空に浮かんだ島でクラフトや農業を楽しむゲーム『Solarpunk』のクラウドファンディングが開始。マルチプレイにも対応予定で、製品版では日本語も収録される見込み

ドイツに拠点を置くCyberwaveは5月31日（水）、同社が開発中の一人称視点のサバイバルゲーム『Solarpunk』に関するクラウドファンディングキャンペーンをKickstarterで開始した。Kickstarterページの記載によると、本作はPC（Steam）だけでなくPS、Xbox、Nintendo Switchなどコンソール機への対応を主要な目標としており、対応予定の言語には日本語も含まれている。

また今回の発表に合わせ、ゲームの内容を紹介する新規映像も公開された。

『Solarpunk』のなかでプレイヤーは、空の上に点在する浮き島で資源を集め、農作物を育てたり、飛行船や農業用ロボットなどのガジェットを開発したりしながら世界を冒険する。本作の特徴として、太陽光／風力／水力といった自然エネルギーを利用したエネルギーシステムの採用が挙げられる。

本作はマルチプレイにも対応しており、フレンドと一緒に作業をしたり、洞窟を探検したりすることができるようだ。

（画像はSolarpunk - Reveal Trailer|Youtubeより）

（画像は『Solarpunk』Steamストアより）

Steamストアの記載によればプレイヤーが作中で作ることのできるガジェットにはそれぞれ対応するエネルギーシステムが存在しているとのことなので、それぞれの発電方法に即した個性を持ったガジェットの登場も期待できそうだ。

（画像は『Solarpunk』Steamストアより）

（画像は『Solarpunk』Steamストアより）

Kickstarterの記載によると、本作は2024年の1～3月にアルファ版、7～9月にはアーリーアクセス版の配信をそれぞれ予定しており、2024年内の正式版リリースを目標としているとのこと。

（画像は『Solarpunk』Kickstarter支援受付ページより）

今回発表された、クラウドファンディングにおける主なラインナップは以下のとおり。なお、記載された金額は執筆当時の為替レートに基づく。

Digital Standard Edition　25ユーロ（約3755円）以上

・ダウンロード版『Solarpunk』
・PC（Steam）向けアーリーアクセス版
・クレジットへの名前表記
・公式Discord上でのスペシャルな役割
・デジタル壁紙セット

（画像は『Solarpunk』Kickstarter支援受付ページより）

Early Bird: Digital Deluxe Edition　35ユーロ（約5257円）以上
（Early Birdは「早割」を意味する単語で、一時的に価格が安くなっていることを表している。Kickstarterページの記載によれば6月2日の午前4時ごろまでの期間限定とのこと）

・Digital Standard Editionに含まれる内容
・デジタル版のメインテーマ
・Kickstarter限定の特別なゲーム内アイテム（斧、つるはし、ハンマー、ジョウロ、クワ）
・PC(Steam)向けボーナスゲーム『Stranded Sails』
・PC（Steam）向けボーナスゲーム『Hourglass』

（画像は『Solarpunk』Kickstarter支援受付ページより）

Alpha Access Edition　60ユーロ（約9011円）

・Digital Deluxe Editionに含まれる内容
・PC（Steam）向けアルファ版へのアクセス権
・公式Discord上で特別なアルファ版グループへ招待
・ゲーム内クレジットに「アルファテスター」の表記が追加

（画像は『Solarpunk』Kickstarter支援受付ページより）

そのほかにも、フレンドと一緒に本作のアルファ版へアクセスする権利など多彩なラインナップが存在する。興味のある方は一度Kickstarterの支援受付ページを確認してみても良いかもしれない。

ちなみに、本作はすでに当初の目標額である3万ユーロ（約450万5218円）の支援を達成しており、今後ストレッチゴールなどを発表していくようだ。

（画像は『Solarpunk』Kickstarter支援受付ページより）