呼ばれる生物たちの存在です。
物語の中盤からは「貴族鬼」や「女王」など、一癖も二癖もある鬼たちが次々と登場してきます。
主人公のエマたちにとっては脅威になるけれど、どこか人間臭くて魅力がある――そんな鬼たちの文化や社会は、実は我々の現実世界から様々な着想を得ていると推測されるのです。

本書では、「鬼語のモデルと考えられる古代文字」「鬼たちの社会のモデルになった国とは?」「鬼たちの宗教『原初信仰』とユダヤ教・キリスト教の比較」など、様々な観点から「鬼」の設定の背景を解釈していきます。
そして、“約束”を司る存在の名前を表した「謎の文字」など、物語の根幹に関わる設定にも踏み込みます。
本書を読んだ後に改めて『約束のネバーランド』を読み返せば、様々な新しい発見を得ることができるでしょう。
6巻48話より  ©白井カイウ・出水ぽすか/集英社
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