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推しのために7kg痩せた!?みんなの“推し活”事情を大調査「生きる希望」「我が子のよう」

凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」において、マンガ好きの会員(※3,951名)を対象にした「“推し活”に関する意識調査」を行いました。

本記事では、推しの対象についてや推し活の内容、推し活のエピソードなど、“推し活”に関するさまざまなアンケートの調査結果をご紹介します。

※過去半年以内にマンガ作品を購入したブックライブ会員
(総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ)

推しの対象は?“兼ね推し”が主流

“推し活”に関する意識調査 画像1

“推し活”に関する意識調査 画像1

「あなたの推しの対象を教えてください」との質問に対し、1位「【2次元】マンガのキャラクター(もしくはマンガの世界観)」、2位「【2次元】アニメのキャラクター(もしくはアニメの世界観)」と、「マンガ好き」ならではの結果になりました。

また、回答者それぞれの推しの対象ジャンルを平均すると一人当たり2.45次元(※1)となり、「マンガキャラがイチ推しだが、それとは別に3次元でアイドルの推し活もしている」、「アニメのキャラを推しつつ、推しキャラに声をあてている声優も推す」など、複数ジャンルの“兼ね推し”が主流であることが分かりました。

(※1…マンガやアニメを推している回答者を「2次元」推し、アイドルや俳優など実在する人物を推している回答者を「3次元」推しとして、推し活をしている人々の推しの対象の平均次元を算出)

推し活の内容は?2次元推し、3次元推しの違いに注目

“推し活”に関する意識調査 画像2

“推し活”に関する意識調査 画像2

“推し活”に関する意識調査 画像3

“推し活”に関する意識調査 画像3

続いて、「あなたの推し活の内容を教えてください」という質問をすると、マンガ、アニメ、ゲームのキャラクターなど「イチオシが2次元」のユーザーは「関連グッズを買う」、アイドル、俳優、声優など「イチオシが3次元」のユーザーは「ライブやコンサートに行く(オンライン含む)」がそれぞれ最多となりました。

関連グッズやDVD、ブルーレイなど展開される商品の種類や数は、それぞれの「推し」のジャンルにもよるので一概には言えませんが、「2次元推し」は推しを象徴もしくは体現している「物を持つ」「3次元推し」は「実際に会う」という活動により、推しと接点を持つことを楽しんでいるようです。

“推し活”に関する意識調査 画像4

“推し活”に関する意識調査 画像4

さらに、推しの対象を答える質問で「マンガのキャラクター(もしくはマンガの世界観)」を選択したユーザーに、「ブックライブ」でどんな推し活をしているか調査したところ、「単行本・単話版があれば両方買う」と回答した人が36.6%いることが分かりました。

一般的に単話版は単行本よりも早く続きが配信されるため、「少しでも早く続きが読みたい」と思ったときに単話版を購入しますが、その後さらに単話版がいくつかまとまった「単行本」も購入する場合は、「少しでも多く推しの売上に貢献したい」という気持ちが強いのかもしれません。

推しからの供給にどんな気持ちになる?癒し、胸キュン、生きる希望etc.

具体的に「推し活」が気持ちの面にどのような影響を与えているかを調査しました。

「“推し”からの供給にどんな気持ちになりますか?」の問いに対し、1位は「活力・勇気」、2位は「癒し」、3位は「胸キュン」となりました。

「その他」の中には、「尊敬・崇拝・信仰」、「感謝」、「生きる希望」、「わが子のような気持ち」といった回答が見られました。

なお、2021年6月にブックライブの「マンガ好き会員」を対象に行ったアンケート調査では、コロナ禍において夏季ボーナスは減少ながらも「推し活」への支出は増加している傾向が分かっています

新型コロナウイルスの影響で推しのイベントが減ったことを受けて、推しを応援する気持ちでグッズ購入に力を入れた方や、もともと推しからもらっていた「日々の活力」や「癒し」といったものがコロナ禍という状況で一層強く求められるようになり、それぞれの支出の増加につながっていったのかもしれません。

“推し活”に関する意識調査 画像5

“推し活”に関する意識調査 画像5

推し活の思い出深いエピソードは?

ユーザーから寄せられた「推し活」の思い出深いエピソードの一部を紹介します。

★性格や趣味が変わったというエピソード
・休みの日は家に引きこもりってのが、休みの日は観劇! イベント! カフェ! など外に出るようになった。また、SNSや現地で友達も出来た。(イチオシ:舞台『刀剣乱舞』出演俳優)
・キャラクターの好きな物、食べ物等……それまで自分は特に好きでなかった物にまで推しが好きなら、と興味が持てるようになった。(イチオシ:『僕のヒーローアカデミア轟焦凍

★推しが生活の中心というエピソード
・引っ越しをして、部屋の色を四獣神の色でまとめようとした。京急線を眺められるマンションに引っ越した。 (推し:『鬼滅の刃』、四獣神、京急線)

★推しのために自分を磨くというエピソード
推しの誕生日までに痩せたくてダイエットで7kg痩せた(現在もダイエット中!)(イチオシ:「SnowMan」岩本照くん)
・推しの体格に憧れて筋トレを始めたため、健康な生活を送れるようになった。(イチオシ:『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍)

★交友関係が充実したというエピソード
・ 同じ推しの仲間や友人と出会えて、一緒にイベントに行けるようになったのが嬉しかった。(イチオシ:マンガ家の峰倉かずやさん
推し活をしていなければ絶対出会わなかった友達たちに出会えた。そして一緒に推し活ができている。 (イチオシ:嵐)

★推しに対する気持ちがあふれ出たというエピソード
・1999年12月31日の解散ミサで閣下の涙を見た。去っていくその御姿に向かって「愛してる!」と叫んだ。誰かに対して「愛している」と言ったのは(その時が)初めてであり、以降も無い。(イチオシ:デーモン閣下)

推し活の楽しさがわかるマンガ3選!

1.【推しが毎日に活力をくれる】タイムスリップオタガール
『タイムリップオタガール』画像

『タイムリップオタガール』画像

(C)佐々木陽子/COMICポラリス
作品内容:全力でオタクを生きる女子・城之内はとこ(30)。コミュケの帰り道、同人誌と共に電車に轢かれた彼女は不思議なタイムリープに巻き込まれる。その後、なんやかんやあった末にはとこが行き着いたのは……1996年!? アラサーから圧倒的共感の嵐! 30歳からはじまる<オタク人生やり直し>ストーリー!

【書店員えい子コメント】
タイムリープで中学生に戻ってしまい大好きな同人誌を失ったことで、一時は悲観的になっていたはとこ。しかし、忘れかけていた「マンガ家になる」という夢を思い出したことをきっかけに、ポジティブに自分の人生をやり直すことに!いじめられたり、むずかしい授業も推しへの愛や妄想で解決していくエネルギッシュな姿を見ると、大好きなものが日々の原動力になることを実感します。
君がどこでも恋は恋』(沙嶋カタナ/祥伝社)でも、推しとの出会いをきっかけに一人暮らしやイメチェンに挑戦し、人生を変えていく主人公が描かれます。推しとの出会いが、自分の人生をより良くするための大きな岐路になったという人も多いのではないでしょうか。

2.【仕事で疲れる日々、推しが癒し】おじさんはカワイイものがお好き。
『おじさんはカワイイものがお好き。』画像

『おじさんはカワイイものがお好き。』画像

(C)ツトム/COMICポラリス
作品内容:イケメンで仕事もデキる小路課長のひみつ。それは「カワイイキャラクター」に目がないところ! でも、そんなこと、部下のみんなには……言えない―――! (><)
世を忍び、カワイイものを愛でるおじさんの日々の葛藤を描く、「ヒミツのおじかわ」コメディ。小路課長の明日はどっちだ!?

【書店員えい子コメント】
仕事で周囲から頼られて、なかなか素を出せない課長。けれど、家に帰れば推しキャラクターのパグ太郎のグッズに囲まれてとろとろに癒され、またキリッと明日の仕事に向かっていく……。気を張ってばかりで好きなものを好きと言い出せない課長だからこそ、パグ太郎への大きすぎる愛情を爆発させられる瞬間はまさに至高の時間。うっとりした表情に注目です。
他にも、『トクサツガガガ』(丹羽庭/小学館)や『ジェンダーレス男子に愛されています。』(祥伝社/ためこう)など、疲労困憊した主人公が推しに癒されて元気になる作品は多く、忙しく隙のない日々を過ごす現代人にこそ、プライベートでは疲れを癒すオアシスのような推しを見つけてほしいものです。

3.【推しにひたすら胸キュン!】推しが我が家にやってきた!
『推しが我が家にやってきた!』画像

『推しが我が家にやってきた!』画像

(C)慎本真/COMICポラリス
作品内容:「結婚を前提に、俺と付き合ってください!」、長年の「推し」俳優・さっきゅんからプロポーズされたすみれの運命は……!?
「好きだけど、推しだけど、なに言ってんの!?」、ファンの守るべき一線を越えないように必死のすみれと、ぐいぐい来る推し・さっきゅんとの日常。推し芸能人に溺愛されちゃう、ハッピー500%ラブコメディ!

【書店員えい子コメント】
本気で推しに恋してしまう、いわゆる「ガチ恋」。不毛な恋だとわかっていながらも、好きでいられるだけで幸せ……。と思っていたのに、いざ推し俳優が目の前に現れて熱烈にプロポーズされた……!? ときめきが止まらない気持ちと、「推しとファン」という関係性を守りたいというポリシーの間で大いに揺れ動く主人公。推しが与えてくれる胸キュンをゼロ距離で食らってしまう、夢のような体験を味わえます。
顔だけじゃ好きになりません』(安斎かりん/白泉社)『推しが大家で私のファンで!?』(アメヤゆうり/講談社)など、大好きな推しに急接近してしまう作品は数多くありますが、いずれも「ファン」としての立場から、喜ぶどころかまず戸惑ってしまう様子がリアル。世界で一番好きな人からのファンサ、尊すぎてまさに致死量なのですね……。

また、今回ご紹介した作品以外にも、2021年8月現在、ブックライブでは「推し」を愛で、「推し」に生きる人々を描いた「オタク」タグのついたマンガを400作品以上配信中です。現在「推し」がいる人はより共感できること間違いなし。
推しがいない人も、推し活の様子を楽しめるマンガを通して、疑似推し活を楽しんでみてください。

【調査概要】
・調査タイトル:「推し活」に関する意識調査
・調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・調査対象:過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したブックライブ会員
・有効回答数:3,951名
・調査時期:2021年7月16日~7月18日
【総合電子書籍ストア「ブックライブ」について】
ブックライブは、凸版印刷グループの総合電子書籍ストアです。2011年よりサービスを開始し、マンガ、書籍、ラノベ、雑誌など、国内最大級の品揃えを誇ります。読者の利便性を最優先に、いつでも、どこでも簡単に楽しめるサービスを提供しています。

●総合電子書籍ストア「ブックライブ」 https://booklive.jp/
●公式Twitter https://twitter.com/BookLive_PR

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numan編集部

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